
何年ぶりだろ?今年の秋に野底マーペーに上ってきました。もちろん、野底集落の登山口からではなく、野底林道の脇から上るショートカットコース。なにせ林道からなら頂上まで30分もかかりませんからね(実際は15分レベル)。
しかしその簡単に頂上まで登ることができることもあってか、野底マーペー山頂は「惨状」でした。
気づかない人にはわからないレベルかもしれませんが、以前から何度も上っている身としては、今の野底マーペー山頂は「惨状」です。
ゴミは持ち帰れ!常識もわかっていない登山者

片道30分もかからず上ることができる野底マーペー。正直、水分補給も無しで登下山できるレベル。さらに荷物も手ぶらでもOKなのに、わざわざ山頂までペットボトルを持っていき、しかも山頂にゴミをそのまま放置。
あり得ません。
野底マーペーのみならず、登山としての常識、いや、一般常識すらわきまえていない人。空のペットボトルぐらい、持ち帰れるでしょ?自然はゴミ箱ではありません!自分の家にペットボトルのゴミを投げ捨てられて気分が良いですか?非常識極まりありません。
山でタバコは厳禁!山火事になったら責任負えますか?

ペットボトルのゴミは自然に還ることがないので問題ですが、それ以上に問題なのが「タバコのポイ捨て」。山火事になったら喫煙者は責任負えますか?広大な面積を消失したら、その価値分の補償をできますか?さらに人命にも関わります!
野底マーペー山頂にタバコのポイ捨てが何ヶ所も。
山火事って、都市部のように消火活動がすぐに行えないので、基本的に一度起きた山火事は、山を消失しきるまで燃え続けます。非常識な喫煙者のポイ捨て1つで、下手すると島の大部分の自然を消失する可能性もあるんですよ。喫煙者ってどうしてここまで「自己中」なんでしょうか。事が起きてからでは遅いです。このポイ捨てのタバコからDNA判定して本人特定できます。
このバカップル、今すぐ消しに来てください!

どこの観光地でもいる「バカップル」。まさかこの野底マーペーにも、こんな非常識、っていうかバカな行為をする、まさに「バカップル」がいるとは。山頂の岩場に掘られたバカップルの名前。
バカの証明。
今すぐ消しに来てください!って感じです。でもペンキじゃないので消すことはできません。そもそも岩を掘ることは簡単にはできませんので、その掘るための道具を持ってきた証拠。バカの確信犯。今すぐ山頂まで来て不可能でもこの傷を消しに来て下さい!そんなに名前を彫りたければ、自分の家の壁にでも掘って下さい!
野底マーペーはどうすれば守れる?

山頂の岩々が特徴的で、景色もとても楽しめる野底マーペー。もちろん、多くの登山者はマナーもルールもしっかり守る人ばかりですが、中にはこんな「バカヤロー」がいるのもの事実。せっかくの登山が、このバカヤローのせいで気分も台無しです。
多分、「インスタ映え」しか頭にないさらなるバカヤローが、この不安定な岩に乗って岩ごと山から落ちる日も遠くないかも。バカヤローの破壊行為や迷惑行為によって島の人に多大な迷惑がかかります。
さすがに野底マーペーは、富士山のような登山規制もできませんが、そもそも石垣島全体でハワイのような環境ガイダンスを行い、やってはならないことなどガイダンスを受けない限り島に入れないようにするなどできないものかな〜?しかし沖縄は利益優先の感覚が強いので、環境保護は二の次どころか最後の方に後回し。失った自然は戻りません。気づいた頃には自然は失われ、そして島の魅力も失われています。
野底マーペーもこのままだと「入山禁止」になりかねませんね。