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2023年11月23日

【奄美大島2023】気軽に望めるカルイギョの滝!でも山側からは行くべからず

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前回来島時はまさかの「通行止め(名音〜湯湾)」で見に行くことができなかった、奄美大島西岸で実質唯一の滝「カルイギョの滝」。今回はこのエリアまで至るのに何度も通行止めにあって思ったルートをたどることができませんでしたが、この滝の道は今回通行可能。ようやくチャレンジできました。

っといっても滝は舗装路から望めるものなので、見に行くこと自体は大変じゃないんですけどね。しかし海側からこの滝を見に行くのは良いのですが、この滝があるポイントから湯湾岳がある山側に入ると猛烈な悪路になります。車1台が通るのがやっとの未舗装路。しかも交通量はそこそこあるのですれ違いも多く恐怖。なのでこの滝を見る場合は海側の名音集落から単純往復するだけにするのが無難です。フォレストポリスやマテリアの滝から直接行くのは避けましょう。

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ちなみに滝は谷底にあるので、基本的に道路から見下ろす形で望みます。滝の水落は50mとのことですが、どうやら途中に滝壺とせせらぎがあり二段の滝になっているような感じです。全体的には東岸のタンギョの滝に近い印象。なにせどちらも滝のすぐ下流に発電所がありますしね(カルイギョの滝/名音川発電所・タンギョの滝/新住用川発電所)。

ただタンギョの滝は川を遡上すれば滝のすぐ近くまで行けますが、カルイギョの滝は谷底に水落があるので滝まで行くのは絶望的。まぁ名音川発電所から川を遡上して行けないことはないのかもしれませんが、タンギョの滝のように大きな水落があるわけでもないので、近くまで行ってもあまり恩恵は無さそうです。

カルイギョの滝は基本「道路から見下ろす」ことになるかと思いますが車の中からでも望めるので、奄美大島の中でも最も気軽に望める滝かもしれません。




posted by 離島ドットコム管理人 at 12:38 | 奄美エリア

2022年07月22日

【喜界島2020】シュガーロード展望台誕生!でも絶景は別の場所がおすすめw


喜界島の隠れた名所「シュガーロード」。小浜島のパクリ?っと思われるかもしれませんが、絶景度もその道の長さも、明らかに小浜島のものを超える喜界島シュガーロード。以前はガイドマップにも掲載されておらず、案内もなかった場所でしたが、近年はGoogleMapにも載っていますね。

おすすめは喜界島北側から南に向かった景色ですが、そんな北側の高台に「シュガーロード用の展望台」を思わせる展望台が誕生。その名も・・・

大久保展望台「島一番」


何故に「大久保」なのかは、住所が「喜界町大字小野津小字大久保2667」から来ているものらしい。そして看板にはいろいろ書いてあるが・・・


(リンクで看板部分拡大)

「百之台〜大島本島〜空」と意味不明w

正確には「百之台〜奄美空港〜大島本島〜太平洋・東シナ海〜青空・夜空」とさらに意味不明ww
そもそもシュガーロードにある展望台なのに・・・

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シュガーロードほとんど見えません!

道路は見えるものの、まっすぐに伸びるいかにも「シュガーロード」の景色はこの展望台からは全く望めません。さらに景色自体も道路がカーブしていてあまり開けておらず、正直なところ展望台からの景色はイマイチ。むしろ展望台ではなく展望台脇の道路に立った方がまだ景色はいいというオチ。


ただ道路に立っても道がカーブしていてまっすぐなシュガーロードらしい光景は望めません。そもそもシュガーロードは、この展望台からしばらく進み、左に曲がった先から始まります。

結果、この大久保展望台は「シュガーロード展望台」ではありません。単なる展望台、いや単なるウッドデッキですw

↓こんな景色を見たければ、展望台をスルーして先に進みましょう。






posted by 離島ドットコム管理人 at 14:13 | 奄美エリア

2022年07月20日

【加計呂麻島2021】豊かすぎる水中!沖縄ではもはや望めない光景を満喫!!場所は内緒

奄美エリアの海の中で、これまで「沖縄以上」と言える素潜りスポットは、正直なところ1つもありませんでした。海の透明度は高いものの、どこを潜っても岩場ばかりで珊瑚礁はほとんどありませんでした。確かにダイビングならその岩場の地形を楽しめるかもしれませんが、素潜り派では到達できないポイントばかりで、奄美での素潜りは半ば諦めていました。


加計呂麻島でも北端の「実久」や南端の「徳浜」はそこそこ楽しめますが、ドロップオフもないので(あってもビーチから遠いし流れも厳しい)、加計呂麻島での素潜りはイマイチ満喫できませんでした。そして今回も写真のような「砂利浜」で、海の透明度は高いものの、な〜んか珊瑚礁が豊かって印象ではない印象。

しかーーーし、潜ってすぐに予想と180度違った光景にビックリ!!!



なんだ!この珊瑚の森は!!!

まだ観光客が少ない頃の石垣島の米原アウトリーフを見ているかのような光景にビックリ。ちなみに現在の米原アウトリーフは珊瑚の死骸だらけの「死の海」になっていますが・・・


さらにビーチエントリーしてすぐにもの凄い深いドロップオフがあり、素潜り派には最高の地形。しかも流れがほとんどなく、ドロップオフにありがちなうねりも波もなく、快適に素潜りすることができた次第です。



とにかく珊瑚礁が豊かな海で「枝珊瑚」も色とりどりでしたし、何より今の沖縄ではほぼ皆無といっても過言ではない「テーブル珊瑚」も大きい物がいっぱい。何よりこのポイントの珊瑚礁は白化しているものが全く無く、とにかく全てのサンゴが生き生きしていた印象でした。なので・・・

ぜっっっっったいに場所は明かしません!!!


またドロップオフには魚もいっぱい居て、クマノミも濃いオレンジ色の「ハマクマノミ」から、薄いオレンジに白の2本線の「クマノミ」に、そして今の沖縄ではあまり見なくなった「ハナビラクマノミ」までいろいろ。ちなみに人気の「カクレクマノミ」はドロップオフポイントにはまず居ませんので確認できませんでしたが、それにしても魚も豊かなポイントで久しぶりに素潜りに無中になってしまうほどでした。


そーいえば沖縄の海では以前はどこへ行っても望めた「ツノダシ」も最近はめっきり見なくなりましたね(写真下のイソギンチャクがハナビラクマノミコロニー)。

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とにかく深さがあるので、素潜りするには最高のポイントでした。深い場所からサンゴ越しに水面と太陽光を望む光景を久しぶりに思う存分楽しめた次第です。

何度も言いますが・・・

ぜっっっっっっっっっっったいに何処かは明言しません。

加計呂麻島の海を片っ端から泳いで探してみて下さいw



posted by 離島ドットコム管理人 at 13:18 | 奄美エリア

2022年07月16日

【奄美大島2021】徳浜の断崖に展望所ができた!でも絶壁より海が必見


奄美大島西岸の観光名所でもある「徳浜の断崖絶壁」。まさに「垂直」と言わんばかりの断崖絶壁は、奄美大島でしか望めない貴重なものだと思います。ちなみにこの徳浜の絶壁は、鎌倉時代に起きた大地震によってできたものと言われており、そこを貫くトンネルができたのが1968年。現在は断崖絶壁をくぐってその先へ行けるようになっています。

なので以前はこの断崖絶壁を見るために、道路脇の路側帯に車を停める必要がありましたが、広い路側帯ですがたまに通る車に恐怖を感じることもしばしば。それもあってか、その徳浜の断崖絶壁を一望できる場所に、新らしく展望所ができていました!存在を知らずにここを通ったのでビックリ!

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トイレこそないものの、駐車場は複数台停められるスペースを確保。断崖絶壁自体からは少し離れた場所ですが、大きな絶壁をフレームに収めるにはちょうどいい距離かもしれません。


ちなみに徳浜の断崖の詳細情報を記した案内板が駐車場に設置されていますので、それを見てから展望所へ登りましょう。


2021年時点では、まだできたばっかりの時期だったみたいで、超〜綺麗な状態でした。しかし海沿いのしかも西岸なので台風時に波と暴風雨がモロ。すぐに劣化しそうです。行くならお早めに!


頂上までの階段は踊り場が5ヶ所ありましたので、1段で高さ1.5mが目安なので展望所の高さは7.5mぐらいかと思います。3階部分から見る感じかな(高さ1.5mごとに1ヶ所踊り場を設ける規制あるので)。


そして徳浜の断崖を見るとこんな感じ。まさに断崖絶壁を一望できます。ただし遠くから見るとあのスケール感を味わえないのが残念。スケール感を味わうならやっぱり今まで通り断崖絶壁近くの道路から見た方が良さげです。


でもこの展望所は、断崖絶壁だけではなく徳浜の綺麗な海も望めます。むしろ海を見るための展望台なのでは?ってぐらいの綺麗な海の色が楽しめます。


また海側には特徴的な岩場が望め、奄美大島西岸にはこのような岩場は神聖なものとされているので、ここもそうかもしれませんね。さらに徳浜の場合はその岩場に独特の特徴があってかなりの見物かと思います。


岩場の中央をよく見ると、トンネルのような穴が開いています!


なんと海中トンネルのような穴がある岩場だったのです。カヌーなどでここを通ったら最高でしょうね。でもこの海域は奄美大島の中でも常に波が高い場所なので、カヌーなどの人力でここを通るのは無理でしょうが・・・。それでも青の洞窟のような海の色を展望所からは楽しめますので、行かれた際は是非とも海側の景色をチェックしてみましょう。階段の途中から見るとちょうど穴が貫通している様子がうかがえますよ。


いろいろな景色を楽しめる徳浜展望所ですが、でも断崖絶壁のみを見るならやっぱり絶壁近くの道路からの方がいいですね。それでも展望所は展望所でメリットがありますけどね。おすすめは展望所の駐車場に車を停め、展望所からの景色を楽しみつつ、歩いて断崖絶壁近くまで行って絶壁のスケール感を味わう方法かな。これなら通行する車もそんなに気になりませんからね。

とにもかくにもとかく何もない印象の奄美大島西岸に新しい名所ができたのかと思います。

「崖の下 海の上 徳浜展望所」





posted by 離島ドットコム管理人 at 11:25 | 奄美エリア

2022年06月09日

【奄美大島2021】ついに到達「青久集落」集落/見どころ編

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奄美大島でも幻の集落「青久集落」。といっても家が一軒あるだけで住民も1人とかって話。林道分岐点から徒歩でどうにか集落までアクセスできましたが、その住民に会うことは奇跡レベル。青久海岸からまずは集落を覗いてみました。


▲下山道側入口

▲海岸側入口

ちなみに青久集落は荒波対策なのか集落全体が石垣で囲まれており、「集落」というよりも「要塞」のような雰囲気。その石垣には入口が2ヶ所あり、1ヶ所は下山道側の角にあり、もう1ヶ所は海側の城壁中央部分にあります。まずは下山道側の入口へせせらぎを越えてアクセス。


集落内に入ってすぐに真新しい石碑があってビックリ。しかも書き出しに「ここに訪れる旅人は…」と、どこから見ているのか?ってぐらいの的確な表現でしたからね。ちなみに石碑の日付は平成24年なので2012年に設置されたものらしいです(画像リンクで拡大画像表示)。その石碑は旅人をその場所に立ち止まらせる意味もあったみたいです。無ければ集落奥までズカズカ入ってしまうところをここで足止めしてくれますからね。そのおかげか、その場所から集落を見ると・・・


なんと人が居る!ちょうど軽トラで外出するところで、人影もバッチリ見えました。ただ距離があったのと、あちらもこちらが居るとは思ってもいませんので、気づかないまま車で走り去ってしまいました。でもその車を見てあの悪路の謎も少し解けた気がしました。小さくて小回りが利く軽トラならあの急カーブも越えられたんですね(同じ軽自動車でも一般的なものは軽トラほど小回りがきかない)。


まさかの唯一の住民に遭遇も、特に迷惑をかけることなかったので、部外者の身としてはホッとしました。それでも唯一の建物には近づかないようにし、石垣近くから望遠で撮影するだけにとどめておきました(画像リンクで拡大画像表示)。


集落内には真ん中に海と山側の民家を結ぶあぜ道があり、おそらくその山側の先に「立入禁止」と書いてあった下山道の分岐点へと繋がるのかと思います。


そして海側の出入口から青久海岸へと出てみます。


青久海岸の第一印象は「嘉徳海岸にそっくり」。その理由は砂が黒っぽいこと。ただ嘉徳海岸は湾状の海なのに対し、青久海岸は外洋に面していることもあり、海が青々している印象でした。


そしてその砂をよく見るとウミガメの跡が残っていました。外洋に面していることもあって、青久海岸は産卵するのに良い場所なのかもしれませんね。


そして青久海岸唯一のスポット「むちゃ加那の碑」へ。集落から海に向かって右手の森の中にありました。しかし・・・


集落とむちゃ加那の碑がある場所との間には川幅5mはあろうせせらぎがあり、今度ばかりは川の中にどっぷり浸からないと行けない状態でした。しかも今回はトレッキングシューズで水の中には簡単に入れず。しかし、波打ち際にいた際に砂浜にはそのせせらぎの河口はありませんでした。まさか・・・


なんと波打ち際手前でせせらぎが消滅して、海に近い場所では陸続きになっていました。ちなみに青久海岸の砂浜は細かい砂ではなく荒い小石の「砂利浜」。つまりせせらぎの水は、砂利に浸透して海に流れているのでした。なので集落からむちゃ加那の碑へ行く際は、一度波打ち際側に回り込めば濡れずに行くことができます。


無事にむちゃ加那の碑に到着。高波時を考慮してか少し高台に石碑はありました。


シンプルな石碑にはむちゃ加那の神話が刻まれていました(画像リンクで拡大画像表示)。そして驚いたのはその左に置いてあるお供え物。どう見ても新しい。おそらく唯一の住人が毎日お供えをしてくれているようです。素晴らしいです!


むちゃ加那の高台からせせらぎ越しに青久海岸を一望。


むちゃ加那の高台からせせらぎ越しに青久集落側を一望。左端に白く見えるのが唯一の民家です。


むちゃ加那の碑から青久海岸へ出るも集落側ではなく集落から離れる側へ少し行ってみた。なんとその先には・・・


海に直接落ちる「水落の滝」あり。地図にもガイドにもこの滝のことは一切書かれていなかったので驚きでした。しかし滝は岩場の先にあってすぐ近くまで行くことは不可能。それでも幻の集落に滝まであるとは驚きの連続だったのでした(画像リンクで拡大画像表示)。ちなみに嘉徳と青久の間に「篠穂の滝」がありますが、それはこの滝のさらに先にあるものです。


さらに海岸から水平線を見ると特徴的な岩場あり。とても神聖な雰囲気でした。離島の沖にある岩場には神話がつきものなので、青久海岸のこの岩場にも神が宿っているいわれがあるんでしょうね(画像リンクで拡大画像表示)。


ちなみに集落の海側入口には別の石碑あり。「浜崎要範氏 村長記念」とありますが、現在の青久は「奄美市住用町」。どうやら昔の村時代のものの石碑のようでした。この集落を守っていただいている感謝の意を込めてのもののような感じでした(画像リンクで拡大画像表示)。


とにもかくにもアクセスも集落も驚きの連続だった「青久集落」。久しぶりに離島で冒険気分を本気で楽しめた感じです。でもあまりにアクセスがハードだったので、再訪したいかと言うと・・・。そもそも林道の分岐点まで行くのが大変なので、なかなか再チャレンジというわけにはいきませんね。

でも今回は計画的に行動したこともあり、無事に幻の集落までたどり着けてホントに良かったです。何より住民に迷惑をかけることなく無事に冒険完了できて何より。でも林道分岐点に停めてあった車を見て住民も「?」って思ったかもしれませんねw


幻の集落「青久集落」にチャレンジする際は、必ず時間に余裕を持って「歩き」で臨みましょう。万が一車で無理して行って途中で脱輪でもしようものなら命の危険もさることながら、住民の往来もできなくなってしまいます。片道わずか3kmなので、登山感覚でのんびり歩いて幻の集落を目指しましょう。その際は事前にトイレを済まし、補給物資を十分持ってチャレンジしましょう。

最後に幻の青久集落にある「青久の滝」動画。青久海岸の波と併せてお楽しみあれ。













posted by 離島ドットコム管理人 at 13:06 | 奄美エリア

【奄美大島2021】ついに到達「青久集落」アクセス編

奄美大島でも「幻の集落」といっても過言では無い「青久集落」。あの嘉徳集落を遙かにしのぐ難アクセス。以前チャレンジも、途中の悪路と車では曲がりきれない急カーブで断念。それもあって今回は林道嘉徳青久線の入口まで車で行き「歩き」でチャレンジしました。「片道約3km・標高差250m」とまさに山道。トレランシューズを履いていざ青久集落へ!


まずはスタート地点。といってもここまで来るのも一苦労。市集落から林道嘉徳青久線に入って猛烈な山道「約4.5km」。密林の中に突然現れる青久集落入口。でも案内は「むちゃ加那の碑」とありますが青久集落にある唯一のスポット。しかし案内はあるものの簡単にたどり着ける代物ではありませんでした(画像リンクで拡大画像表示)。ちなみに嘉徳集落からだと「約9km」です。


またその案内板の先には注意書き。「トイレありません・電話ありません」。なにせ青久集落には1軒の家しかなくその家以外の施設は一切なし。電話も某キャリアだと集落では全く繋がりません。チャレンジの際は市集落や嘉徳集落などでトイレを済ませておきましょう。


基本的に青久分岐点からは集落までひたすら下り。序盤は嘉徳青久線と変わらない密林の雰囲気も道路は「まだ」舗装されています。


舗装路は序盤の200mとかですぐに未舗装路になります。しかも道幅は狭いわ、ガードレールはないわ、横がすぐ崖だわ、崩れやすいわ。車だと脱輪必至なので、特にレンタカーで行くのは絶対に止めましょう!(以前のチャレンジは自前の車)


そしてここが軽自動車でも曲がりきれなかった急カーブ。もはやスイッチバックでしか通行できないのでは?というレベル(以前はここから延々バックして戻る地獄を味わう)


さらにその先にも超急カーブあり。この2ヶ所が青久までの難所。しかも今回のカーブは猛烈な坂になっていてまともな車では下りることはできても上ること(帰ること)ができないレベルでした。


相対的に二輪車ならなんとかなりそうな気もしますが、悪路がこのレベル。オフロードバイクでも運転が大変な状態。さらに帰りは超上り坂になるので原付バイクだと悪路もあってアクセルをふかしても前に進まないことでしょう。二輪車で行くのも絶対に止めましょう。


難儀なのは悪路だけではなく、谷側にガードレールがなければ山側に擁壁もないので、豪雨の後は確実に落石がありそうな状態。リアルに落石注意の道です。


道幅も軽自動車が1台がやっとのレベル。でも車の轍がありますが、これは集落唯一の人の車が通った後です(集落紹介で判明します)。


そして密林と急坂を抜けると突然空が開けます。さらに電線と電柱が現れるので、あとはこれをたどれば集落まで行くことができます。


空が開けた場所から先は坂もゆるやかでスムーズに移動できます。


そして終盤の分岐点。左が青久海岸で右が青久集落も、右は個人の敷地に入ってしまうので立入禁止。青久集落へ行く場合も左側の道を進みましょう(画像リンクで拡大画像表示)。

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分岐点で左に入るとよーやく青久集落と青久海岸が見えます。ゴールまであと少しです。


青久海岸の砂浜も見えればゴール近し。この場所でまっすぐ行けば砂浜、右へ行けば集落です。


右へ行けば集落に入れますが、その際に小さな沢を越えます。岩を伝っていけば沢に入らず集落内へ行くことができます。


そしてゴールの青久海岸。嘉徳海岸に近い黒っぽい砂浜も海の青さはまさに「青色」。ちなみに集落と海岸が接しているので、青久海岸到着=青久集落でゴールとなります。


そしてこれが往復のGPSデータ。あまりの密林でGPSがまともに確保できていませんが、序盤の下り標高差だけは正確っぽいのでご参考まで。ちなみに行きは下りなので歩きでもスイスイですが、帰りは急な上り坂が延々続くのに加えて行きの疲れも重なり、かなりハードな道のりになります。もちろん自販機もなければ水道もないので、チャレンジの際は「飲み物」は多めに持参して行きましょう。

とにもかくにも青久集落チャレンジの際は必ず「歩き」!車もバイクも絶対に止めましょう(地獄を見ます)。ちなみに歩きだと片道1時間が目安。海岸などの散策時間も含めると「往復3時間」が目安です。まぁ林道の青久分岐まで行くだけでも時間がかかりますので、名瀬や古仁屋からだと「丸1日かかる」ぐらいを覚悟しましょう。









posted by 離島ドットコム管理人 at 13:00 | 奄美エリア

2022年06月04日

【奄美大島2021】衝撃!フナンギョの滝への超悪路が舗装?しかし車両進入禁止

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奄美大島でも以前はガイドブックにも載っていなかった「フナンギョの滝」。でも奄美大島現地では、徐々に案内板の設置などで広報するようになってきており、最近ではガイドやマップにも載るようになってきました。ただ滝までの道のりは道路こそあるものの超悪路。レンタカーで滝近くまで行ったものなら、車体は傷だらけ。しかもUターンできないような道なので、その後も秘境の滝のままでした。しかし2021年夏に大きな変化が!?

2020年にも行ったので、2020年と2021年の比較もしながらレポートいたします。

滝への道入口に車両進入禁止表示


フナンギョの滝は国道から脇道に入り、川内集落を通過しないと行くことができないので、道がかなりわかりにくい。さらに以前は滝への道入口には何も無く、その先に滝があるか否かは全くわかりませんでした。でも数年前ぐらいから道路入口に案内石碑が設置され、その先に滝があることがわかるようになりました。ただしその石碑の先の悪路は猛烈なままで、入口からでは悪路の存在がわからないので、ついつい車で先まで行ってしまう人が続出。

それもあってか、2022年夏からは車両進入禁止になっていました。まっ、これは良いことなんですが、しかしその車両通行止めの理由には別の意味もあったようでした。

滝までの道は激変


その入口からしばらくは未舗装なものの、平坦な道が続きますが、しばらくして森に入ると一気に「超悪路」に変わります。オフロードバイクでも苦労するような悪路に、以前は時前の原付バイクで入ってしまい地獄を味わいました。

しかし2021年に行くと、なんと道が整備されていました。舗装こそしていなかったものの、側溝はできているし、未舗装部分もあとはアスファルトを施工するだけのような状態に。あの超悪路がなんとまぁ・・・(良いのか悪いのか・・・)。つまり車両通行止めはこの工事への悪影響を与えないためでもあったみたいです。

滝とその前の橋自体は変化無し


今回ははじめから入口に車を停めて滝まで歩いて行くつもりだったので、道が整備されていて歩くのも楽でした。そして滝がある橋まで到達。味のある橋だっただけにここまで新装していないかドキドキぢましたが、橋自体は以前と変わっておらず少し安心。

2021年夏時点でこの状態(今は完全舗装かも?)


側溝ができているのにはビックリしましたが、確かにその悪路になっていた原因はここ数年の猛烈な豪雨による水道(みずみち)で道が崩れていたからですので、側溝の設置も納得です。大雨の後に雨水と一緒に道路の土砂も流してしまいますからね。

崖崩れ対策も!?


また途中には崖崩れや落石防止の対策もしてありました。今まではうっそうとした森の中だったので、脇が崖なのかも判らないレベルでしたので、これで安心して滝を目指せるという訳です。

滝/橋の先はさらに綺麗な舗装(いずこへ?)


もともとフナンギョの滝までの道は超悪路で、その先も道があったものの、どことどこを繋いでいるか否かは確かめられないレベル。地形的には更なる山奥に入っていく道のはずも、なんとその橋の先も道が綺麗に整備されていました。つまりこの道整備は滝のためではなく、その先の大和村側(マテリアの滝側)までの道の再整備のようです。しかしこの道を誰が通るのか…


ってことで今回の道路整備で、フナンギョの滝は「秘境の滝」から「定番の滝」になるかもしれませんね(なにせ滝の目の前を道路が通っているので)。しかし今回は2020年にも行って超悪路を確認していただけに、2021年の整備にはホントにホントにビックリした次第です。

ちなみに2021年のフナンギョの滝は動画にも収めていますので、最後にご覧いただければと思います。手持ち定点動画と、橋の欄干から滝上までのパンニング動画の2つです。まだ360度カメラ導入前なのでグリグリは動かせませんが・・・










フナンギョの滝・奄美大島詳細情報







posted by 離島ドットコム管理人 at 13:00 | 奄美エリア

2022年05月28日

【奄美大島2021】轟の滝は超難所!泥まみれになりながら到達!!

奄美大島の「轟の滝」。何故かGoogleMapには載っているのに、ガイドなどにはほとんど出ていない滝です。といっても離島ドットコムでは紹介しているタンギョの滝フナンギョの滝も、ガイドにはほとんど載っていませんが、それでもどちらも最近は徐々に紹介されつつあるものの、この轟の滝だけはほとんど紹介されていません。

なので自ら探ってきましたw


滝がある場所は名瀬市街から島南部へと抜ける「朝戸トンネル」出口にほど近い「大川ダム」の上流。大川ダムまでは車で簡単にいくことができます。


大川ダムの右脇の舗装路をしばらく進みます。


しかし2021年夏の時点ではその舗装路の終盤で崖崩れ。といっても舗装路はこの100m先ぐらいまでしかないので、この手前で車を停めても大して距離は変わりません(駐車スペースも手前にあります)。


舗装路が終わったらあとは歩きになります(そもそも非舗装路はチェーンで車両進入禁止になっています)。歩くこと約1.5km。多少の高低差はありますがそんなに急勾配の道はありません。基本、湖畔の脇を歩く感じです。


しかし最後の最後で上り坂になり、その先には水力発電所か何かの施設があるようで通行止めになっています。


その行き止まりの脇からは水落の音が聞こえるも、うっそうとした林があって滝の姿は望めません。どうやら「轟の滝」は崖下にあるようです。その行き止まり部分から崖下に降りれるような場所は一切なく、もの凄い断崖絶壁になっていました。


しかし坂を下ってダム側に少し戻ると、登山やトレッキング慣れしている方なら一発で判る目印があります。いわゆるピンクリボン。まさにそこから滝に降りることができるみたいですが・・・


獣道どころか人が通った痕跡すらない。しかも超急勾配で坂ではなく崖をロッククライミングして下りる状態です。この写真でどこがルートか一発で判らない人はチャレンジすべきではありません。そんな超難関斜面を下ることになります。今回は両手両脚を使い、全身泥まみれになりながらどうにか下へ。


超難関の崖を下ると、急に静かで落ち着いた空間になります。そして右手に念願の「轟の滝」。


中州から見ると轟の滝の正体がわかります。滝のさらに上には砂防ダム的なものがあり、どうやら一部は人工的な滝だったようです。

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滝自体は水落も滝壺も「マテリアの滝」に非常に近い印象。すぐ近くに大きなダムや湖があるので、清流や滝があるのはとても不思議な感じでした。

しかし滝に下りるまでのあの斜面は、今まで見た滝の中でも最難関だったと断言。「ピナイサーラの滝」でも人が通った痕跡があるだけわかりやすいですがここはそれすらないのに加えて、斜面ではなく崖を上り下りするので常に滑落の危険あり。奄美大島初心者や登山・トレッキングの熟練者ではない方は、絶対にチャレンジしませんように!装備も登山レベルのものが必要です(今回はそれを見越した装いで大正解)。

その代わりに動画もアップしておきますので、視覚的なものはバーチャルのみでお楽しみ下さい。

ちなみに斜面は高低差20mぐらいで斜度は60度レベルの壁です(=素手で6階建ての建物の壁を上り下りするレベルです)。








posted by 離島ドットコム管理人 at 10:48 | 奄美エリア

2021年08月30日

【奄美大島2020】用はなくても入りたくなるオーシャンビュートイレ

「用はなくても入りたくなる ホテルのような内装の公衆トイレ」というのが、東京渋谷でいろいろ設置されているようですが(かなりの税金の無駄遣いプロジェクト)、奄美大島には「用はなくても入りたくなるオーシャンビュートイレ」があります。

でも個人的には離島旅行中のトイレは「超遠い」方で、日中はほぼトイレに行きません(朝夕の宿だけで十分)。もちろん公衆トイレには滅多に入らないので、今回も最初は全く気づきませんでした。気づいた時もトイレに用があったのではなく、洗面所で手を洗いたいから入っただけ。でもその洗面所に入って超驚き!

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「海側の壁が全てガラス窓」

さらに男性用トイレの「小」をする場所も、海に向かって設置されており、そこも海側の壁が全てガラスだったので、かなり驚きました!もちろん目の前に海は見えるも、人が入ってこない崖上なので覗かれることはありませんし、遠くに見える公園もこの距離なら人どころか建物の有無さえ認識できない距離でしょうね。確認はできませんでしたが、さすがに女性用トイレは、ブースの壁がガラスってことはないでしょうけどね(造りは小便器があるか否かの違いのみだと思う)。

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しかも東向きなので、早朝に用を足しに行くと「オーシャンビュートイレ」どころか「サンライズトイレ」になります。まさかのトイレの中で朝日鑑賞できるとは思ってもみませんでした(カメラ持って行って良かった〜)。

ちなみにこの「用はなくても入りたくなるオーシャンビュートイレ」は、奄美大島の観光名所「あやまる岬」の駐車場にある施設です。2階が展望台になっていて、以前はその2階のみを見ましたが、まさかの1階トイレ内がこうなっているとは・・・

「あやまる岬」や新しくできた「みしょらんカフェ」に行く際は、用はなくても必ずトイレに入りましょうw









posted by 離島ドットコム管理人 at 13:25 | 奄美エリア

2021年01月18日

【奄美大島2020】マネン展望台リニューアル!マネン崎展望所?マネン崎展望広場?



奄美大島南部の古仁屋とヤドリ浜の間にある「マネン展望台」。前回来たときはなんか工事しているな〜って思ったものの、駐車場を整備しているだけかと思ったら、なんと新たに「マネン崎展望所」なるものができていました!でも以前からあった展望台はそのままでしたけどね。その代わりに・・・

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超目立つ看板設置。正式名称「マネン崎展望広場」とのことです。以前は看板が目立たず、気づかずに通り過ぎてしまう人が多かったですが、これなら目立って足を運ぶ人も多くなりそうですね。



でも「広場」という雰囲気ではなく、「駐車場+展望所」って感じが正解。公園のような広場的な雰囲気は全くありません。



っていうか駐車場が大半。こんなローカル展望所にこんなに駐車場いる?ってレベルです。あさに駐車場ではなく広場にして公園的に整備すればいいのに謎です。



あと展望できる場所ははっきり言って狭くて「広場」ではありません。なのでこの記事では「展望所」としています。そもそも新しい看板は「マネン崎展望広場」なのに、道路標識は「マネン崎展望所」と、どっちだよ!って感じですけどね。個人的には道路標識の方が正解だと思います(マネン崎展望所)。



でも展望できる景色は、旧展望台だと大島海峡しか望めませんでしたが、新しい展望所だと嘉鉄湾が一望。いわゆる「ハート型」の海ですが、マネン崎からだと訳わからない形です(ハートの右上あたりが展望台がある場所)。



さらに今回の新しい展望所は、展望場所よりも「一本松のシンボルツリー」の方が目立っていました。しかも展望場所より高い場所にあるし。でもこれって展望広場整備のために伐採したものの、この1本だけ銘木で残した系かも。そういう意味ではこのマネン崎展望広場はまさに乱開発?



そして展望場所より高い場所にある一本松の足下には、なにやら方位の石碑。誰も気づかねー!ってレベルでした(普通は展望場所に置くだろ!)。でもその先には旧マネン崎展望台同様に加計呂麻島の島影と大島海峡が一望。っていうか何故にここを展望台にしなかったのか謎。

結局、今回は展望所は写真撮影のためだけに素通り。旧展望台でのんびり景色を眺めていた次第です。








posted by 離島ドットコム管理人 at 10:35 | 奄美エリア

2021年01月08日

【奄美大島2020】明神崎に初登山?岬なのに登山レベルも価値あり!



奄美空港とハート岩の間にある「明神崎」。どっちかというと「明神崎リゾート(グランドゴルフ場 あまみティダパーク)」なる看板の方が記憶にあると思いますので、ゴルフに興味が無い人にとってはどーでも良い場所だと思います(私がそうですw)。でもそのゴルフ場入口の左隣に味も素っ気も無い小さな看板があったのお気づきでしょうか?



「明神崎展望台入口」という正直目立たない看板。しかもその先に何があるかさっぱり分からないので、リスクを負ってまで行こうとは思いませんでした。でも今回は奄美大島1週間の滞在で、時間もいっぱいあったのでチャレンジ!しかしまさかの登山になるとは・・・



明神崎入口から先はしばらくは舗装路ですが、すぐに非舗装路になります。今回はたまたま車で行こうとしていたのでよかったですが、自前の自転車だとパンク必至の大砂利道。行くなら必ず車やバイクで。そして幹線道路から約400mで、展望台への遊歩道入口、その先には駐車場が現れます。



しかしその展望台まで行ける遊歩道入口を見てビビりました。めっちゃ登っている!幹線道路の明神崎入口でさえかなりの高台なのに、さらに登るの?って感じでした。しかも「明神崎展望台入口」と書いてあるだけで距離表示無し。先が分からない道はホントに怖いですが、当たって砕けろで登山開始。



しかし本気に登山レベルの道で、冬時期にも関わらずすぐにヘロヘロ。夏はヤバイ道でした。あとで距離を測ったら、駐車場から展望台まで400m程度でしたが、あまりのアップダウンに1km以上の感覚。宮古崎と同じようなキツさでした。



しかも行きは景色があまり開けず、遊歩道がどこまで続くか先も見えないので心が折れそうに。でもしばらくすると、よーやく展望台らしき開けた場所が「猛烈な坂」を登った先に見えてきました。同時に「嗚呼これ登るのね」という絶望感も・・・



ついに展望台到着。先客が居たので自由に撮影できませんでしたが、これだけ登ったのだから絶景に期待!



まずは奄美空港側(東側)の景色。土浜海岸(原ハブ前の海岸)が一望できます。っていうかどんだけ高台なのさ!ってぐらいの高さからの景色に驚き。遠くの山も視線の下に見えていない?ってレベルでしたからね。



続いて用安海岸側(西側)の景色。海の色がヤバイぐらい綺麗でした。しかもかなりの高台なので、用安海岸の先のハートロックがあるビラビーチまで見えていたような。ここでも奄美大島の山々を見下ろす光景に驚きでした。



そして最後に展望台の正面(南側)。まさに水平線が一望できます。冬の景色で日が低めなのもあってモロに逆行ですが、真夏なら日差しも高く水平線もくっきり望めたでしょうね(写真は2月下旬の午前11時頃)。そしてここでも眼下にヤバイぐらいの綺麗な海の色。あれだけ登ってきたかいがある海の色でした。

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ちなみに展望台にはベンチがあるだけで、他には何もありません(トイレもありません)。その分、景色は景勝地のあやまる岬以上かも。がんばって登って行って欲しいものです。でも私はもういいやw(あの山道はもう勘弁)



そして帰りは下り。しかも行きの登りでは見えなかった周辺の景色も楽しめ、良い気分で下山できます。それでも行くのはこの1回でいいやw





posted by 離島ドットコム管理人 at 12:40 | 奄美エリア

2021年01月06日

【奄美大島2020】奄美だけど宮古崎!別名ササント/笹の塔。かなりおすすめ



奄美大島だけど「宮古崎」。まぁ多良間島にも「宮古市の森」とかありますが、多良間にはきちんとした理由がありますからね(しかも宮古ではなく宮古市だし)。奄美大島の宮古崎も、あくまで正式名称であって、実際は「ササント/笹の塔」と呼ばれることが多いみたいです。その理由は笹が多いというだけではなく、ここの笹を使って大和村の群倉(ぼれぐら)などの茅葺き屋根を作っているとのこと。個人的には「宮古崎」の方がスッキリしますけどねw



しかし笹以上に、今の宮古崎はあることで一躍?有名になったらしいです。なにせ我が家にはテレビがないので全くわかりませんが・・・

大河ドラマ「西郷どん」オープニングのロケ地

さっぱり分かりませんw(オープニングどころかワンシーンすら見たことない)

せめてその映像を宮古崎ササント入口にでも掲げてほしいものです。



ちなみに宮古崎ササントは幹線道路脇に駐車場がありますが、岬先端までは、もーーーれつに遠い。駐車場の距離案内でも既に「宮古崎まで1470m」。しかしその宮古崎が岬の何処を差しているか不明。感覚的には片道2kmは覚悟しましょう。さらに隣接する国直海岸からも行けるみたいですが、確実に登山になるので、この宮古崎ササント入口駐車場からアクセスがおすすめ。



ちなみにこの入口から先へ車は無理ですが、自転車で途中まで行くツアーもあるらしい。しかし坂が猛烈なので、自転車より歩いた方が絶対に確実だと思います。宮古崎ササント内へのバイクなどの二輪車での乗り入れは、舗装を破損するので絶対に止めましょう。



宮古崎ササントの遊歩道はとにかくアップダウンしかありません。平坦な部分は皆無では?と思うほど。途中、国直海岸からのルートとの合流(下り)がありますが、迷わず登りましょう。



序盤は森の中の遊歩道ですが、途中で左側(西側)が開ける場所があり、そこからは国直海岸などの奄美大島西岸の海が望めます。長い遊歩道の途中にあるので、まさにこの景色はオアシスって感じでした。



繰り返されるアップダウンを越えると、今度は遊歩道の右側(東側)が開けた場所に出ます。この坂を越えれば、よーやく宮古崎ササント全体が望めてくるはず!?宮古崎まで350mポイントです。



坂を越えた先には岬!・・・は見えるが、めっちゃ遠い。「宮古崎350m」いったいどこまでだったのでしょうか?結果から言うと、GPSで計測しましたが、駐車場から展望台までは約1200mで、展望台から岬先端までは400m。入口にあった「宮古崎1470m」は謎の数値だったのでした・・・(最後の350mも展望台まででも岬先端まででもなく謎)



そして最初のチェックポイントの宮古崎ササント展望台。トイレはありますが水洗ではなくバイオトイレ。トイレは宮古崎に来る前に済ませましょう。また展望台も、前の写真でも分かるように、遊歩道から見下ろせる位置にあるので、景色は展望台より遊歩道からの方が開けています。



でも西側の海は展望台の方がよく望めます。国直海岸までは望めませんが、奄美大島西岸の海をまさに一望できます。手前の海も透明度が高くて、天気がイマイチな時でもかなり綺麗でした(リアルにこのとき小雨でした)。

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そして展望台から宮古崎ササント先端を一望。まだまだ岬先端は通そうです。正直、景色的にはこの展望台以降は大したこと無いので、ここで戻るのが無難かと思います。



展望台先にある岬先端への道。いきなり、しゃがまないと通れない遊歩道になっています。しかも途中から舗装がなくなり、雨上がりだと泥だらけになりますので要注意。



森のような草木が密集したエリアを抜けると大草原になります。しかし道が何本にも枝分かれており、どれも行ったらまた戻らなければない道ばかり。どの道を選べば先端まで行けるのかは「あみだくじ」のように運次第w



選択が当たっているか否かはわかりませんが、とにもかくにも先へ先へと進みます。徐々に宮古崎ササントの先端が近くなってくる印象。その分、猛烈な暴風にさらされ、特に冬シーズンはかなり危険な風が吹き抜けますので要注意です。



宮古崎ササントの岬先端まで行く途中にも、このようなテーブルとベンチがあるポイントもあります。絶対に暴風でも台風でも壊れないような超頑丈造りが逆に切ないw



とりあえず「この先は海しか見えない」というポイントまではどうにか到達。しかし暴風がもの凄くて、じっとしていることができずに、写真だけ撮って退散。また夏場も岬先端は日影がないので、のんびりすることは難しそう。このテーブルセットに座ってのんびりできる時期はごくわずかだと思います。



実はさらに下りることもできましたが、あまりの暴風で断念。帰りの2km近い道のりもあるので、宮古崎ササント先端の先端は眺めるだけにしておきました。ちなみに駐車場から岬先端手前までにかかった時間。比較的歩くスピードが速い私でさえ往復に30分、一般的には往復で1時間はかかると思った方が無難です。



岬先端までひたすら下りだったので、帰りはひたすら登りかと思ったら、海から吹き上げる追い風で意外と楽。さらに帰りは背後に見えていた国直海岸一帯も望め、帰りはかなり楽しかったです。宮古崎ササントは「行きはよいよい帰りは怖い」ではなく、「行きは苦行で帰りは散策」って印象なのでした。

でも奄美大島西岸としては、この宮古崎ササントは是非とも行って欲しい場所だと思います。近くに国直海岸もありますし、その間にも国直サンセットパークもあって、見所が1ヶ所に集中していて観光するにも便利。今度は是非とも国直海岸から宮古崎ササントへ直通ルートをチャレンジしてみたいものです。

しっかし今回もでしたが、国直海岸へ行くときは必ず天気が悪いんだよな〜。一度も晴れたことがなく、今回も見事に小雨交じりの悪天候でした(暴風付)。

ちなみに西郷どんのロケスポットで宮古崎ササントのどの辺だったんだろう?(興味もないし調べる気もないw)





posted by 離島ドットコム管理人 at 11:33 | 奄美エリア

2020年12月30日

【奄美大島2020】奄美ゲストハウスTegeTegeの建物が凄い!?ジブリに出てきそう



奄美大島で数少ないドミトリーの安宿「ゲストハウスTegeTege」。以前は名瀬の夜の街にありましたが、ごくごく普通のビルの一角にある宿って感じでした。最近、同じ名瀬市街のバスターミナル(しまバス本社営業所)近くに移転したのですが、その移転した建物がもの凄いものだった!

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なんじゃこれー!ホントに名瀬中心街?

まるで森の中にあるかのような雰囲気。しかも建物自体も奄美大島にこんなクラシックなレンガ調のものがあったの?って感じです(奄美も沖縄同様コンクリート造の真四角の建物がメイン)。ビックリ以前に、建築士としては興味津々の建物でした。



場所は奄美大島各地にバスを出している「しまバス」の起点となる本社営業所のすぐ裏手。川沿いにあって建物周辺だけ森のようになっていますのですぐに場所はわかります。以前に比べてさらに中心街に移転したので、利便性も格段にアップ。



個人的には利便性以上にこの建物が興味津々。三角屋根のレトロな建物なのになんと4階建て。3階部分にはデザインされた出窓もあって、建築的にはかなり面白い。しかし構造的にはかなり不安なもので、建築士としてはあまり泊まりたいとは思わないかもw

さらに入口周辺も、以前の夜の街にあったとき同様に、ものが散乱していて綺麗とは言いがたい状態。室内も狭い場所にいろいろな家具や家電が詰め込まれている感じで、快適性は通常のゲストハウスレベルかと思います。さらにエアコン無しとの話なので夏場はかなりキツそう。

まぁ1泊1500円なので、立地からすると費用対効果はあるかもしれませんね。

(現在の奄美ゲストハウスTegeTege入口)


(以前の奄美ゲストハウスTegeTege入口)


建物は一見の価値はあると思いますが、泊まるか否かは各自の判断にお任せいたしますw

(奄美ゲストハウスTegeTegeの場所)






posted by 離島ドットコム管理人 at 13:24 | 奄美エリア

2020年06月02日

【喜界島2020】ココネドコ。フェリーで来島の人におすすめの宿

離島の旅2020〜喜界島編

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喜界島にキャビン型宿泊施設誕生


奄美大島から喜界島へフェリーで行く場合、行きは島に深夜着で帰りは島を早朝発なので、基本「2泊1日」になります。しかも島では寝るだけなので、わずか1日の滞在で2泊必須になり、どうしても宿代が高くつきがち。ゲストハウス的な激安宿がないので、毎回宿代が割高になって困っていました。そんな喜界島に寝るだけのキャビン型ホテル「ゲストハウス ココネドコ喜界島」が誕生。まさに渡りの船の宿ができました。

湾港徒歩圏内!すぐ近くにスーパー有り


新しいキャビン型ホテル「ゲストハウス ココネドコ喜界島」は、湾港から徒歩圏内のまさに市街地のど真ん中。港までも徒歩圏内ですし、さらにすぐ近くに農協系のスーパー「Aコープ」があり、自炊するにも弁当を買うにも利便性抜群。チェックインは喜界島第一ホテルで行うので、行きは遠回りが必要ですが、帰りはチェックアウト不要なのでそのまま港などへ行くことができます。ちなみにココネドコ自体は基本無人管理です。

共用部分は便利だけどセキュリティが不安


建物入口は基本的に施錠されておらず、誰でも自由に入れる状態なのがやや不安。地域コミュニティ的な意図もあるのかもしれませんが、共用部に宿泊者用の共用冷蔵庫があるので、中のものが盗られる心配があって少し怖かったです。まぁ同じ宿内の人でも同じリスクがありますが、せめて建物自体の施錠管理をして欲しいものです。

共用部分に誰でも使える自販機とロッカーがあり


建物に入ってすぐの場所に共用テーブルと自販機があり、右奥に共用冷蔵庫とキッチンがあります。冷蔵庫の先にはお金が戻ってくるタイプのコインロッカーがあり、宿泊客以外も使えるみたいです(宿泊者用は専用部分にあります)。専用部分への入口は自販機側とキッチン側の2ヶ所あり、どちらも電子ドアロック錠で管理されています。番号はチェックインの際に教えてもらえます。

共用キッチンと家電は便利も本格的な自炊は厳しい



キッチン回りの家電はトースター・電子レンジ・ポット・炊飯器があり、コーヒーメーカーもあります。キッチンはIHヒーターでフライパンもありますが、包丁や調味料はありません。本格的な自炊をする場合は、それらをそろえる必要があります。また食器類はありますがカラトリー類はなかったようです。

専用部分へは入口2つ!電子ドアロックでセキュリティOK



専用部分入口ドアは、暗証番号を押して入る電子ドアロック錠になっています。自販機側からだと洗面台や水回りエリアへ、冷蔵庫側からだと宿泊者用ロッカーにすぐ行けます。チェックイン直後は冷蔵庫側の入口から入ると良いでしょう。専用ロッカーはチェックインの際に鍵を渡されますのでそれで開閉。チェックアウトの際は建物入口にあるポストへ入れて返却します。

キャビン部分はビジネスキャビンレベルで意外と快適



キャビン自体はファーストキャビンのビジネスクラスレベルですが、ベッドがやや高い位置にあります。タオルのみ洗面台回りにありますが、その他の備品はキャビン内にあります。キャビン内には大型液晶テレビがあり、枕元にはコンセントとUSB給電口あり。簡易ヘッドホンやUSBケーブルもあるので、意外とキャビン内は便利です。ただし天井がスカスカなので、共用部の音が全てキャビン内まで入ってきます。共用部分で夜中まで騒ぐ人が居る場合は眠れない場合もあるので、耳栓は必ず持っていきましょう(備品にはありません)。

共用水回りは綺麗でいいけど連泊してもタオル交換無し


洗面台は今風の見た目重視系。トイレはシャワー室向かいにあり、もちろん洗浄便座あり。ただしトイレは男女別なものの、女性用は男子トイレを横目で見ながら行くことになるので使いにくい。またシャワールームの目の前が女性用トイレなので、シャワー後の男性とかち合う可能性もありそうです。シャワールーム自体はビジネスキャビンと同じレベルですが、何故かシャンプーやボディーソープは脱衣スペースに置いてあります。またタオルは連泊しても交換はなく予備もないので、返却カゴに入れずに使い続けましょう。

洗濯機は外のコインランドリー。その他の施設は?


洗濯機は建物内にはなく、近接する小屋に一般利用も可能なコインランドリーがあります。ただし干す場所がないので、乾燥までランドリーで行うのがおすすめです。施設内にはパスワードがかかったWiFiがあり、キャビン内も共用スペースでも利用できます。送迎はありませんが、港までは徒歩6分程度。空港までも徒歩15分程度です。ただし湾港は徒歩圏内ですが、海が荒れた際に早町港発着になると、タクシー移動必須。フェリーは深夜早朝発着なので、タクシーは事前に予約しておきましょう。

ゲストハウス ココネドコ喜界島 まとめ

喜界島へ飛行機で往復する場合は普通の宿で良いと思いますが、深夜島着で早朝島発のフェリーの場合は宿は寝るだけになるので、キャビンタイプのココネドコはとても重宝すると思います。さらに港までも近いですし、スーパーも近いので利便性が高い宿と言えるでしょう。ただ気になるのは認知度が低く、泊まる人が少ないのでいつまで営業しているか微妙なところ。第一ホテルが関係しているので、持ちつ持たれつ営業してくれることを期待しています。


ゲストハウス ココネドコ喜界島の基本情報

【電話】0997-58-8885
【料金】1泊3000円〜
【HP】https://coconedoco.com/
【予約】楽天トラベル
【地図】


posted by 離島ドットコム管理人 at 12:21 | 奄美エリア

2020年05月07日

【加計呂麻島2020】コーラルのみしゃん泊まってきた!絶対リピ!!

離島の旅2020〜加計呂麻島編

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沖縄・奄美で最高の民宿かも?古き良き離島の宿

加計呂麻島の野見山集落にある「コーラルのみしゃん」。最初はなんの施設か分かりませんでしたが民宿兼居酒屋で、今は民宿だけになっているようです。しかも集落の中でも1軒だけポツンと離れた場所にあり、見た目だけでは営業しているのか否かさえ判断できない建物ですが、実は沖縄・奄美の民宿の中では、満足度ナンバーワンと言っても過言ではない「古き良き離島の民宿」でした!

オーシャンビューで超静か!しかし行くのは大変


「コーラルのみしゃん」がある野見山集落は、生間港から約6km、瀬相港から約11kmと、どちらの港からもそんなに遠くないのですが、しかし宿まで行くのは加計呂麻島で最も大変。どっちから行っても加計呂麻随一の山越え(瀬相143m越/生間155m越)。原付バイクだと歩いているようなスピードしか出ない坂道です。その分、集落内は外からの灯りが入らず、夜になると星空がとても綺麗です。しかも宿は野見山海岸が目の前に望めるまさにオーシャンビュー。客室は2階でその入口には海を望めるベランダまであります。

なんと1フロア貸しきり!


海が望めるベランダの先に客室があり、なんと2階1フロア貸しきり。他の部屋は無いみたいなので、1日1組限定の宿かもしれません(相部屋の可能性はあります)。ベッドが2つ、布団を敷くことができるスペースもあるので最大4人は泊まれそうです。WiFiはありませんがテレビはあります。海側には座敷がありますが、網戸があって海が望める感じではなかったです。そもそも海見てのんびりするならベランダがありますからね。

トイレと洗面付きの部屋はかなり快適


1フロア貸しきりの客室にはトイレと洗面台があり、洗浄便座ではないもののトイレは洋式。手すりも設置されていて、意外と良くできた水回りでした。ただ洗面台にコンセントが無いので、ドライヤーは客室内の鏡台で使うことになります。お風呂は共用ですが、そもそも1日1組なら共用の感覚はありませんけどね。

五右衛門風呂は樽風呂になるも味がある湯船


お風呂は隣の建物の倉庫奥にあります。非常にわかりにくいですが、すぐに慣れます。のみしゃんでは以前から五右衛門風呂があることで有名でしたが故障してしまい、今は大きなたらい風呂(桶風呂)になっています。それでもかなりの大きさがあるので、のんびり湯船に浸かることができます。またシャンプー・ボディーソープがあり、タオルも自由に使え、洗濯機も風呂場脇にあって無料で使えます。ただ客室から風呂場まで行くのに外を介するので、雨の日などの往来はちょっと大変。

温かい人柄の宿の人!田舎の家に帰郷した感覚で居心地が良い


2階は客室で1階は居酒屋のような造りになっていて、食事は1階でいただきます。居酒屋は現在営業していないようですので、食事は宿の人と一緒に食べる感じになります。宿ではお父さんとお婆ちゃんがもてなしていただけ、まるで田舎の家に帰郷した感覚を味わえます。まさに「古き良き離島の民宿」って感じです。しかも奄美の人らしく温厚で暖かみがり、初めての人でもくつろぐことができることでしょう。ホントに2人とも「いいひと」の一言につきます。

食事は今まで泊まった離島の宿で最高でした!


そんな2人と一緒に頂く夕食は、今まで泊まった離島の民宿の中では最高でした。基本はイノシシ肉(牡丹肉)の焼肉。カセットコンロを置いてその場でお父さんと一緒に頂きます。もちろんイノシシ肉はお父さんが狩ったもので新鮮です。他にも山盛りの天ぷらや焼き魚などあり、1人前でも2人分以上の量があります。お父さんはお酒をたしなみ、お婆ちゃんは歌謡番組を見ながら歌うのがこの宿では定番のようです。「のどか」の一言につきます。

夕食はイノシシ肉の焼肉!まさに牡丹肉です


そしてメインのイノシシ肉は、まさに「牡丹肉」。もはや民宿の夕食レベルではありません。食事を含めて考えたら、コスパ良すぎる宿です。イノシシ肉も自ら焼いて食べることができる宿って、なかなか無いと思います。肉質はさっぱりしていて油っぽくなく、お酒の肴には最高です。またお酒も黒糖焼酎を振る舞っていただけますが、ビールはあるか否かわかりませんでした。

朝食もフルーツ盛りにお雑煮に大満足


また朝食もボリューム満点で前菜代わりに山盛りフルーツが出てきます。離島の宿では果物不足になりがちですが、ここでは多すぎるぐらい朝からいただけます。さらにその後に出てくる雑煮もボリューム満点で、丼にお餅の他に沢山の具材が入っています。この他にお米もあるので、朝食だと多すぎかもしれません。遅めの時間にしてブランチでいただくと良いかも?

まとめ

今まで様々な離島の宿に泊まってきましたが、外見と実際に泊まってみた感覚とのギャップが、ここまで大きかった宿はありません。もちろん良い意味での話ですが、コーラルのみしゃんは、泊まってみて初めて分かる良さばかり。WiFiは使えませんし、洗浄便座もないし、商店も自販機も無いけど、ここでしか味わえない体験ができる民宿と言えると思います。今回は夜到着の朝発で長居できませんでしたが、次回は是非とも連泊して「なにもしないこと」をしに泊まりに行きたいと思います。

「コーラルのみしゃん」最高!





posted by 離島ドットコム管理人 at 11:26 | 奄美エリア

2020年03月23日

【奄美大島2020】高浜/ターバマ。第2のホノホシ海岸発見!

離島の旅2020〜奄美大島編

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今回の奄美旅行では久しぶりに「青久林道」にチャレンジすることも目的でした。舗装路なものの超悪路で有名な林道。しかも長いしアップダウンも多いし、以前は原付バイクで行ったら坂全然登れなかった道。今回は車だったので坂は問題無いですが、はたして舗装路に何が落ちているか心配でした。

その青久林道については別に綴ることとして、今回はその起点となる市集落のお話。特に何も無い奄美大島中部東岸の小さな集落ですが、その集落の奥に「高浜/ターバマ」なる表示を発見。



しかしその道のりがエグくて、墓地の中を経由する道で、車1台がなんとか通れるレベル。戻れるのか不安になりましたが、どうにか海岸入口前に転回できるスペースあって無事に到達。その海岸に出てみると、どこかで見たことある光景。



ホノホシ海岸そっくり!

「ホノホシ海岸」といえばまん丸い石で埋め尽くされたビーチが特徴ですが、ここ「高浜/ターバマ」も全く同じ感じで、まん丸い石で埋め尽くされていました。しかも名瀬市街から約30kmと、ホノホシ海岸の46kmより近い。といっても青久林道にチャレンジする強者以外は、この市集落までは来ないと思いますが・・・

ちなみに今回は市集落から青久林道を越えて嘉徳集落まで行き、そのまままさにホノホシ海岸まで行く予定。2つ海岸をリアルに比較できました。写真を並べるとまさにうり二つ!正面に島影があるか否か以外、違いが分かりませんw(上:ターバマ・下:ホノホシ)





でもホノホシ海岸はガイドブックにも載っているので、観光バスも来てタイミングが悪いと観光客でうじゃうじゃ。でもこの高浜は先の通り観光バスは絶対に来ないので、まさに穴場。しかも内海に面しているので海も静か(ホノホシ海岸は外洋に面していて波がかなりうるさい)。

個人的にはホノホシ海岸にはもう行かず、ターバマに行くかな〜?

といっても青久林道にチャレンジしない限り、市集落までまず来ませんので、やっぱり滅多に来ないと思いますがw

高浜/ターバマの地図







posted by 離島ドットコム管理人 at 14:24 | 奄美エリア

2020年03月20日

【奄美大島2020】倉崎海岸のあの階段が閉鎖…

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奄美大島北部のビーチといえば「倉崎海岸」。倉崎海岸といえばビーチへ降りる味のある木製の名物階段ですよね。今回の奄美滞在でも倉崎海岸へは行く予定でしたが、島巡りの関係で早朝にしか行くことができませんでした。それでも十分良い感じの景色は楽しめました。倉崎海岸にはビーチ近くに駐車場はあるものの、個人的には坂の上のネイティブシーから歩いて降りていくのがお気に入り。



猛烈な坂道ですが、その分、倉崎ビーチとその先の海を上から一望できるので気に入っています。もちろんあの名物階段も常に見えているので、徐々に階段が近づいてくるのも良い感じです。しかしその階段の様子が少しおかしい。



心なしか左に傾いていますし、何より階段周辺は草ボウボウ。するとこんな注意書きが!?

「右方向に階段有り」

つまり名物階段は閉鎖。確かに以前からかなり怪しい強度でしたが、ここ数年の台風が奄美に接近することが多かったのもあって、耐えきれなかったみたいです。ここから見る倉崎海岸の景色は好きだったんだけどな・・・



もともと倉崎海岸への階段は、この先の広い駐車場内にあって、そちらはコンクリート製。手すりは崩落していますが階段そのものは問題ありません。そもそも駐車場からビーチへ行く場合は、先の名物階段ではなく、こっちのコンクリート製の階段からみんな降りますからね。

でも絵になる階段だっただけに、この閉鎖は残念です。今後、このまま放置されて朽ち果てるのか、はたまた作り直されるのか。できれば作り直ししても今のままの雰囲気でお願いしたい次第です。





posted by 離島ドットコム管理人 at 07:20 | 奄美エリア

2020年03月16日

【奄美大島2020】やどんカフェいちのいち。絶品フレンチトーストを島の端で食す

離島の旅2020〜奄美大島編


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奄美大島の端の端。屋鈍海岸に新しいカフェがオープン。

やどんカフェ いちのいち

可愛い名前ですが、要は住所が「宇検村屋鈍1-1」だからw



そもそも屋鈍集落は、大きな奄美大島の西の端にある集落。実際は西古見集落の方が端っこですが、どっちにしても中心街の名瀬や奄美空港からは最も遠くにあるエリアです。さらにそこまで至る道も「リアス式海岸」なので、距離は短くとも道のり長く、さらにカーブばかりで行くだけでヘロヘロ。それでも屋鈍は行く価値ありです。



そもそも屋鈍海岸自体も、奄美大島の中では1・2を争う絶景ビーチ。さらにビーチまで至る道のりがあまりに大変なので、滅多に人が来ないのも良いところ。屋鈍海岸まで行けば絶景ビーチを独り占めできることでしょう。



そんな絶景ビーチがある屋鈍集落の、最も奥にできたのが「やどんカフェ いちのいち」。その先にはもう集落もなければ、舗装路もありません。あるのは曽津高崎へ抜ける悪路のみ。個人的に通ったことがありますが、二度と通りたくないと思えるほどの悪路の山道ですw



そんな半ば行き止まりの場所なので、屋鈍集落まで行けばカフェは否応無しに場所が分かるはず。さらにその曽津高崎への悪路入口前には「看板ヤギ」もいるのでなおさらわかりやすいです。営業している時はお店脇のボートに「ランチ」の幟があがっていることでしょう。ちなみに営業時間は「12時〜17時」、定休日は「水曜」「木曜」。今回は土曜日の12時だったのでセーフでした。でも不定休が多いので、公式HPやFacebookページを事前に確認するのがおすすめです。





カフェ建物の中にはテーブル席があり、さらに外の海側にはテラス席があって外カフェもできます。今回は2月末という風が強い冬シーズンながらも、もともと屋鈍海岸は湾状の海もあって風も穏やか。外カフェするにも良い場所でした。



またカフェには「看板ニワトリ」もいて、店内からテラス席まで縦横無尽に歩き回っています。そもそも「やどんカフェいちのいち」のロゴにあるのがこのニワトリ。お店の建物にも屋根付近にニワトリマークが掲げてあります。



メニューはパスタと定食、あとフレンチトーストがありました。でも地元の人がメニューにない「うどん」とかも頼んでいましたので、書いてあるメニューは観光客向けって感じのようでした。個人的には他でランチを食べた後でしたし、スイーツ好きもあって、迷わず「フレンチトースト」を楽しみました。





すると出てきたのは、かなりのボリュームのフレンチトースト。ヤバイ、食べきれるかな?って思いましたが、パンの芯までしみこんでいる絶品フレンチトーストで、ぺろりと完食。有名店も含めて、様々なフレンチトーストを今まで食べてきましたが、「やどんカフェいちのいち」のものはトップクラス。あのボリュームで、ドリンクまでセットであの値段はコスパも良いと思います(本土のカフェがコスパ悪すぎ)。

とにもかくにも島の端の端だけあって人も車も少なく、静かなカフェで超のんびりできます。カフェ自体はお姉さんが1人で切り盛りしているので、お客さんが多いと提供まで時間がかかるかもしれませんが、屋鈍まで来て時間にせかされるようではダメ。とことんのんびりしに行きましょう!

「やどんカフェ いちのいち」まとめ

カフェのお姉さんともいろいろ話をしましたが、2020年1月10日でオープンして2年だそうです。旦那さんの屋鈍の土地が空いていたので、カフェを開業したらしいです。お客さんは常連さんが多く、また曽津高崎からの悪路をがんばって抜けてきた人の憩いスペースにもなっているようです。確かにあの悪路を抜けて最初にあるカフェなので、絶対に一休みしたくなりますねー。

ただカフェまでの道のりが、どこから行っても大変。曽津高崎側から行くのは先の話のように超悪路なのでおすすめできませんが、基本的には宇検村役場側から行くのが無難です。それでも宇検村役場から先は、とにかく猛烈なカーブだらけ。Googlemapやナビなどで案内される時間では絶対に着きません。参考までにカフェまでのルート案内のリンクを以下に記します。



でもその道の途中には見所満載。1日かけてカフェまで行って戻るぐらいの感覚が良いでしょう。個人的には屋鈍海岸もさることながら、その途中に必ず通る「タエン浜」がお気に入りなので、是非とも再訪したいカフェです。そして今回はここでボリューム満点のフレンチトーストを食べたおかげで、この後のあの事件(事故?)も乗り切れた次第ですw

「やどんカフェ いちのいち」基本情報



【店名】海が見える喫茶店「やどんカフェ いちのいち」
【住所】〒894-3633鹿児島県大島郡宇検村屋鈍1-1
【電話】090-4243-3298
【営業時間】12:00-17:00
【定休日】水曜/木曜










posted by 離島ドットコム管理人 at 12:47 | 奄美エリア

2020年03月13日

【奄美大島2020】離島の道は要注意!行きはよいよい帰りは・・・

離島の旅2020〜奄美大島編



奄美大島は自然豊かな離島だけに未舗装路も多い。中には未舗装どころか「車で通れるの?」という道もあります。しかもそんな道に限って、入口は普通に通れるレベルなものの、先へ行けば行くほどヤバい状態になり、最後は悪路のレベルを超えた状態になるものも多い。今回はまさにそのクチ。

行きはよいよい帰りは戻れない!

さらに今回はその戻ろうとした場所で、悪路の溝にタイヤがはまり、完全に身動きが取れなくなってしまいました。人生初の「脱輪」で移動不能状態に!?




FF駆動(前輪駆動)のレンタカー。2輪ともに完全に溝にはまってしまいました。最初は片方だけだったものの、何度か切り返しているうちに両輪とも脱輪。前にも後ろにも進まなくなってしまいました。しかもその場所。悪路でもあるように周辺に民家どころか電気も水道もない場所。さらに携帯の電波もほとんど届かない。舗装路までは約2km。舗装路まで出れば電波も助けもどうにかなると思い、車を置いて走りました。

悪路の2kmは長かったけど、さすがに普段からランニングをしているので難なくクリア。しかしその舗装路も滅多に車が通らない場所で、さらに電波は繋がらず。さらに1km走ったところにあった展望台でどうにか電波が繋がりました。集落まではもう3kmもあったので断念。展望台でまずは警察に連絡。そしてレンタカー会社にも連絡しました。警察の到着は1時間後。レンタカー会社は営業所が遠い場所にあったので、2時間ほどかかるとのこと。

しかしその警察到着までの1時間で周辺を通る車は1台もなし。車が通るのを待って助けを求めないで良かったです。そして警察が到着。パトカーもままならない悪路だったので、一緒に歩いて現場まで。単独事故扱いで処理してもらいました(減点対象外)。

そしてさらに1時間後。レンタカー会社が到着。しかし普通の牽引車では入ることもできない悪路。普通のレンタカー会社なら脱出不可能な状況でしたが今回借りたレンタカー会社の本業は「重機リース会社」。

悪路を想定した小型重機を持参!



これなら悪路もへっちゃらですし、細い道でも通ることも転回もできますし、牽引パワーも問題なし!完璧です。普通のレンタカー会社では対応できないような状況を、簡単にクリアしてくれました。どのレンタカー会社かは後日レポートしますが、ホントに「神様仏様○○○○レンタカー様」って感じです。



しかし周辺は徐々に暗くなってきており、あとは時間との勝負。それでも重機のプロだけに、スムーズに舗装路まで脱出できた次第です(脱出時は真っ暗でしたが)。綺麗な夕焼けも楽しんでいる余裕はなかったのが残念でしたが、何より無事に脱出できて何より。普通のレンタカー会社やJAFとかだったら、この日での脱出は不可能だったでしょうね。

まさに・・・
「神様仏様○○○○レンタカー様」

もちろん、後日多大な経費の請求がありましたが、免責保険に入っていたので一部免除。残額もクレジットカード決済OKだったので、事後処理もスムーズに行えた次第です。ちなみにレンタカー自体は脱輪しただけで故障も大きな傷もなく走行可能でしたが、最悪を想定して代車を持ってきてくれていて車をチェンジ。こういう面でも、素晴らしいレンタカー会社だったと思える次第です。

今後、奄美でレンタカーを借りる場合は・・・
このレンタカー会社のみ!

・・・普段はバイクですが今回は雨が多い時期だったのでレンタカーだっただけでしたが。


行きはよいよい帰りは怖い離島の道。皆様も島の悪路は注意しましょうね。

・・・説得力ないけどw


datsurin20200229.jpg

(今回のレンタカー会社はここにはありませんが)
奄美大島のレンタカー情報



posted by 離島ドットコム管理人 at 11:01 | 奄美エリア

【喜界島2020】早町港臨時待合所。ジェットコースターの展開w

離島の旅2020〜喜界島編

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今回は8年ぶりの喜界島来島だったので、1日かけて島をくまなく巡りました。今まで足を運んだことがなかった「早町港(そうまちこう)」へ。近くに「サンゴ研究所」ができたので、ついでに港へも。港自体は臨時の待合所しかないものなので「使う機会は無いだろう」と思い、バイクから降りないまま通りすがりに外観だけパシャリ。中もチェックせずにそのまま通過しました。




しかしこの写真の18時間後(午前10時→翌朝4時)。まさかの展開に!?


今回の喜界島は奄美大島から船で往復。喜界島へは「午後9時頃喜界島着」で、戻りは「喜界島午前5時出航」と、島で1日過ごすには2泊が必須。まぁ喜界島からすれば、奄美大島へは船で日帰りできる便利な便なんですけどね。今回はそれを見越して喜界島に2泊予定。2泊目は早めに就寝し、早朝の船に備えた次第です。

喜界島への船は、基本的には中心街がある西岸の「湾港」に発着。ほっともっとから徒歩5分程度です。宿泊も湾港から徒歩10分程度だったので、送迎も無用。歩いて港まで行きました。船は5時出港なので、本来なら4時半ぐらいに宿を出ても間に合うのですが、早起きしてしまいなんとなく1時間前に湾港へ向かいました。しかし港の様子がおかしい。待合所も真っ暗。早すぎたから?っと思ってドアを見ると1枚の張り紙が!?

「本日の船は早町港」

オーマイガッ!!!

ちなみに早町港は喜界島の東岸にある港で、湾港とはまさに島の対角線上の反対側。道のりにして約10km。歩いて1時間で行ける距離ではありません(走ればギリギリ間に合うレベルも大きな荷物で走れない)。しかも午前4時ではバスもなければタクシーも居るわけ無し。

港で途方に暮れる

しかもこの日は奄美大島に戻り、そのまま空港まで移動して那覇行きの飛行機に乗る予定。つまりこの船に乗れなければ、那覇にも戻れない!?

自力で行くのは不可能(自転車は奄美大島に置いてきた)。早朝の離島でタクシーがいるわけも無し。考えられる方法は「宿に戻って送迎を頼み込むこと」「町中の車をヒッチすること」。さすがに後者は無理なので、前者の方法を選択。出航時間まで残り1時間。宿までの徒歩10分も惜しいので、走って宿を目指しました。すると最初の交差点(ほっともっとがある交差点)で車が2台迫ってきました。1台は客を乗せたタクシーで、もう1台はなんと・・・

空車のタクシー!!!

まさかの展開。慌ててタクシーを停めて乗車できるか否か聞くと「OK」とのこと。走って宿へ向かっていなければ、この巡り合わせはありませんでした。さらにタクシーの人に聞くと、早町港行きの客がダブルブッキングで空車になったとのことなので、タクシーの人としても願ったり叶ったり。さらに乗車中に、早町港入稿前の船から電話が入りタクシーの依頼と、タクシーの人としては最高の展開w

「捨てる神あれば拾う神あり」



ちなみに湾港から早町港まではタクシーで「15分程度」。4時半には着くので乗船には問題なし。料金は「2500円」ほどかかり決済は現金のみ。この旅は現金を最低限しか持ってきておらず、さらに喜界島が最後だったので持ち合わせがギリギリ。でも背に腹は代えられません。そして無事に午前4時半前に早町港到着。タクシーの支払いを済ませ、もう来ることはないだろうと思っていた「早町港臨時待合所」へ。しかしそこで新たな問題発生!

帰りの船代も現金オンリー!

持ち合わせが千円足りない。これは超焦りました。タクシーに値切り交渉しようかとさえ思いましたが、サイフを見ると万が一の予備の1万円を発見!船代もどうにかなりました。わずか30分の間に「どんだけハプニングあるのさー!」って感じですw



そして前日は外から見るだけでスルーした早町港臨時待合所の中へ。中は意外と綺麗、というかできたばっかりの印象。それにしても前日に「使う機会が無いだろう」と思った待合所にまさか18時間後に来るとは思いもしませんでしたw



そもそも今回の旅は、喜界島までもハプニング続き。奄美の人と「最後の喜界島の船は沈むんじゃね?」と冗談で話していましたが、さすがにそれはないものの、まさかの乗船できない事態。この旅は「憑いている」印象(悪い意味)。最後の飛行機までもドキドキです。



そして喜界島を出港した船は無事に奄美大島へ到着。まぁ下船後も、奄美大島に置いておいた自転車がまたパンクしましたが、もう5回目なので慣れました。テキパキと修理し、無事に空港まで移動。飛行機も無事に乗れて那覇へ帰還できた次第です。


皆様も奄美の船は、直前に発着港が変わる場合があるので、注意しましょうね〜w(特に徳之島)

代替港になる可能性がある離島と港

  • 与論島:友利港/茶花港(2.5km)
  • 沖永良部島:和泊港/伊延港(3.5km)
  • 徳之島:亀徳新港/平土野港(22km)
  • 喜界島:湾港/早町港(10km)


「湾港」代替の「早町港」 基本情報

【名称】早町港 臨時フェリー待合室
【住所】鹿児島県大島郡喜界町大字塩道
【アクセス】湾港から約9.5km/深夜タクシーで2680円





posted by 離島ドットコム管理人 at 07:53 | 奄美エリア

2020年03月12日

【喜界島2020】島に「ほっともっと」ができていた!元スーパーSONO

離島の旅2020〜喜界島編


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ビックリしましたねー。コンビニもない離島に、「ほっともっと」が出店。

ほっともっと喜界島その店

「喜界島の店」ではありません。「喜界島その店」です。この表記で「?」と思う方はまだまだです(笑)。以前から喜界島に足を運んでいる人なら、この名称には納得。このお店があった場所。以前は「スーパーSONO」だった場所だったのです。なので「その店」とは「SONO店」と言うこと。その店舗の遷移を画像で確認頂ければ分かります。







2010年頃までは「スーパーSONO」さんでしたが、その後空き店舗になって、2012年秋からオープンしていたそうです。2012年春に行った際は空き店舗だったので、まさにオープン直前だったみたいです(喜界島は8年ぶりの上陸)。

っていうか8年前の島上陸は、なんて間が悪かったんでしょうねw

なので2020年の情報ですが、開業は2012年10月23日と、古い情報で申し訳ございません。なにせ喜界島は奄美大島のすぐ近くにあるのに、船だと行きが深夜便、帰りが早朝便と超行きにくいんですよね。船だと基本「島に2泊1日」になっちゃいますので、なかなか行くに行けません(飛行機だと直前予約で行けないので船になっちゃいます)。

まぁ今回はその船で「エライ事態」になっちゃったのですが、それはまた別のレポートで。


ほっともっと 喜界島その店 基本情報

ほっともっと 喜界島その店
【住所】鹿児島県大島郡喜界町大字赤連2717-2
【電話番号】0997-65-0826
【営業時間】8:00-22:00
【定休日】無し








posted by 離島ドットコム管理人 at 12:50 | 奄美エリア

2020年03月11日

【奄美大島2020】サンドイッチカフェ奄美は最高!WiFiもあるよー!!

離島の旅2020〜奄美大島編

今回はサバイバル生活(キャンプ)が故に、朝晩は質素な食事なものの、昼や夕時はカフェも利用。そして奄美大島といえば、スタバはないものの、個人的にはカフェといえばココ!

サンドイッチカフェ奄美

サンドイッチカフェ奄美

何より場所がわかりやすく、特にバス利用の際には重宝します。なにせ目の前が空港と名瀬市街を結ぶ路線バスのバス停ですからね。具体的には「名瀬郵便局バス停」。2軒ほど隣に郵便局がありますが、バス停の目の前はこのカフェです。バス待ちの時間には最高のカフェかも?

サンドイッチカフェ奄美

サンドイッチカフェ奄美

店内は入口付近だけを見るとテイクアウト専門店のように見えますが、奥に広いカフェスペースがあります。ソファ席もあってかなりくつろげます。ちなみにテイクアウトでも店内で飲食しても料金は税込みで全て同じようです。また食べログなどでは「WiFi無し」となっていますが、2020年時点では「WiFi完備」。パスワードはレジに書いてありますが、ぶっちゃけお店の○○○○ですw

サンドイッチカフェ奄美

サンドイッチカフェ奄美

サンドイッチカフェではいつもテイクアウトなんですが、今回は早朝の船で名瀬に着いたばかりだったのでカフェ利用。WiFiもあって快適にカフェタイムを過ごせました。しかもここはコーヒーが安く単品でも「200円」、モーニングセットにすると「ドリンク100円引き」になるので、コーヒーが実質「100円」になります。ブルーベリークリームサンドイッチが230円ですので、わずか330円でこの満足度でした。

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サンドイッチ自体もボリューム満点のものばかりで、具材もたっぷり。特にタマゴサンドはかなりのボリュームで200円と格安。ブルーベリーと並んで朝食にはおすすめのサンドイッチです。全般的にパンは薄め(10枚切りレベル)で具材たっぷりタイプ。野菜系から揚げ物系までいろいろあります。

サンドイッチカフェ奄美

そしてサンドイッチカフェ奄美といえば一番人気の「フルーツサンド」に注目。中でも「フルーツスペシャル」は売り切れ必至です。さらに今回も既に売り切れていたイチゴ系のフルーツサンドもあり、サンドイッチカフェに行ったらフルーツサンドは要チェックです。ただし、フルーツサンドはホントに人気なので、正直何度もカフェに来ていますが、初めてまともに購入できました(翌日は売り切れていた)。

サンドイッチカフェ奄美

サンドイッチカフェ奄美

奄美大島にスターバックスはありませんが、サンドイッチカフェ奄美があれば要りませんw

ただお店が町のど真ん中にあるので、車でお店へ行けないのが難点。駐車場も名瀬市街は極端に少ないので、まさに目の前のバス利用がおすすめです。名瀬市街から空港まで路線バスに乗る際は、あえて「名瀬郵便局前バス停」から乗るようにし、そのバス待ち時間にサンドイッチカフェ奄美はいかがでしょう?

サンドイッチカフェ奄美 基本情報

【店舗名】サンドイッチカフェ奄美/あまみ
【所在地】〒894-0025 鹿児島県奄美市名瀬幸町8-2
【電話番号】0997-52-1207
【営業時間】平日:7:30-20:00、土曜日/日曜日/祝日:7:30-19:00
【定休日】不定休
【座席数】33席
【駐車場】無し
【支払方法】現金のみ










posted by 離島ドットコム管理人 at 09:38 | 奄美エリア

2020年03月10日

【加計呂麻島2020】新フェリーかけろま。よーやく初乗船

離島の旅2020〜加計呂麻島編


よーやく乗船できました。

新フェリーかけろま
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なにせ就航直後に故障で運休になり、結果、旧フェリーかけろまに乗らざるを得ませんでしたし、その後も衝突事故などもあって運休続きでしたが、今回はさすがにその事故から2年も経過していることもあって無事に乗船できました。

今さらですが、新造船の特徴は「両頭船」という、沖縄・奄美でも珍しい船舶で、前にも後ろにも普通に航行できるもの。つまり離島の船で良くありがちな「港に着くも転回に時間がかかる」ということがない船なんです。さらにカーフェリーなので、車の乗船もバックで入る必要は無いので楽々。良いことづくめなんですが、その分故障が多かったみたいで、就航から安定して運行できるまで2年もかかりましたからねww

新フェリーかけろま。よーやく初乗船

まずは車両甲板。冒頭の通り、車は頭から入り、島に着いたらそのまま前に進むだけと超楽々。その分、接触トラブルも少なくなると思いますので、レンタカーでも安心です(レンタカーは規約でカフェリーは不可ですがw)。またバイクも船舶中央に置き場があり、今までは船頭にあったので、後続の車にせかされた感がありましたが、バイクも楽々です。しかし問題はトイレ。車両甲板にしか無く、実質運行中は車両甲板には出入り禁止なのでトイレへ行けません。乗船の際のトイレは出航前に行っておきましょう。

新フェリーかけろま。よーやく初乗船

船内マップ。車両甲板のフロアにも席はありますが、基本的に身体の不自由な方用。一般席は3階部分にありますが、なんとエレベーターもあります。小型カーフェリーでエレベーターまであるのは珍しいです。

新フェリーかけろま。よーやく初乗船

3階部分の客室。イス席の他に座敷席も今回はできました。イス席は両頭船だけあって、船中央で背中合わせの席になっています。後ろ向きに乗るも良し、進行方向向きに乗るも良しって感じです。

新フェリーかけろま。よーやく初乗船

座敷席は片側のみですが、間口が広いので使いやすいです。島の人も圧倒的に座敷席の方が人気なようです。まぁわずか20〜25分の乗船時間なので、座敷席にこだわる必要もないのですが、島の人は早い時間から乗船する傾向がありますからね。

また両頭船になったので港での転回の必要がなくなり、奄美大島と加計呂麻島との航海時間が短くなりました。瀬相港が30分から25分へ、生間港が25分から20分へ短縮。わずか5分ですが、なにより船も車両も転回がない分「遅延」がほぼ皆無。時短以上のメリットがありそうです。

あとは故障ですね〜。なにせ就航直後から故障続きだったですし、両頭船が故にスクリューが2系統あるので2倍壊れやすいことになりかねません。まぁ人だけなら海上タクシーも大して料金も変わりませんが、バイクや車で島へ渡る際はカーフェリーは必須。どうかこれ以上の故障が頻発しないことを願う次第ですw

フェリーかけろま まとめ

【全長】37.8m
【旅客定員】140名
【車両積載】大型車両2台、乗用車4台
【航海速力】10.72ノット
【主機】ダイハツディーゼル 6DEM-23FL
【造船所】寿工業株式会社


posted by 離島ドットコム管理人 at 11:30 | 奄美エリア

2020年03月09日

【奄美大島2020】奇跡!ハートロック独り占め!!最適な行き方も解説

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離島の旅2020〜奄美大島編


最初の記事は「ど定番」のあの場所。

奄美大島 ハートロック

でも今回は特に行こうとも思っていませんでしたが、いかんせん、市街と空港との間にあり、3回もその前を通れば1回は行きますよね。でも1回目は予定では自転車で通過予定も、空港到着時にまさかのパンク。バスで通り過ぎることになりました。でもその1回目はハートロック周辺には大勢の人だかり。行かなくて良かったレベルでした。3回目は自転車で通過しましたが小雨モード。

そして2回目はレンタカーで奄美大島北部を一通り巡った後、市街に戻る途中で時間が余ったので寄ってきました。もちろん行き当たりばったりだったので、潮汐のチェックは全くしておらず、満潮時なら望めないということも知っていましたが、とりあえずチャレンジしてみました。

奄美大島ハートロックへの最適な行き方


その行き方はどっかのカフェ経由ではなく、一般的な駐車場経由でのルート。これが最も自由で確実にハートロックまで行くことができます。入口は市街と奄美空港を結ぶ「龍郷奄美空港線」にある「東海岸バス停」脇。バス停そのものはわかりにくいですが、空港からだと貸別荘の「シイバナ」「ヴィラファニー」を過ぎた先、海側の左に入口があります。もちろんバスで行く際は「東海岸バス停」で降りれば目の前がハートロック入口です。




入口の先は車1台がやっと通れる道ですが、その先にはしっかりとした転回も可能な駐車スペースがあります。そこに車などを停め、あとは海側に開けた入口から砂浜経由でハートロックまで歩きます。ハートロックまではビーチを500mほど歩きますが、そのビーチ入口からも既に見えています。写真中央右の遠くの岩場がハートロックです。この時点で岩場が見えていれば、ハート岩が近くで望める証拠。今回は「当たり」だったみたいです。

奄美大島 ハートロック

ちなみにビーチ入口近くに岩場もありますが、それは違うものなのでスルー。また途中のビーチには漂流ゴミが多く、ビーチ自体はあまり綺麗ではありませんが、裸足で歩く分には問題ありません。既に多くの足跡があると思いますので、それをたどっていけば間違いなくハートロックがある岩場まで行くことができます。

奄美大島 ハートロック

そして砂浜をしばらく歩き、最初にある広い岩場にハートロックはあります。ハート型の岩は、駐車場から行くと最も手前にありますが、ハートの反対側から望むことになりますので、ぐるりと反対側まで行ってから見ましょう。

奄美大島 ハートロック

ちなみに砂浜からもハート型の岩を見ることはできます。潮がある程度満ちているときに、海に入れないような時はこれでも十分満足できることでしょう。今回は海に入ってまで見る気は無かったのですが、なんとハートロック周辺には誰一人いない「奇跡w」。時間もあったので、靴を脱いで海に入って近くまで行きました。

奄美大島 ハートロック

潮が微妙で波が入るとハート型の水面が望めなくなり、見るのも結構大変でした。しかもこの前日に自転車転倒で膝に大怪我。患部を海に着けないように苦労しましたが、無事に近くで望むことができました。

奄美大島 ハートロック

そして定番のハートの下側からの光景もチェック。まさにハート型。でも波が何度も打ち寄せ、撮影タイミングをつかむのが大変。ちなみにこのハートロックは潮が満ちすぎるとハート型が浮かび上がりませんし、潮が引きすぎるとハート型の中の水が減ってしまってハート型にならず。今回は適度の波が入ってハート岩は満水状態で最適でした。今回は潮汐を一切チェックせずに行ってこれは「奇跡」ですw

奄美大島 ハートロック

そして最後は水面近くでハート型を見て、ビーチへ戻りました。っと思ったら、やっぱり何かある今回の離島の旅。ビーチまでの帰り道で、あと一歩で砂浜のところでバランスを崩し、深場にドボン!膝上までずぶ濡れ。もちろん流血中の患部も水の中へ。でも駐車スペースまで500mもあったので、その間に乾いちゃいましたけどね。

奄美大島 ハートロック

最後にハートロックの動画。潮汐や波の具合なども動画ならよく分かると思います。ちなみにこの撮影時の潮汐は「140cm」の満潮でした(笑)。でも干満の差が少ない「半月」の時なので、潮位もそれほど上がらないタイミング。なのでハートロックへ行かれる際は「140cm未満」のタイミングが最適ってことが証明された次第ですw(100-140cmが目安)。

奄美大島ハートロック/ハート岩 動画




奄美大島ハートロック/ハート岩 動画







posted by 離島ドットコム管理人 at 12:58 | 奄美エリア

2018年05月03日

【徳之島2016】犬の門蓋公園リニューアル!メガネ岩も右目に注目!!

メガネ岩が有名な犬の門蓋にハート岩が!?
犬の門蓋公園も展望台が最近リニューアル!
メガネ岩までの遊歩道も歩きやすくなりました!

徳之島西岸の観光名所「犬の門蓋」。海に向かって2つの大きな穴が空いた「メガネ岩」が特徴の場所ですが、以前はその岩まで行く道もわかりにくく、観光名所にしてはイマイチ整備されている場所ではありませんでした。

でも2016年時点では、新たに展望台も整備され、そのメガネ岩までの遊歩道も歩きやすくなっていましたね。残念ながら展望台からメガネ岩は直接望めませんが、もともと高台の岬にある公園なので、景色はなかなかのもの。そしてここでも最近の徳之島のブームなのか、展望台の上にさらに展望できるお立ち台が!金見崎も犬田布岬もそうでしたが、この犬の門蓋でも同じ造りの展望台になっていました。まぁ見える景色はお立ち台の上でも下でもそんなに変わりませんけどね^^ゞ

そして歩きやすくなった遊歩道を進んでいくと、スムーズにメガネ岩に到達。でも普通はここでUターンして戻ってしまいますが、このメガネ岩の右目下に注目。よく見ると「ハート型」のように見える、岩の穴があります。ちょうど右目に立ったときにそう見えるので、必然的にハート型を望めるかと思います。できればその岩に海水でも溜まればさらにそれっぽい雰囲気になるのですが、そうなる状況ということは海がむちゃくちゃ荒れている証拠。なので乾いた岩場の状態でしか臨めませんが、このハート岩は要チェックだと思います。

また同じ徳之島北部の東岸にある「畦プリンスビーチ」にも、たまたまハート岩も!でもこちらは海の中の岩の話で、潮の干満によって見え方もかなり変わりそうですけどね。でもメガネ岩の右目部分は、確実に望めますので、徳之島観光の際は犬の門蓋にあるメガネ岩の右目に注目です!!

犬の門蓋/メガネ岩の詳細情報/クチコミ

畦プリンスビーチの詳細情報/クチコミ

定番のメガネ岩!その右目に注目!!
岩のくぼみがハート型!ほとんどの人が知らないかも?
畦ビーチにもたまたまですがハート型が!?
posted by 離島ドットコム管理人 at 15:11 | 奄美エリア

【徳之島2016】金見崎展望台へショートカット可能に!

ソテツトンネルを経由せずに展望台へ行けちゃう!

徳之島の北東の岬「金見崎」。そこを一望できる展望台へ行くのに、今までは「ソテツトンネル」という名所を通っていく必要がありましたが、まぁそれはそれでいい雰囲気なものの、歩く距離が長いので何度も行くとやや面倒に感じます。

でも最近からなのかな?以前もあったのかな?その展望台へ行くのにソテツトンネルを一切通らないで済むルートができましたね。

行き方は金見崎入口からソテツトンネル入口をスルーして、金見崎灯台へと向かっていきます。その途中に「トイレ有り」的な看板が出てきますので、そのトイレ方向へ行くとそのまま展望台へ行けちゃいます。展望台周辺も、スロープが設けられたりして、以前に比べてとてもアクセスしやすくなりました。しかもよく見ると展望台自体もリニューアル。

新しい展望台は、展望台のさらに上にお立ち台的な展望スペースまでありましたね。今までは展望台といっても微妙な景色しか望めませんでしたが、新しいものはかなりのパノラマ風景を楽しめそうです。

しかも新しい展望台には、そのお立ち台横になにやら「鐘」が!?愛の鐘?なのかわかりませんが、なにやら仕掛けがありそうでした。ちなみにその展望台の入口にあった「金見茶屋」の建物も、展望台にあわせてリニューアル。しかし相変わらず営業しているのか否かわかりにくく、私がここへ来たときは一度も営業している感じはありませんでした。でも建物を作り直したってことは、営業をするつもりはあるのかと思います。

まぁ茶屋はわかりませんが、展望台は確実にありますし、いつでも行けますので、ソテツトンネル経由ではなく直接行きたい方は、まずは灯台を目指して途中のトイレ行きの看板をたどっていきましょう!

金見崎/金見茶屋の詳細情報/クチコミ

金見展望台の詳細情報/クチコミ

金見ソテツトンネルの詳細情報/クチコミ

灯台へ向かう道の途中に展望台ショートカット口が!?
展望台までのスロープまで整備!
展望台自体も新しくなっていた!
展望台の上にさらに展望スペースが!?
展望台にはなにやら鐘もあり!
posted by 離島ドットコム管理人 at 15:10 | 奄美エリア

【徳之島2016】小原海岸への入口がすごいことに!?

小原海岸自体は変わっていないと思いますが・・・

徳之島の西岸、「小原の滝」で有名な小原海岸。しかしその滝にも海岸に行くにも、断崖絶壁を伝って進まないとたどり着けない超難所。以前は崖の上に「小原海岸」って看板があっても、とても下まで降りることができる雰囲気ではありませんでした。あくまで上から見るだけって感じでしたが、2016年にその入口に行った際はすごい状態になっていました。

ガードレールがカラフルに塗られて、降り口にはドラム缶が設置。その上には謎の小物グッズが敷き詰められていました。

何故???

しかもその入口の先には、小原海岸を展望するためのスペースgは設けられていましたが、そこへ渡る橋も手作りですし、展望所もかなり恐怖を感じるぐらいの状態。いくら景色がよくてもそこまで進みたいとは思えない状態でした。そして降り口自体も、もともとあった崖の隙間にハシゴとかを置いて歩きやすくしたかのように見えますが、あれって逆に歩きにくい。むしろ怪しさがアップして、さすがに渡しでも行くのを躊躇してしまいました^^;;;

なんでこうなっちゃったんでしょうね。逆効果のような気がしてなりません。

次に行くまでにこの状態だったら、是非とも下までチャレンジしたいものです。まさに「怖いもの見たさ」でw

でも小原の滝はホントに感動できるので、その滝を見るためならこの怪しいところも我慢できるかもwww

小原海岸の詳細情報/クチコミ

小原海岸への道の詳細情報/クチコミ

小原海岸入口の崖上がすごい状態に!
よく分からない小物グッズが山盛り
海岸展望所らしく場所だがかなり恐怖!
手作り感満載の小原海岸入口
小原海岸までの道もかなり手が加わっているかも?
posted by 離島ドットコム管理人 at 15:08 | 奄美エリア

2017年06月04日

【奄美大島2016】こんなところにお店が?奄美のバーガーショップとピザ屋

崎原ビーチへ行く途中の打田原にあるバーガー屋
赤木名のさらに郊外にあるピザ屋

最近の奄美大島。観光客も島の人でもあまり通らない、小さな集落の道に個性的なお店ができていましたね。

まずは崎原海岸まで行く途中にある打田原集落に個性的なバーガー屋「島豚ハンバーガー イズムリカフェ」。幹線道路から崎原海岸入口にも案内があったので、存在はわかりやすいですが、小さな集落の中にあるお店なので、案内がなければ素通りしてしまいそうな感じ。

本土でも最近はやりの個性的なバーガー系のお店で、打田原の海を見ながらバーガーを食すことができるみたい。でもバーガーの単価はやや高め。オフシーズンとか営業しているのかな〜?この手のお店は不定休になることが多いので、事前に確認するのがおすすめです。

あと打田原と同じ奄美大島北西エリアの赤木名集落にも突然ピザ屋が!こちらは民家の軒先に移動式の店舗を置いたもの。なのでもしかすると移動販売もしているのかもしれませんが、ただ赤木名という観光客はあまり足を運ばない場所だけに、とても不思議な雰囲気でした。

<島豚ハンバーガー イズムリカフェ>
・電話 0997-63-2780
・営業 11:00-16:00
・定休 水曜

<パーチェ パニーニ>
・電話 090-6060-1852
・営業 パニーニ11時〜/ピザ18時〜
・定休 月金土日(火水木営業)


実を言うと他にもこの奄美大島北部エリアには新しくオープンした個性的な飲食店があり、名瀬や空港からも遠い場所だけに不思議な感じでした。

でもどのお店も石垣島の山原や古宇利島のような、いかにも「移住者」が手がけた別荘&カフェではなく、古民家を利用したものだったりして地に密着した雰囲気。なので観光客よりも地元の人のためのお店なのかもしれませんね。

奄美大島も徐々に変化が出てきたようです。いい意味で^^v
posted by 離島ドットコム管理人 at 08:11 | 奄美エリア

【奄美大島2016】ばしゃ山村の「奄美民俗村」が「けんむん村」に?

ばしゃ山村は変わらないのですが・・・
奄美民俗村がけんむん村に変わっていた!

奄美大島の名瀬市街と空港の間にある「用安海岸」。そこにホテルや飲食店などを展開している「ばしゃ山村」が最近ちょっと変わりましたね。ホテルやレストランは以前と変わらないかと思いますが、陸側にあった「民族村」が完全に違う施設に変わっていました。

「けんむん村」

「けんむん」とは奄美の妖精(妖怪)みたいなもので、沖縄で言う「きじむなー」みたいなものです。今までは奄美の民族という大きな枠組みの施設が、今は「けんむん」に絞ったものになっているのかも?といっても名前が変わっただけで、内容は民族村の時とほとんど変化無かったように見えます。その代わり、施設だけじゃなく周辺道路まで「けんむん色」になっていて、なんと、幹線道路には勝手に「けんむん注意」の標識まで(笑)。

思わず二度見してしまいました^^ゞ

まぁ奄美らしくて「けんむん村」の方が私は好きですけどね。奄美大島で用安海岸へ行ったら、「けんむん村」にも是非!

奄美民俗村(現ケンムン村)の詳細情報/クチコミ

しかも幹線道路にはケンムンの注意書きまで!
posted by 離島ドットコム管理人 at 08:07 | 奄美エリア

【奄美大島2016】名瀬市街一望のおがみ山公園

名瀬市街を一望できるおすすめ公園!

奄美大島の中心街・名瀬の内陸にある「おがみ山公園」。役場の裏手の山にある公園ですが、ここからの景色がかなりいい感じ。なにせ奄美市のポスターにも使われるほどの絶景ポイントで、しかも市街から歩いて行くこともできます。

役場脇から公園内に入ることができますが、そこから先は猛烈な上り坂。まさに「山」。しかも市街地なのに、まるで原生林かのような亜熱帯の雰囲気があって、ある意味、最も気軽に亜熱帯を味わえる奄美大島の公園かもしれません。しかしホントに坂が強烈で、どこまで上っても急な坂。階段ルートもありますが、心が折れそうなぐらいの階段の段数なので、坂道ルートをおすすめします。

しかしその坂を登り切った上からの景色は、まさに「絶景」。名瀬市街を一望できますし、その先の名瀬湾も遠くまで望めます。またその景色に向かって降りていく階段とアーチもいい雰囲気で、階段最上部は名撮影ポイントになっているようです。上まで登る努力が報われることでしょう。

でも暑い真夏はあまりおすすめではないかも?オフシーズンに名瀬市街に滞在時は、特に朝夕の涼しい時間帯にチャレンジしてみましょう。

公園マップ。かなり広いし高低差が猛烈な公園!
坂の途中からの景色もなかなかいい感じ。
名瀬市街なのに亜熱帯の雰囲気を味わえる場所
階段は上るより下る方がおすすめ!
posted by 離島ドットコム管理人 at 08:06 | 奄美エリア