そもそも道がわかりにくいし、未だに未舗装の道もありますからね(ランニングで未舗装はキツイ)。
今回は時間もありましたし、気候も平年より寒めだったので、トレーニングがてらに久しぶりに喜屋武岬まで行ってきました。でも那覇市街から往復するとちょうど「フルマラソン距離w」。普通は走りませんが、ウルトラマラソンの調整で42kmは良い距離。久しぶりの喜屋武岬はどうだったか!?
喜屋武岬自体は以前と変化無し
下手すると10年ぶり以上?ひっっっさしぶりの喜屋武岬。那覇市街から約21km。道はかなりわかりにくく、事前にストビューでチェックしていなければ迷っていましたね。国道331号線の南部病院前交差点から右折し名城側に入り、数少ない信号機がある「小波蔵」交差点を右折。いつものだだっ広い喜屋武集落広場に到着したあとは、道なりに左側へ。この際「喜屋武岬→」という大きな看板(1mぐらい)がありますが、それは間違っていますので無視。その看板とは逆の左側の道に入ります。するとその先に小さな「喜屋武岬→」という看板(50cmぐらい)がありますが、こちらは正解。あとはその案内に従っていけばたどり着けます。
未舗装だった道も舗装されていたものの、工事がずさんで泥だらけで道はやっぱり汚かったです。舗装路を道なりに進むと、最後に未舗装の道との分岐となりますが、舗装路を辿って右へ入るとよーやく喜屋武岬へ到達。久しぶりの平和の塔と休憩小屋にたどり着けました。駐車場だけは以前より綺麗に整備されたいたような感じでしたね。でもあとは以前とほとんど変わった印象がありませんでした。しかし灯台側を見ると・・・
最近の離島でも景観台無しの施設が喜屋武岬にも!?
喜屋武岬自体は以前と変わらないままでしたが、振り返るとある喜屋武灯台側には真新しい施設ができていました。白い塔。最近、離島でも灯台近くに作られていますが、これってホントに景観台無しなんですよね。池間島の灯台近くにも新しく設置されていました。最初はまた携帯の電波塔かと思っていましたが、よく見るとてっぺんにくるくる回るレーダー機器がついているので、どうやらレーダー施設のようですね。しかし喜屋武岬から見るとそのレーダー施設のせいで灯台が隠れてしまう位置。何だかな〜って感じです。
ちなみに今回はランニングだったので、行動の自由度が高め。時間の制約もそれほどなかったので、ついでに同じ喜屋武岬にあるものの、非常に行きにくいあのグスクにも寄ってきました!しかし毎回思いますが、何故この2つの直通の道が未だにないのか?
海上要塞「具志川城跡」
沖縄のグスクって高台にあるものがほとんどで、海の近くにあるものは少ないんですよね。っていうか記憶の限りで海のすぐ近くにあるグスクは、この喜屋武岬の「具志川城跡」だけのような気がします(実際は他にもありそうですが)。なので具志川城跡は個人的には「海上要塞」と勝手に読んでいますw
海を見張るように作られているグスクで、こちらもかなりの久しぶりのウッドデッキができていたのには驚きました。あと案内板も設置され、観光化されているものの、それ以前に喜屋武岬から具志川城跡までの道が超わかりにくい。しかも未舗装の道を通らざるを得ないので、ランニングには辛かったです(小石を踏むたび激痛)。
でも城跡最上部から見る光景は爽快そのもの。戦艦の艦橋から見ている光景のような感覚です。沖縄本島の中ではこちらも勝手に「天空のグスク」と呼んでいる、勝連城跡に次いでここは良いですね〜。何より無料だし(笑)。帰りは具志川城跡から広場がある喜屋武集落まで戻るのは簡単です。舗装路を道なりに進めば着きます。ちなみにこの喜屋武岬までのランニング途中で、あのセブンイレブン沖縄1号店もチェックした次第です。
喜屋武岬は平和の塔より具志川城跡へ行こう!
那覇からランニングで喜屋武岬まで行くのはおすすめできませんが(普通はやりませんが)、喜屋武岬へ行くなら平和の塔より断然「具志川城跡」がおすすめですよ。あの海に向かって突き出した城跡は、他の沖縄の城跡では味わえない光景を楽しめます。オーシャンビューならぬオーシャンフロントのグスクです。運が良ければ北風の時にその先を那覇空港へ向かう飛行機も望めるかもしれませんね〜。数値より見たい場所を目的とするとトレーニングも楽し
最近のランニングは長い距離を走る必要がある分、こうして遠くの観光地へ久しぶりに行くこともできて、意外と楽しいです。ニライカナイ橋(往復40〜45km)、海中道路と浜比嘉大橋(往復75〜80km)、そして今回の喜屋武岬と具志川城跡(往復40〜45km)。距離など「数値」ではなく、こうして見たい「場所」が目的だと、トレーニングも楽しくなりますよ。ランニングで数値なんて気にしてもストレスになるだけ。たまには時計を一切見ずに、見たい場所へ往復するだけの目的で走ってみてはいかがですか?(マラソンで壁にぶつかる人のほとんどが数値を気にし過ぎるから)。