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2017年02月02日

【奄美大島2016】網野子峠をバイパスするトンネル開通!メリットもあればデメリットも?

奄美大島で名瀬など北部から、古仁屋などの南部へ行く際、網野子峠が最大の難所でしたが、2015年にそれをバイパスするトンネルが開通しましたね。正直、今まで名瀬〜古仁屋は西岸や嘉徳経由での往来が多くて、ここはここ2年、通っていなかったのですが、ようやくバイパスを実感してきました。

超ーーーーーー長い!

全長「4243m」もあるトンネル。奄美大島で最長のトンネルになりました。今までの名瀬市街近くの新和瀬トンネルが2345mだったので、その倍近い長さ。実際に通った際も、いつまで経ってもトンネルから出ることができない印象。しかも網野子トンネルを抜けてももう1本、古仁屋までにトンネルがあるので、とにかくトンネルだらけの印象。

以前の網野子峠は、原付バイクだと「登り切れるのか?」ってぐらいのアップダウンが激しい峠道。路線バスもそこを通る際は、車酔いしやすい人だとあっという間に酔いそうなぐらいの左右の揺れでしたからね。そういう意味では便利なのかもしれませんが、離島で4kmものトンネルはやり過ぎの感も否めません。

でもこのトンネル開通で、旧道の車通りは激減どころか皆無になっていましたね。訳あって旧道も通りましたが、その区間で他の車やバイクの通行は1台も見ませんでした。正直不安になるほど(笑)。しかし旧道はトンネル開通でメンテナンスがされなくなってきており、雑草だらけで道幅が徐々に狭まっている場所も出てきましたね。トンネル開通後の旧道はこうなる運命かもしれませんが、あまりに立派な道だけにもったいない感もします。

ちなみにこの網野子峠はアマミノクロウサギの生息地でもあって、道路標示にも「クロウサギに注意」と書かれるほど。そういう意味ではこのトンネル開通でクロウサギの生態系にいい結果をもたらす可能性もありますよね。そう願いたいものです。

トンネル開通で誰も通らなくなった網野子峠
クロウサギもトンネル開通で少しは安心?

しかしこのトンネル開通で一つ、大きな問題がありました。それはただでさえ「陸の孤島」的な存在の「嘉徳集落」へさらに行きにくくなったこと。シンガーソングライターの出身地としても有名ですよね。

その嘉徳集落へ行くにはこのトンネルに入ったらダメ。絶対に行けません。なにせそのトンネル上の旧道(網野子峠)からしか嘉徳集落へは実質行けないんです。これではさらに「陸の孤島」になってしまいます。ちなみに同じエリアの「節子集落」へは、このトンネルを抜けた直後に集落方面への入口があって、こちらは問題なくアクセスできます。

しかし嘉徳集落はへその節子経由だととんでもない悪路を通らないと往来できませんし、せっかくトンネルができても旧道を通らないと嘉徳集落への入口は出てきません。

どうしたものなんでしょうね〜。

ちなみに嘉徳集落へはもう1ルートあって、マングローブ原生林があるエリアから青久林道経由でも行けますが、先の節子からの道以上の悪路。結果、トンネルを通らずに旧道から行くしか選択肢はないのが実際の所です(/_;)

普通に奄美大島の国道58号線を古仁屋方面へ向かうと、確実にトンネルに入ってしまうようになっているので、嘉徳集落へ行きたくても行けない状態になってしまいそうですね。まぁ網野子トンネルの名瀬側入口に、嘉徳方面への旧道への導入路もありますが、気づかない人がほとんどでしょうね・・・

アマミノクロウサギにはメリットがありそうな、この網野子トンネル(バイパス)ですが、嘉徳集落にとってはデメリットかもしれません。

網野子トンネル(バイパス)の詳細情報(鹿児島県HP)

嘉徳集落の情報

節子集落の情報

節子(せっこ)集落へは行きやすいけど
嘉徳集落へ行くにはトンネルに入ったらこの入口にたどり着けない!
posted by 離島ドットコム管理人 at 10:53 | 奄美エリア