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2019年03月30日

【西表島2019】大原港から上原港まで走ってみた!?

無謀なランニングネタが続いていますが、実はこんなチャレンジもしてみました!

「西表島の大原港から上原港まで走る」

自転車では何度もやりましたが、アップダウンだらけの道なので、自転車でもキツかった記憶しかありません。ましてランニングにもなると、アップダウンはさらにキツく感じそう。でも何事もやってみないと分かりません。チャレンジしてきました!

西表島の大原港から上原港まで約「35km」。距離だけを見るとフルマラソンより短いので、ウルトラマラソンのトレーニングとしてはやや短め(笑)。なので、オープンして間もない西表島温泉(カンパネルラの湯)をチェックするため、南風見までの往復5km、その他寄り道も含めて約41kmにして走ってきました。

【0km】スタートの大原港は綺麗な朝焼け



距離より気になるのが天気。このチャレンジする日も、予報では雨マークが出ていましたが、西表島の大原港に着いてみるとこの朝焼け。いい感じの天気でした。ちなみにこの日は風が強く、上原便は全便欠航との事前情報。つまり大原港から上原港まで行っても船はなく、代替のバスで大原港に戻る予定でした。さすがに往復ともに走る(80km)は無理ですからね〜。



【2.5km】西表島温泉がある南風見へ寄り道したときは晴れ



まず向かったのは、日本最南端の温泉になった西表島温泉「カンパネルラの湯」があるラティーダ西表。大原港からは片道2.5km。ウォーミングアップには良い距離です。しかし結構な坂があり、さらに晴れて日差しが強烈で暑さでヘロヘロ。でも雨予報でこの晴天とは、さすが沖縄の天気予報。ただ西表島って屋久島同様に雨が多い島で、大原や南風見で晴れても、ジャングルが多い北部へ行くとどうなるやら・・・

【6.5km】仲間川を越える時はまだ無問題



南風見を折り返し、大原集落を再び通過し、本来の上原方面の道へ。仲間川を渡ります。まだ晴れていますが、遠い空がイヤな感じ。でもしばらくは東岸(青空が出ている側)を通るので大丈夫なような気がしました。ちなみに走っている時は晴れていたけど、島に上陸する前に雨があったみたいで湿度は高め。でも天気のおかげで、仲間川を越えた先の大富集落で素晴らしい光景が!?

【7.8km】大富集落の学校では絵になりすぎるの虹!



大富集落にある大原中学校。体育館にかかる虹。絵になりすぎです。実は南風見でも虹を望めていたのですが、ここまではっきり出たのはここが初めて。ちょうど大富集落内にも寄り道する用事があったので、いい感じの光景をずっと楽しめました。

【14.0km】古見集落先!路面は濡れても天気はまずまず



虹が出ていたように、スコールは各地であったようで、道路もかなり濡れていました。でも雨はなく、蒸し暑い以外は快適に走ることができました。後良川でも日差しを浴びながらマングローブの森の上をランニング。この前の古見集落でも、先日レポートした「夏川りみさんのお母さんのお店」も無事にチェックできましたし、前半は言うこと無しでした。

【20.0km】中間の野原崎展望台!空模様がかなり怪しい



折り返しとなる、西表島北東部の端っこにある「野原崎展望台」。いつもは通過ばかりでしたが、さすがに今回は走ってきたので、寄り道してきました。しかし雲行きがかなり怪しいこの先。目の前に見える小浜島方面はまだマシですが、背後の上原港方面は正直、山の上が雲で隠れていました。ヤバイ、ヤバすぎる。しかし既に戻ることもできない中間地点^^;

【24.5km】パイヌマヤでは山が雨雲で隠れている!?



どうにか旧西表島温泉まで到達。雨無しだけど、パイヌマヤ先の山が全く見えない。確実に山間は雨っぽいです。このパイヌマヤから上原港までは、まさにそんな山間を通る道。これは雨は不可避かな?そう察して、この時点で雨対策を施し完全武装。取り越し苦労であると良いのですが・・・

【29.0km】崎田橋のラッセリアは雨の中での鑑賞



旧西表島温泉を過ぎた直後。すぐにポツポツ来ました。ユツン川を越える頃には結構な雨で、もう諦めモード。その先の「崎田橋のラッセリア」も雨の中での鑑賞になってしまいました。花から雫が落ちている様子が写真でも分かると思います。残り10kmちょっと。距離にすると短いものの、ずっと雨だと思うと長く感じます。

【32.5km】ネコ注意の道路標示も雨でびっしょり



大見謝ロードパークも雨だったので寄り道せずに通過。その前後の「ネコ注意」の道路標示も雨だったので、路面が真っ黒でした。っていうか「ネコ注意」の道路標示、かなり擦れて消えかけていましたね。そろそろ書き換えの時期かな?その際は正確に「ヤマネコ注意」にして欲しいものです。普通の猫がそんなに多いんかい!って毎回笑ってしまいます^^ゞ

【37.0km】雨の時はピナイサーラの滝の水量が凄い!



雨の西表島といえば「滝」に注目。予想通り、船浦湾の海中道路から見える「ピナイサーラの滝」も水量が凄かったです、この日に滝に行ったら豪快な水落を楽しめたんだろうな〜って思いました。ホント、八重山で雨の時は「滝巡り」がおすすめですね。ちなみにこのタイミングでは、雨は小雨。気にならないレベルまで収まっていました。

【41.0km】上原港でまさかのことが!?

船浦湾から先は、船浦集落の坂を上れば、あとは上原港まで下るだけ。なんと船浦集落から先は、森を抜けたこともあって路面が乾いていました。まぁ残り1kmとか2kmのレベルですが。ちなみに船浦集落で午前11時45分。上原港までがんばれば12時ちょうどに着くかな?って感じでした。といっても上原便は欠航なので、急いで行っても意味がありませんが、何となくその12時上原港着を目指し、ペースアップして走りました。

すると上原港の桟橋に安栄観光の高速艇が停泊中。あれ?欠航のはずでは。単に停泊しているだけかと思いましたが様子がおかしい。まさかと思ってペースアップして桟橋へ行くと船が離岸。おいおいおいおいー!欠航じゃないの?急いで船の人に声をかけて聞くと、この便を最後に欠航という。石垣島での全便欠航の情報はなんだったんだー(聞いたのは八重山観光フェリーでしたから?)。

でもまだ離岸しきっていない状態だったので急いで乗船。チケットも事前に購入済みだったので問題なし。ただ強いて言えば、上原集落でチェックしたい場所がありましたが、さすがにそれは無理なので次回へ持ち越し。それ以上に走った直後で雨に濡れているわ、全身汗だくだわ、休み無しでの乗船だったので、体の至る所が釣りそうになるわで大変でした。しかも欠航ギリギリの高波の状態だったので、波をかぶるので外のデッキは使用禁止。

船内で持っているビニールをシート席に敷き、タオルで体を拭いてなんとかしのいだ次第です。幸いにも鳩間島経由便だったので、最初の10分は揺れもなく体のメンテもできましたが、鳩間島経由以降はさすがに欠航直前の便。揺れがハンパなかったです。船内も最初はキャーキャー言っていた観光客も10分もするとみなさん無言(笑)。幸い、酸っぱい臭いが充満することはなかったです(笑)。

それにしても上原便全便欠航の情報は何だったんでしょうね。さらにあの船浦集落で予感がここまで的中するとは。あそこでペースアップして走っていなければ、間に合いませんでしたからね。まぁどのみち大原港までのバスの時間までは1時間以上も余裕があったので、上原港から船に乗れなくても問題なかったんですけどね。その分、石垣島に早く戻ることができて、食事をゆっくりとることができました。

とにもかくにも無事に「西表島の大原港から上原港まで走る」は達成。よい子は真似しないでねwww



<西表島 大原港〜上原港ランニングの基本情報>

距離 直通約35km/南風見経由約40km(今回は寄り道+1km)
高低差 最高到達地点で約80m(GPSデータ・由布島手前と船浦集落)
累積高低差 約1000m(GPSデータ・坂しか無いコース)

▼GoogleMap



▼GPSログ

iriomoterun2019map.jpg


posted by 離島ドットコム管理人 at 11:17 | 八重山エリア