
同じ西表島なのに船でしか行けない「船浮集落」。その集落でも人気の「イダの浜」ですが、時間に余裕がある方は、干潮時なら是非とも岩場を歩いてみて下さい。海に向かって右の岩場。かなり面白いです。特に「地層フェチ」や「岩マニア」には最高ですw(私はそっち系ですwww)

潮が満ちると岩場を歩くのも厳しいですが、干潮時なら岩場の中に砂地もあって、比較的歩きやすい。その岩場も与那国島のサンニヌ台の様な直線的なものが多く、中には巨大なさいころのようなキューブ状のものも。

特に序盤にあるこのキューブ岩。斜めになって岩場に引っかかり、「落ちそうで落ちない岩」的な感じで超面白い。しかも単なる岩ではなく、地層がそのまま落ちてきた感じで、まるでミルフィーユ(笑)。特に岩の先まで行って、振り返るとその岩の先にイダの浜が望めるアングルがおすすめ!「転けない」感もこのアングルならさらに!!

この岩場には他にも同じような四角い岩があって、こんな珍しい景色は他では見たことありません。しかもどの岩もいい感じで転けそうで転けない斜め具合がいい感じ。そしてその斜めってる岩は、ほとんどがこの地層を伴う珍しい岩。

この珍しい岩のそばにある崖を見ると、その斜めの岩の理由が分かります。まさにその崖から落ちてきた岩。同じ地層が崖にもあるんです。中には崖にぽっかり穴が空いていて、その下にはまさにその穴と同じ形の岩が落ちていたりします。どうやればこんなに見事に四角い形で落ちるのか謎ですし、落ちても破損すること無く四角さを保っているのも驚きです。地層フェチ、岩フェチにはこのエリアはホントに楽しいです!

しかもその地層や岩の先まで進むと、なんと!プライベートビーチが!?通常はカヤックツアーで来るビーチのようで、行ったときはちょうどツアーガイドさんが来ていました。でも干潮時を狙えば、イダの浜から先の地層経由で簡単にたどり着けます。しかも先を見るとなにやら洞窟的な穴も!!!

岬の先端にある岩場ですが、洞窟状になっていて、そのまま穴を抜けるとイダの浜とは反対側の内離島側に出ることができます。穴の先にも砂浜もありますが、基本的にごつごつした岩場で、歩いて先まで行けないことも無いですが、この洞窟まででお腹いっぱい。先の「地層」や「転けない岩」、そして「洞窟」で満腹必至です(笑)。
最初は、帰りの船までの時間調整で散歩した岩場でしたが、こんなに面白かったとは!もちろん行くにはマリンシューズのような岩場でも滑らない履き物が必須ですが、船浮で時間が余ったら是非ともこの岩場の、せめて途中の「転けない岩」まで行ってみましょう^o^/
ちなみに「転けない岩」は絶妙なバランスを保っているので、岩の上に乗るなどと行ったそのバランスを崩すような行為は絶対に止めましょう!!!
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