でも自転車では既に何度も往復しており、風次第では最速で離島桟橋〜空港を30分台(35分前後)。車とそんなに変わりません。
ただここ最近の石垣島行きはLCCなので、那覇から自転車を持っていくのは意味がありません(JAL/ANAなら無料な折り畳み自転車運搬に片道3000円もかかる)。バスは往復割引きを使っても1000円もかかりますし、空港近くにレンタサイクルなんてありませんので・・・
走ってみました!
でも片道15kmなら全然ランニングするには問題ない距離。しかし問題は荷物と、走る時間。明るい時間なら良いですが、暗い時間の離島の道には街灯がないので真っ暗。今回、走っていようと思った時も、夕方の明るい時間を選んだにも関わらず、まさかの飛行機が那覇空港で2時間近く遅延。まさかの真っ暗な中、走ることになってしまいました。懐中電灯など持っているわけもなく、15kmの道のりは予想外に険しかったです。
空港から市街まで歩道はあるものの、特に空港から最初の集落の白保までの4kmは真っ暗。何も見えません。しかも石垣島の街路樹って何故か実がなる木ばかりで、歩道はその実だらけ。しかも超固い実ばかりで、真っ暗な歩道を走るのは地獄でした。懐中電灯があればまだしも、灯り無しではさすがに走り続けるのは無理でした。持っていたスマホを取り出し、真っ白な画面を常時表示させてライト代わりに。それでも明るく感じるほどの真っ暗な歩道だった次第です。
白保集落以降は車通りも増えて、そのヘッドライトでどうにか明るさを得ることもできましたが、結局旧空港がある真栄里までは真っ暗な状態が続きました。
ちなみにアップダウンは、離島桟橋(海)がある石垣市街へ向かって行くので下りが多いかと思っていましたが、GPSログを見るとむしろ石垣市街の方が空港より高台であったことが判明。といっても石垣市街のゴールは離島桟橋周辺ではなく、旧日航ホテルがある高台側なのでこういう結果になったのかもしれませんが、それを抜きにしても新石垣空港はそんなに高台にないんですね。荷物は走ることを想定して最低限のみ。パソコンも持たずに、着替えだけ持って行きました。1泊だったので荷物も最小限で済んだ次第です。
また冬でも夏でも、暗さ以上にキツかったのが「暑さ」。この時は7月の真夏でしたが、石垣市街に着いたときには服から汗がしたたり落ちていました。その後も秋も冬も走ってみましたが、距離やアップダウン以上に暑さが難敵。特に空港方面へ向かう際は、空港に着いた後にシャワーを浴びることができないので辛かったです(濡れタオルで拭くことしかできず)。
まぁこんなことを真似する人は他に居ないと思いますが、もし同じように「自力で新石垣空港から石垣市街まで」をチャレンジしてみたい方が居れば、参考になればと思います^^ゞ
懐中電灯は必ず持って行きましょう(笑)。