
加計呂麻島でも北端の「実久」や南端の「徳浜」はそこそこ楽しめますが、ドロップオフもないので(あってもビーチから遠いし流れも厳しい)、加計呂麻島での素潜りはイマイチ満喫できませんでした。そして今回も写真のような「砂利浜」で、海の透明度は高いものの、な〜んか珊瑚礁が豊かって印象ではない印象。
しかーーーし、潜ってすぐに予想と180度違った光景にビックリ!!!

なんだ!この珊瑚の森は!!!
まだ観光客が少ない頃の石垣島の米原アウトリーフを見ているかのような光景にビックリ。ちなみに現在の米原アウトリーフは珊瑚の死骸だらけの「死の海」になっていますが・・・

さらにビーチエントリーしてすぐにもの凄い深いドロップオフがあり、素潜り派には最高の地形。しかも流れがほとんどなく、ドロップオフにありがちなうねりも波もなく、快適に素潜りすることができた次第です。


とにかく珊瑚礁が豊かな海で「枝珊瑚」も色とりどりでしたし、何より今の沖縄ではほぼ皆無といっても過言ではない「テーブル珊瑚」も大きい物がいっぱい。何よりこのポイントの珊瑚礁は白化しているものが全く無く、とにかく全てのサンゴが生き生きしていた印象でした。なので・・・
ぜっっっっったいに場所は明かしません!!!

またドロップオフには魚もいっぱい居て、クマノミも濃いオレンジ色の「ハマクマノミ」から、薄いオレンジに白の2本線の「クマノミ」に、そして今の沖縄ではあまり見なくなった「ハナビラクマノミ」までいろいろ。ちなみに人気の「カクレクマノミ」はドロップオフポイントにはまず居ませんので確認できませんでしたが、それにしても魚も豊かなポイントで久しぶりに素潜りに無中になってしまうほどでした。

そーいえば沖縄の海では以前はどこへ行っても望めた「ツノダシ」も最近はめっきり見なくなりましたね(写真下のイソギンチャクがハナビラクマノミコロニー)。

とにかく深さがあるので、素潜りするには最高のポイントでした。深い場所からサンゴ越しに水面と太陽光を望む光景を久しぶりに思う存分楽しめた次第です。
何度も言いますが・・・
ぜっっっっっっっっっっったいに何処かは明言しません。
加計呂麻島の海を片っ端から泳いで探してみて下さいw