
今のGoogleMapには載っていませんが、以前のゼンリン版のGoogleMapには載っていた石垣島の「砂の道」。川平湾にあるスポットですが、一般的な川平公園とは対岸にある「川平小島」へと繋がるまさに砂の道です。潮の干満で歩いて川平小島に渡れるもの。なので潮ができる限り引いた時間を狙って行ってみました!
砂の道への入口は川平湾展望台脇の坂の先
「砂の道」はほぼ観光されていないので、その存在もわかりにくいですが、でもその入口がある場所は観光化された場所でわかりやすいです。川平方面から吉原・米原方面へ向かうと最初にある展望台と駐車場。その右脇の坂道を下った先に、砂の道への入口はあります。ただその坂道は先に何があるかわかりませんし、道が細いので普通はその先に行こうと思いませんよね。でもその先には川平小島へ渡ることができる「砂の道」があるという訳です。
海までは結構な下り坂!しかも悪路?

その坂道は序盤こそ綺麗に舗装されていますが、坂を下っていくと徐々に道が荒れて悪路になります。でも車1台は十分通ることができる幅ですし、行き止まり部分でも何度か切り返しは必要ですが転回もできます。まぁバイクで行くのが一番無難かな?そして駐車スペースから林を抜けるとその先には川平湾が望めます!
潮位50cmだと「砂の道」ではなく「砂の大陸」だった!

「砂の道」というぐらいなので、潮が相当引かないと出てこないものと思っていたら、潮位50cmでこの状態。「砂の道」ではなく「砂の大陸」でした。他にも潮位70cmぐらいの時も行きましたが、同じような状態。絵に描いたような「砂の道」は、逆に潮がある程度満ちているときなのかもしれませんね。でも砂の大陸状態でも、その砂の道の跡が残っていて、うっすらラインが出ています。50cm・70cmでダメだったので、今度は1mの特にチャレンジしてみたいと思います^^ゞ
大きな干潟は西表島のような様相!

そーいえば石垣島で干潟って名蔵湾ぐらいですが、あそこも気軽に下りることができませんよね。西表島の船浦湾のように気軽に干潟遊びができる場所。まさにこの砂の道は潮が引きすぎるとそんな体験ができる場所です。広大な干潟は生物の宝庫。ただ西表島のようにコメツキガニの大群は望めませんでしたが、粘ればいろいろな生物を楽しめるかもしれませんね。砂の道は望めなくても、干潟を楽しむなら潮が大きく引いたときが良いかもしれません。
川平小島に簡単に渡れます

川平小島までは、最短だとわずか50m。でも砂の道を辿っていくと300mぐらいはありそうですが、砂地なので歩くのは簡単です。なので川平小島上陸は気軽にできちゃいます。川平小島からは正面に川平公園が望め、いつも見ている側を対岸から見るのもおつなものです。また川平小島側は浅瀬になっていて、透明度が高くその光景もなかなかいい感じ。ただしあまり沖に行くと、いきなり「ドカン」と深くなっているので要注意。あまり川平小島から離れないことがおすすめです。
川平湾に飽きたら砂の道を探しに対岸へ行こう!
衛星写真で見るとわかりやすいですね。川平小島へと渡れる「砂の道」。川平小島のビーチつたっていけば、かなり川平公園近くまで行けますが、いかんせん日影皆無なので猛烈に暑いです。さらに砂地で照り返しも強烈なので、川平小島に渡っても最初だけで引き返すのがおすすめです。ちなみに川平湾は流れが複雑かつ速いので、ぜっっっっったいに泳いじゃダメですよ!!!