おそらく2013年、沖縄近海で最強になるであろう台風27号。
本来なら10月も後半になると台風シーズンも終わっていわゆる「ベストシーズン」になるので、毎年この時期に多くの離島に足をのばすのですが、2013年もその予定だったものの・・・
まさに10月後半は台風27号のせいで大荒れ必至。
でも私の座右の銘でもある「やらずして後悔するよりやって後悔する」。
---行きの船の中---
とりあえず離島行きの船に乗ってみました^^ゞ
このブログはまさに台風27号が来ている10月21日の週にリアルタイムに綴ったものです。
でも本来の予定とは大幅に変更せざるを得なくなったのは事実で、当初は沖永良部島に行く予定でしたが中止。合わせて行く予定だった与論島だけは決行したものの、那覇発の船は与論島に寄港するものの、既にその行きの船でも沖永良部島は条件付きでの寄港なのでもしかすると沖永良部島には行けなかった可能性もありました。
また与論島から那覇に戻る翌日の船も条件付き寄港とのことなので、万が一の場合は与論島へ行っても戻れない可能性もありました。
ただ与論島へ行った日に関しては帰りの船は出るはずなので、最悪の場合は那覇から船で与論島日帰り(笑)。滞在時間わずか2時間強。
ギャンブルで与論島に1泊するか、はたまた無難だけど超慌ただしく2時間強だけ滞在するか???
行きの船で悩みに悩んでいます^^ゞ
悩むなら行かなきゃ良いのに?って思われるかもしれませんが、どうしても台風26号の影響をこの目で見たかったし、島の人から直接話を聞きたかったので、その最悪2時間強でもどうにかなるかと思って決行しました。
まさに「やらずして後悔するよりやって後悔する」です^^v
でも与論島に泊まって帰りの船が欠航や寄港しなくても丸々1週間船が来ないってことは無いと思いますので、割り切って島でのんびりするってのも有りだとは思います。
とりあえず船の中で考えます^^ゞ
ちなみに行きの船は思ったほど揺れませんでした。まぁ台風の時ってまさに「嵐の前の静けさ」になるので、行きが穏やかでも帰りがどうなるかはわかりませんからね〜^^;;;
ちなみに沖縄から与論島に行くには船で片道5時間弱かかりますが、それでも早朝に出て昼前には着きます。そして与論島から沖縄までも5時間弱かかりますが、こちらは午後2時過ぎに船が出るので理論的には日帰りも可能(笑)
・・・往復10時間近くかけて島に2時間しか滞在できませんが^^ゞ
でも最悪の場合、それもありかな?と考えていました。っというのも行きの船の中で序盤は大した揺れがなかったのですが、辺戸岬を越えたあたりから猛烈に揺れが激しくなってきました。冬などで海が荒れた分にはそんなに気になりませんが、台風がまだ来ていない段階でこの揺れってことは、翌日はさらに荒れるということなので、翌日の船は厳しい可能性も。
しかも翌日になると与論島と沖永良部島は「抜港」と呼ばれる着岸せずに通り過ぎられることもありますので、そうなると次の船まで数日はかかる可能性も出てきます。
徐々に与論島日帰りが現実を帯びてきました。最初は冗談のつもりでしたが・・・
そして与論島に着く直前に念のため日帰りで帰ることができる船会社に連絡したところ、今日の時点でかなりギリギリの状態とのことが判明。ってことは翌日はもっと状況が悪くなるので、ここでついに決断しました。
往復船で10時間かけて与論島日帰り(T_T)
しかも島滞在2時間。
やりたいことはいっぱいあったのに・・・
とりあえず今回のメインは台風26号の影響を自分の目で見て、耳で島の人から聞くことなので、まぁこの2時間でもどうにかなると言えばなりますが、せっかくのんびり島で過ごしたかったのにこれではね。
でも背に腹は代えられません(/_;)
初の与論島日帰りを決断して島に降り立ったのでありました。
---与論島にて---
とりあえず島の人と話をしました。
やっぱり同じように明日以降の船は厳しいとのこと。
ってことで初の与論島日帰り決行。
最初はレンタバイクでも借りて足早に島巡りをしようかと思いましたが、そのレンタバイクまで往復する時間ももったいなかったので・・・
走っちゃいました^^ゞ
まぁヨロンマラソンなどで与論島の地理は頭に入っていますので、帰りの船までの時間で行ける範囲もわかりますし、帰りの船でも長距離フェリーなのでシャワーなどの設備もあるので走り終わった状態で乗船しても全然問題なし!
しかも与論島一周21km。ハーフマラソンの距離。
本気で走れば1時間20分だけど、普段のトレーニングでも1時間半で走ることが出来るので、その2時間でもどうにかなりそうでした。しかも時間的にヤバければショートカットすればいいだけなので、まぁなんとかなるかと。
しかも海が荒れているので帰りの船もかなり遅れている模様なので、その遅れも考慮するとどうにかなるかと思いました。
そして島ラン。
めっちゃ風が強かったです。
でも向かい風もあれば追い風もあるのが島周回コース。結局、21kmを走りましたがタイム的にはかなり速かったですね。でも途中途中で立ち止まったりしたので、結果的に時間はかかっちゃいましたが、でも帰りの船まで焦る感じではありませんでした。
そういう訳で与論島へ船で往復10時間もかけて島一周ランニングだけして島を後にするのでありました^^ゞ
もちろんそのランニングの途中で各地を撮影してきましたので、後日、与論島レポートとしてお届けできればと思います。
ちなみに最初の予定は沖永良部島に1泊、与論島に1泊の2泊3日ののんびりプランでしたが、その後、与論島1泊に修正し、最終的には与論島日帰りへ。
まぁこれ以上は「中止」しかなかったので島に渡れただけ良かったですが、それでも往復10時間のロスは大きいですね。もちろん日帰りでの運賃も高額!
大人買いっていうか大人旅って感じかな?
でも二度としたくない贅沢でしたけどね〜^^;<与論島へ船で日帰り
ちなみにこの時の与論島の様子はこんな感じでした。2013年の台風は去年以上に強力だった模様で屋根がない建物が至るところで見られました。でも去年の台風の際は屋根だけじゃなく建物そのものが無くなっていたのが多かったので、そういう意味では去年の方が強力だったのかな・・・
---その後の離島行きまで---
ちなみに沖永良部島と与論島のあとも続けて他の離島へ行く予定でしたが、こちらの予定も沖永良部や与論同様にスケジュールは白紙。
でもその与論島からの帰りの船の中できっちり計画を立てて、交通や宿の予約まで船の中からネットでやっちゃいました。さすがにカード決済だけはセキュリティ上、船の中ではやりたくなかったので、予約のみを船で行い、那覇の家に戻った後に決済しましたけどね。
さすがに船の中のしかもセキュリティのかかっていないネットでカード決済はね〜^^;
ってことで与論島から那覇までの5時間の船の中でとりあえず次の離島行きのスケジュールを決定しました。
こちらも当初は週末の予定だったものを台風が来るまでに前倒ししたので、事前に計画したスケジュールは全く使えなくなりましたけどね。
しかも与論島から戻った翌日にもう出発するので、那覇の家に戻ってからも大変忙しかったです。しかも翌朝のランニングはかかせなかったので、この与論島から戻ってから猛烈に忙しかったです。
でも無事に次の目的地へ出発できたので良しとします。
そしてその次の目的地とは・・・まぁここまでの話で飛行機で行く島というのはおわかりかと思いますが、その2択のうちどっちかと言うことになりますよね。
でも正解は「どっちか」ではなく「どっちも」なんですけどね〜(笑)。
しかも変な方法で「どっちも」行こうと思いました^^ゞ
まずは那覇にちょっとだけ近い方へ。
---次と次の次の離島までの往来方法---
もちろん間際にチケットを取っても変更しても全然問題ないスカイマーク離島便利用です^^v
石垣島か宮古島。
でも先の話のように「どっちも」となるとちょっと技があって、必然的に先に「宮古島」になってあとに「石垣島」になっちゃうんですよね。
その技というのは・・・
「スカイマーク宮古便で那覇空港トランジット石垣島行き」
つまり那覇から宮古島までスカイマークで行き、宮古島から那覇まで戻って、那覇空港でトランジットして石垣島行きのスカイマークに乗るってこと。まぁRACの宮古〜石垣直行便を使えばいいのでは?って思われますが、間際だと12000円もしますし便の選択肢も少ない。スカイマークだと片道5000円なので2本乗り継いでも10000円なので2000円も安い!もちろん時間は倍かかりますが、スカイマーク宮古便の夕方那覇着便だと那覇空港で40分のトランジットで石垣便に乗れるんですよね。
しかもこれ以外の時間帯、ならびに逆の石垣から宮古へのトランジットでは待ち時間が何時間も生じてしまうのですが、この宮古の夕方便から石垣の夜便に乗り継ぐものだけは短い時間なので、一度やってみようと思いました^^v
>SKY548宮古17:40→那覇18:30〜SKY569那覇19:10→石垣20:10
でもRACでも「宮古17:25→石垣18:00」という便もあったんですよね〜。このトランジットの際に知りました(笑)。まぁ普通はこのRAC便を使うと思いますが、RACはプロペラ機で欠航リスクが高いし、何より荷物制限があって折りたたみ自転車は実質持って行けない。といっても今回は折りたたみ自転車を持っていきませんでしたが、先の話のように台風が来ている時のプロペラ機便はあまり利用したくないですからね。
ちなみにこの宮古〜石垣便も与那国便どうようにジェット機は撤退し、今はプロペラ機のみの運航になっています。ジェット機なら荷物の制限もプロペラ機ほどは無いんですけどね・・・
そんなこんなで今回はスカイマークをフル活用して宮古島へ行き、那覇空港でトランジットして石垣島へ行くことにしました。ちなみに石垣島から那覇に戻る便だけは予約せずにあとは現地の状況次第で決めようと思いました。っというのも台風が沖縄に接近して那覇に戻るに戻れない状況になることもありましたからね〜。何よりスカイマーク離島便は一律5000円なので予約無しでも空席があればすぐに乗れますので、特に予約しなくてもどうにかなるとは思いますしね〜。
---宮古島へ---
その宮古島行き。
実を言うと・・・
「日帰り」です(笑)
与論島以上に贅沢な日帰り。なにせスカイマークでも往復1万円もかかりますからね〜。
でも滞在時間は約7時間、まぁ帰りの便の手続きなどを入れると6時間強かもしれませんが、これだけあれば十分宮古島を一周できますからね。といっても今回の目的は特に観光する訳ではなく、いろいろ確認したいことがあったので日帰りにした次第です。それに今回は泳ぐつもりが無かったので、純粋に移動だけを考えると6時間もあれば十分ですからね。
ただ私の場合、空港から平良市街まで「歩き」なので、その時間も往復で1時間強必要なので実質5時間しかありませんが^^ゞ
今回は宮古島南部を中心に回って池間などの北部には行く予定ではなかったので、この5時間でも十分かな?もちろん宮古島巡りは「レンタバイク」でさすがに「ランニング」や「自転車」では広すぎるので無理です^^;
つまりのところ、那覇から宮古島へスカイマークで日帰りし、そのまま那覇空港で石垣便にトランジットするので、なんと1日に3便もスカイマークに乗ることになります^^ゞ
まぁ特に恩がある訳じゃないのですが、なんか離島行にはスカイマークを使いたくなるんですよね。
ちなみにスカイマーク宮古便は朝の便と夕方の便の2往復に減便されてしまいましたが、でもその2便を使えば十分日帰りも可能なんですよね。しかも石垣と違って宮古は空港までのアクセスがそんなに悪くないので、石垣よりも日帰りはしやすいと思います。時間が合えば宮古空港〜平良市街までのバスもありますしね〜。
先の与論島へ船で日帰りと合わせて、スカイマークで宮古島への日帰りを私が実験して来れればと思います。まぁ与論島への船での日帰りは先の話の通り、他にはおすすめできませんが(笑)。
ってことで空港到着してそのまま駐車場を素通りして平良市街へと歩いていきます。といっても平良中心街まではさすがに遠いのですが、今回はレンタバイク屋がある比較的空港に近い(といっても片道4km)ところだったのでまだマシだったかな?いつもは西里通りのレンタバイク屋さんを利用するのですが、今回は平良市街に宿泊しないので空港に近い方がいいかな?って思いました。
もちろんレンタバイクの中には空港まで送迎してくれたり空港までバイクを持ってきたりしてくれますが、私がいつも利用するのも今回利用するのも1日2000円と格安ですからね〜。下手なレンタサイクルとそんなに変わらない値段なので宮古島ではついついレンタバイクを利用しちゃいます。何より宮古はアップダウンがそんなに無いですし景色が開けている道が多いのでバイクで風を切りながら走るのは気持ちいいですからね〜。
しかーーーし、今回は台風。気温が高いものの風が強いのでめっちゃ肌寒かったです。日差しがある時はまずまずの感じですが、日が陰るとめっちゃ寒かったです。まさか鼻水を流しながらこの時期のバイク移動になるとは・・・
ちなみに巡ったルートは与那覇前浜〜来間島〜シギラ〜保良泉〜比嘉って感じで、東平安名崎へは行きませんでしたが宮古島南部をぐるりと一周した感じ。
途中、何カ所か立ち寄りましたが、合計で4時間ぐらいかかったかな?5時間強の中だったのでまぁそこそこ余裕があったって感じだったかもしれません。ただ池間島や西平安名崎まで行ったらギリギリだったかな〜?5時間だと。
でもスカイマークでの日帰りでも十分宮古島は楽しめると確証しました^^v
とかく送迎着きのレンタカーならさらに効率的に時間を利用できると思いますので、それなら池間も含めて丸々宮古島一周も出来たでしょうね。
那覇からだと日帰りで往復1万円。
でもスカイマークなら当日予約でも乗れると思いますし、当日空港へ行っても大丈夫だと思いますよ。
もちろん連休中や夏の週末だと厳しいかもしれませんが、それでも事前に予約しても変更が自由なチケットなのでとりあえずいつ行くかは決めないでチケットだけとってあとは変更で調整するなんていいかもしれませんね。
与論島は時間的に厳しいけど、宮古島日帰りなら那覇ステイの沖縄ツアーでも十分楽しめると確信したのでありました^^v
那覇ステイの沖縄旅行へお越しの方で1日フリーになる方は是非ご検討ください(笑)
---那覇空港トランジットで石垣島へ---
宮古島は日帰りだったので島巡りを終わったら宮古空港までまた歩き。
それにしても那覇ではそんなに風が強くなかったのに、与論島でも今回の宮古島でも台風から那覇より離れているのに風が強かったです。でも与論はほとんど曇っていましたが、宮古は半分は晴れていたので良かったですけどね。
帰りの空港までの歩きも良い天気で、しかも追い風だったので歩くのは楽でした^^ゞ
そして空港。
さすがに宮古島から那覇空港でトランジットして石垣島へ行くというのはスカイマークも想定していなかったようで、自動チェックイン機では宮古島から那覇までしかチェックインできず、宮古空港で石垣便へのトランジットの手続きはできませんでした(笑)。
いかに変わったこと(想定外のこと)を私はしていたんでしょうね〜^^;;;
結局、カウンターで手続きをして搭乗ロビーへ。
そこで同じ時間のRAC便の宮古島から石垣島への便があるのを発見してしまいました。しかも台風の影響で強風が吹き荒れる中、通常運行。まぁ強いて言えば多少の遅延はあったようですし、そもそもRAC便はバスや徒歩搭乗なので、スカイマークのようにボーディングブリッジでの搭乗はできませんからね。とかく暴風や雨の時なんかはこの違いは大きいな〜。
でもスカイマークで那覇空港乗り継ぎだと時間は倍以上かかりますけどね(笑)。宮古島から石垣島まで行くのに。
しかも那覇空港でのトランジットも、他の便が遅れていたために、本来、乗ってきた機材でそのまま石垣島へ行けたところが、急遽使用機材ならびに搭乗口が変更になってしまいました。
本来は那覇空港のボーディングブリッジでの石垣行きへの搭乗だったのに、LCCと同じバス搭乗。しかももろにLCCと一緒の時間だったので、搭乗ロビーにLCC利用客でごった返していました。
ツイッターでもつぶやきましたが、LCC利用客のマナーの悪さには開いた口がふさがりませんでしたよ。
那覇空港1階の搭乗ロビーの床に座るわ、酒盛りするわ、騒ぐわ、大音量で音楽をまき散らすわ、ひどいものでした。
スカイマークでもフルキャリアの乗客で那覇空港でこんな光景は見たことありませんでしたからね。以前は私もLCCを利用しましたが、一度フルキャリアに戻るとこの客層もあってLCCには戻れませんね。
まぁ何より東京だと成田空港まで行かされることに抵抗があるので、やっぱり羽田空港発着の方が便利ですからね。電車での移動時間やコストのロスもさることながら、飛行機の前後の無駄な移動ストレスが成田だと羽田より大きいですからね。それに加えてこのマナー・・・
今回はスカイマーク利用でたまたまバス搭乗になって運が悪かったのかもしれませんが、もうこの1階搭乗ロビーでLCCと一緒に時間帯には行きたくないものです(/_;)
そんな感じで那覇空港でのトランジットはちょっといろいろありましたが、搭乗ロビーの中で完結できたのでロスは少なく宮古島から那覇空港経由で石垣島まで行けました。
ちなみに石垣空港到着時間とバスの時間が5分しかなかったのですが、空港ダッシュしてどうにか1分前に乗れました^^ゞまぁもう15分待てば次のバスがあるのですが、夜遅くなるとこの15分も大きいですからね。
それにしても1日で那覇の家からバスで那覇空港へ行き、宮古島へ飛んで、宮古島巡りをして、宮古島から那覇空港へ飛んでトランジットして石垣島へ行き、バスで石垣市街へ。
内容の濃い1日でした^^ゞ
まぁ那覇空港でトランジットせずに一度那覇の家に戻っても良かったのですが、なんとなく石垣島の宿に泊まりたかったので今回はそうした次第です。
---石垣島の次は西表島---
石垣島の朝。
台風は沖縄本島に接近中でしたが、石垣島はすっきりとした天気ではないものの風は本島や宮古ほどは強くありませんでした。まぁ台風の場合は急に状況が変わるので油断は出来ませんが、当初の予定通りにこの日は石垣島の先の離島へと行くこととします。
西表島へ。
でも本来は上原港から西表島入りしたかったのですが、さすがに台風の影響を最も受けやすい上原便なので鳩間便とともにこの日も欠航。まぁ西表島は欠航しにくい大原便もありますし、今回の目的は大原側だったので構わないのですが、ホントは・・・
上原港入りして大原港までランニング予定でした(笑)。
距離にして32〜33kmありますので、マラソンシーズンピークとしては良い距離なんですよね。しかも1本道なので迷うことはないですからね。まぁアップダウンは結構あるものの、山を越える訳じゃないので離島の場合はそんなに坂は長くなりませんので問題ないと思って計画していました。
ただ上原便が欠航になったので大原便での西表島入りになったので計画は中止。
・・・それでも走ります^^ゞ
当初は由布島まで行って戻る25kmぐらいのコースを考えていましたが、正直、由布島にはあまり興味なし。結局、久しぶりに行ってみたかった南風見田の浜と横断道途中の仲間川展望台まで往復すれば21kmぐらいにはなると思いましたので急遽予定を変更。しかも当初の30km超が20km超になったので、1便早い船で石垣島に戻ろうと思いました。もともと西表島は半日滞在の予定でしたからね。ただその急遽決めたコースの距離が全くわからなかったので、その1便早い船に間に合うか否かの確証はありませんでした。
---西表島で島ラン---
大原港から西表島入りしましたが、なんとまぁいきなり雨。しかもランニング予定だったので困りましたが、船が接岸する頃には雨も上がりました。その代わり風が猛烈に強くて島ランには厳しい状況でしたね。西表島の特に大原近辺のいわゆる「東部」は建物も少ないですし、熱帯雨林も少なめなので風がかなり抜けます。ただ島の南側なので北風はある程度制御されると思いますが、それでも吹きさらしの場所ではかなりの風でした。まぁ向かい風があれば追い風もある。しかも今回のように行って帰る往復コースならどっちかは追い風ですからね〜。
まず南風見田の浜へ。
基本的に大原〜南風見田の浜は東西方向の移動なんですが、何故か行きは向かい風。しかもかなりの風で全然前に進めない場所もありました。でもこの道は滅多に車が通らないので気楽でしたね。途中に寄り道したくなるところも無かったので、純粋に走ることを楽しめたと思います。幸い雨にも遭わずに南風見田の浜へ。
さすがに南向きのビーチなので意外と穏やか。近くのキャンプ場も意外と穏やかでちょっと落ち着きました。でもここまで至る道は結構な風でしたけどね〜。
ちなみに途中にある忘忽石は寄るか否か迷いましたが、いかんせんビーチづたいじゃないとたどり着けないので海の状況が微妙だったので今回は断念しました。
そして南風見田の浜から大原集落に戻り、今回久しぶりに行ってみたかった仲間川展望台へ。
まず麓の展望台まで行こうと思いましたが、ここだけ真北に進む道だったので風がすごいのなんのって。しかも展望台が故に上り坂だし、あまりに向かい風に涙と鼻水を流しながら走る羽目になってしまいました。でもどうにか久しぶりの麓の展望台までたどり着きました。
ただ吹きさらしなので展望台に登ると突風が吹き荒れて長居できず。あと展望台そのものも登るための階段と展望台部分が破損して離れていて階段の上り下りがかなり怖かったです。
そして最後に本当の目的でもある横断道入口の展望台へ。
正直、麓の展望台からの距離感がまるでわかりません。なにせ以前は自転車でそこまで行ったので、ランニングとは話が違いますからね。上りに関しては自転車もランニングも変わらないと思いますが、下りは自転車の方が阿圧倒的に早いですからね。しかもその展望台まで行った後は大原港から出る船の時間までに戻らないとならないのでちょっと不安も。
麓の展望台から集落側に少し戻り、そして横断道入口から展望台を目指します。果たして帰りの船に間に合うか否か!?
横断道入口までの道は車も通れるぐらいの幅なんですが、いかんせん非舗装。しかも履いている靴はトレイルなど山用ではなくロード用の軽いランニングシューズ。なので非舗装だと痛いのなんのって。しかも台風の影響で雨が降ったあとも多くて、ぬかるんでいる場所も多くてロードの靴ではかなり苦労しました。
とりあえず途中の公園的なところまでたどり着きましたが、このあとはアップダウンがかなり激しくなってきました。そして最後はほとんど山登りのような急な坂でしたがそこを登り切ると仲間川展望台にたどり着けました。
しかーーーし、そこに「ヤエヤマヤシ展望所まで350m」なる表示を発見して、どうせならそこまで行ってみようと思ったのが間違いでした。平地の350mなら5分もかからないのですが、そこから先は猛烈な上り坂。しかも登り切って展望所らしき場所から見てみてもヤエヤマヤシは2本程度しか望めず、かなりがっかり。その下の仲間川展望台からの景色がなかなか良いので、わざわざ行かなくても良かったかな〜?って後悔しちゃいました。しかも帰りの船の時間まで限界に近い時間になっていたので、そのまま一気に下山することとしました。
結果から言うと、船の出航10分前にどうにか港に到着。でも当初は21km程度と呼んでいた道がGPS上ではなんと27km!6kmも多く走ったようでその時間のロスは30分前後。そりゃ余裕もなくなりますね〜。
でもその船の出航10分前に港に到着するまで雨は一度も降らなかったのですが、その港のターミナルに入るやいなや激しいスコール。
ホント、今回の八重山では天気運は今のところ良いようですね。
ただ時間に追われて島を過ごすのは非常に疲労困憊だったので、本来は石垣島に戻った後に他の島へ行くか石垣島でレンタバイクを借りて北部にでも行こうと思いましたが、今回は石垣市街でのんびりすることとしました。
まぁ石垣島に戻った後の天気もどうなるか分かりませんからね〜。
ちなみに西表島から石垣島に戻る船は出航こそ定刻でしたが、石垣島に到着したのがなんと出航後1時間。行きは40分もかかりませんでしたし公称では35分程度の航路に1時間って・・・
それだけ海が荒れている証拠なんでしょうね。
ってことでその帰りの船の予想外の長さで他の島へ船で行くのは断念。石垣島でのんびり過ごすこととします。
---石垣島でサイクリング---
当初は石垣島でレンタバイクでも借りて北部まで足をのばそうと思いましたが、天気が不安定でしかも突風が吹き荒れる中のバイクはかなりの恐怖。しかも雨が降られたら沖縄の道はバイクにはとても滑りやすいので、強風も相まってバイクは断念。幸い、宿で自転車を無料レンタルしてくれたのでそれを活用して石垣市街のみをサイクリングすることとしました。
ちなみに石垣島では西表島よりも雨の雰囲気はなく、路面もずっと乾いていましたね。雨宿りもせずに石垣市街をいろいろ回ることが出来ました。
でもその石垣市街巡りの目的は宿の営業確認がメイン。アビアンパナについてはホントに閉館するのか実際にスタッフに会って聞きたかったですし、他の宿も閉館的な話を聞いたりしましたので、その確認をしたくて石垣市街を巡りました。
アビアンパナに関しては別のブログでも綴りましたが残念ながら2013年11月5日をもって閉館。でもその話をホテルで一番気さくで親切なお母さんスタッフから聞けた良かったです。今回は宿泊予定ではなかったのですが、最後に泊まりたくなりましたしね。
あと気になるのが旧空港近くの竜馬の宿。ここも以前宿泊したことがあって気に入っていましたが、口コミ情報では宿は止めてしまったとのこと。でも宿に行くと看板はそのままだし宿として営業しているか否かは微妙な感じでしたが、建物は以前のままなので宿のオーナーがそのまま住んでいるのかな?でも看板がそのままなのでまだ営業しているか否かの確証はつかめませんでした。
それと与那国や波照間へ行くフェリーが出る八島地区のハイパーホテル。こちらは閉館ではなくアパホテルになると聞いていたのですが、そのためなのか外観を改装中。しかも入口に以前からあったのかもしれませんが「アパポイントが貯まる」と書いてあって噂通りアパホテルになるようですね。
その他にも閉館情報があった宿を見て回ったりしながら、その途中で新しいお店などをチェックしたりして石垣市街を巡りました。
といっても自転車で行動できる範囲は限られていますので、ほんの2時間程度で宿へ。そういえば西表島でランニングした後にシャワーすら浴びていないので、早めに宿に戻ってこの日はのんびり過ごすこととしました。
あまりに疲れていたのか、午後5時前にビールを1本飲んだらそのまま寝てしまい、起きたら午後11時^^ゞ
そのまま二度寝して翌朝を向けたのでありました。
---石垣島2日目は予定を変更---
本来はこの石垣島2日目に那覇に戻る予定でしたが、台風27号の接近で那覇など沖縄本島周辺は猛烈な嵐。石垣島は風は強かったもののそんなに荒れた感じではなかったのですが、そのまだ穏やかな石垣島から大荒れの那覇に戻るのはいくらなんでも厳しいので、急遽予定を変更して石垣島で延泊して翌日に那覇へ戻ることとしました。
幸い飛行機についてはスカイマークだったので当日でも料金は同じですし、予約しても変更自由なチケットなので那覇まで戻るのには問題ありません。
ただ宿についてはこの日まで宿泊していた宿を延泊しようと思ったら安いプランに空室無し。今回はかなり安いプランだったのでわざわざ高いプランにしてまで宿泊する気はなかったので他を探すことに。
そこで頭に浮かんだのが、そう!アビアンパナ。
幸い空きがあったので迷わず当日でしたが予約し宿を移動。
こういうのも巡り合わせって言うんでしょうかね〜。
ある意味、台風で那覇に戻らない選択をして良かったと思います。
しかもまだチェックイン時間のはるか前なのにもかかわらず、アビアンパナでは部屋を案内してくれたので、チェックアウトとチェックインの合間の「ジプシー」状態なしで移動が出来ました。こういう柔軟性の高さもアビアンパナの良さなんですよね。もちろんまだ他の部屋のルームメイクをしている時間なので宿はバタバタしていましたが、それでも荷物を部屋に置けるだけでも十分。
でもこの日は予定変更して石垣島に滞在することにしたのでノープラン。幸い部屋に入れたのでこの日の計画を考えることとしました。
---石垣島で島ランしたけど・・・---
当初は竹富島にでも日帰りしようかと思いましたが、いかんせん今年はもう何度か足を運んでいるので、そこまで何度も同じ島に行きたくありませんでした。小浜島も行ったし、黒島は船が微妙だし、西表島は前の日に行ったし、鳩間島と波照間島は欠航。石垣市街も巡ったのでさぁ行く場所がない(笑)。
結局、運動がてらに石垣市街を走ることとしました。
自転車で巡っていない場所を中心に軽くランニング。そんな軽い気持ちで石垣島を島ランしたものの・・・
とにかく雨・雨・雨。
しかも降り続けるなら諦めもつくのですが、断片的に降ったり止んだりするので、どうしても止むことを期待してしまいますね。
結果、5分走って5分雨宿り。下手すると1分走って5分雨宿りという感じで、とにかく雨が降ったり止んだりするサイクルが短い。しかも降り続くことがないので変に期待して走るとまた雨。
正直、イラっとしました。
降るなら降る、止むなら止む。どっちかにしてくれ〜!って感じで。
結局、当初の予定とは全く違うコースを走ることになってしまい、前の日の自転車で通った道ばかりであまり有意義ではありませんでした。しかも雨が降ったり止んだりして体が全然温まらないし、風が強くて体感的にかなり寒く感じました。
島を巡って新たに得た情報は少なかったですし、こんなことなら宿でのんびりした方が良かったのでは?とさえ思ってしまう始末。
結局早めに宿に戻ってお風呂でのんびり過ごして、あとは台風情報をひたすら宿で見ていましたね。
台風27号は石垣島は強風域に入らなかったものの、なんとまぁ那覇以上に風が強かったらしいです。でも雨は那覇の方が断続的に降っていたようなので、おそらくこの日の那覇はまさに「暴風雨」って感じだったのかもしれませんね。
石垣島は雨が降ったり止んだりしていたものの、その雨も激しいものは無かったので降られてもそんなに濡れない程度でしたが、あそこまで降ったり止んだりのサイクルが短いとかなりのストレス。
まぁ今回はアビアンパナに宿泊することができたので、それだけもこの日の意味はあったかな?
---アビアンパナにて---
いろいろストレスを感じた石垣島での1日でしたが、アビアンパナのスタッフはホントにどなたも親切で良いですね。いかにも「家に帰ってきた」って感じでホテルだけどフレンドリーで居心地がいい宿ですね。ホント、閉館してしまうのが残念でなりません。
ちなみにアビアンパナは1階のロビーは広々としていて、無線LANでネット接続も出来ますのでとてものんびり出来ます。部屋もそんなに広くはないですが、ベッドの他にエキストラベッドともなるソファがあってこれがまた良い感じ。その分、部屋は狭いはずなんですが、このソファに座って足をベッドの上に載せてのんびりするのが意外と気持ちいい。他の宿では出来そうでなかなかできないのですが、アビアンパナのこの感じはかなり気に入っています。
何より客室の床がフローリング調で一般的な無機質なホテルではなく家庭的な感じがまたいいですね。窓にも格子があって良い雰囲気。窓からの景色は町並みが見えるだけですが、部屋の外の中庭はなかなか良い雰囲気だし、個人的にはこの料金のホテルとしては最上級の満足度だと思います。もちろん、不便な点もありますがそれ以上の温かいスタッフの対応もありますしね。
あと新空港になってバス利用が増えましたが、意外とバスターミナルまでのアクセスは良いですし、その手前のあやぱにモールにも行きやすくてかなり便利。
なのに閉館なんて残念すぎます。その施設の契約問題だけならどうにかならないんでしょうかね。経営難とか買収という訳ではないので残念で仕方ありません。
あとこのアビアンパナの朝食は意外と充実していて、パンだけじゃなくご飯もいただけるのでこの料金なら満足度は高いです。とかく安いホテルの朝食って「えっ?これだけ?」ってものが多いですからね。とかくT横インなんかはあれは朝食と呼べる代物ではないですからね〜。それより安いのに満足できる朝食なので、ホントにホントに閉館が残念でなりません。
でもチェックアウトの際もあの一番気さくなお母さんが対応してくれたので嬉しかったです。
アビアンパナという名前が残るか否かはわかりませんが、あのお母さんが他の事業者でホテルが再開しても居るとは限らないので、その対応が最後になったのかもしれません。そう思うとホテルを猿のが寂しくさえ感じました。どうか次の事業者にホテル経営が移ってもスタッフやこの雰囲気はそのままで再開して欲しいものです。切に願います!!!
---石垣島から那覇へ---
石垣島のバスターミナルまでは雨にも降られず無事に行くことが出来ましたが、がんばれば1本前のバスに乗れそうだったので、最後の最後にまたダッシュ。どうにか1本前のバスに乗って新石垣空港へ。
それにしても相変わらず空港までは遠いですね。
新空港では最近なんか自分で定番になりつつありますが、普段は行かないスタバでカフェを買って、スタバのネット接続をしながら過ごしました。っていうか新空港って全然ネット接続できないんですよね。このスタバ以外。宮古空港は搭乗ロビー外にフリースポットがありますし、搭乗ロビー内にもセキュリティがかけられたネットもあってパスワードが貼ってあるので自由に使えます。那覇空港でも来たウイングのANAラウンジ前ならネット接続できますし、羽田空港や成田空港に関してはどこでも無料でネット接続できます。
なのに一番新しい新石垣空港ではスタバ近く以外で無料ネット接続はほぼ一切出来ず。
こういう細かいサービスがこの新空港には無いんですよね。施設が新しいだけで、サービス面がイマイチだし、なにより立地が最悪なので、今のところ新空港になって良かったと思うのは格安のスカイマークが就航したことぐらいかな?まぁそれが気軽に八重山に行けるようにあったので一番大きいんですけどね。でネット接続ぐらいはすぐに整備できると思うのに何故やらないのやら・・・ニーズは確実にあると思うのですが・・・
そんなこんなで那覇へ。
那覇も石垣島とそんなに天候は変わりませんでしたが、前日のような大雨は無さそうでした。
ちなみにこの日は産業まつりの初日だったので、空港から歩いて会場まで行きましたが、なんとまぁ初日は中止。がんばって歩いたのに・・・。しかも行く前にネットで主宰団体のHPもチェックして中止発表がないのを確認したのに・・・
まぁあとで新聞社のHPで初日の中止を見ましたけどね。でもまさか主催者HPには掲載しないとは思いもしませんでしたよ。
でも3日間開催のうち初日だけ中止で2日目と3日目は開催すると明言していましたので、石垣から戻ったこの日はのんびりして翌日の2日目(実質初日)に産業まつりには行きたいと思います。
その詳細は別のブログで!
---離島週間の総括---
奄美の島行きから始まった今回の離島紀行。
とにもかくにも台風に翻弄されましたね。
しかも丸々1週間。
台風の影響がここまで長かったのは珍しいです。
まぁ今回は台風が沖縄本島近海で半ば停止してしまったがためにこのように影響が長くなったのですが、それにしても丸々1週間も影響を受けることになるとは・・・
結果、当初のスケジュール通りできたことは何一つ無し。最初も沖永良部島に行く予定が行けずに与論島になってしまいましたし、その与論島も宿泊できず日帰りに。
あとの週末予定だった宮古や八重山も予定を週初めに繰り上げていきましたが、なかなかやりたいことができませんでしたし、とにかく苦労した記憶しかないですね。
でも意外とそんなにイヤな感じではなく、このころころ変わる予定を楽しんでいたのかもしれませんね。
まぁ何が起こるか分からないのが旅の楽しさ。
何事も前向きに考えればどんな状況でも楽しめると思いますし、今回のアビアンパナ宿泊のような偶然の巡り合わせもありますからね。
まぁかなり疲れましたが充実した1週間であったことは間違いないと思います。
台風などの悪天候に遭遇してもめげずに「楽しむこと」を忘れずに過ごすことが何よりですね。
何事も前向きに。
それが旅を楽しむこつだと思います。
とかく台風時はね^^v
---FIN---
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2013年11月09日
台風時の島行き。2013年10月のギャンブル離島紀行(笑)
posted by 離島ドットコム管理人 at 10:58
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