ページの先頭へ△
スポンサードリンク

2019年07月29日

【下地島/伊良部島2019】乗瀬橋復活!しかし渡口の浜入口が無理やりすぎ!?

irabunorisebridge2019a.jpg

渡口の浜の西側の入口にあり、以前は地元の子供の飛び込み場所として人気だった「乗瀬橋」。しかし老朽化に伴い一時撤去されていた橋でしたが、近年のんびり工事が進み、2019年時にはよーやく開通。といっても既に新しい「伊良部橋」が佐和田の浜側にできていたので、新たにここに架橋する意味はあまりないんですけどね。

しかし工事中に「なんでこんなに段差を?」って感じの架橋で、道路をどうするのか謎でした。

もともとあった渡口の浜の道路面と同じ高さにすればいいのに(以前はその高さの橋だったのに)、なぜに1m以上もかさ上げしたのか謎。確かに橋の下を船が通るものの、近年の架橋は橋自体の高さは縮小傾向で、同じ高さに架橋しても橋下のクリアランスは大きくなるはず。もっと大きな船を通したいというリクエストがあったのかもしれませんが、その影響は道路に思いっきり出てしまいました!

橋の直近で無理やり1m登る坂道発生!


伊良部大橋側と下地島側(乗瀬橋側)への往来ならずっと同じ坂なので問題ありませんが、問題は佐和田の浜や集落と渡口の浜を結ぶ方向。その1mの高低差を一気に登り一気に下る形状になってしまい、相互の側から先が全く見えなくなってしまいました。しかもこの交差点は交通の要所で交通量が島では多い傾向。もちろん信号もない交差点なので、特に佐和田の浜と渡口の浜を往来する車には「超〜危険な交差点」になってしまいました!

実際に佐和田の浜側から渡口の浜へ行こうとするとこんな感じ。その先の渡口の浜入口さえ見えなくなってしまいました。もちろん対向車がいても一切確認できません。酷いのは一時停止の標識もなければ、道路標示も坂を上り切るまで確認できない脆弱なもの。



事故必死の交差点の完成って感じですね・・・

しかも佐和田の浜と渡口の浜を往来する際、直進道路も常に横に斜めで、めちゃくちゃ通りにくい。せめて交差点内ぐらい平らにする配慮が欲しかったものです(通常の交差点なら平らにします)。橋のかさ上げさえなければこんな交差点にならなかったですし、かさ上げしたとしてももう少し道路に配慮が欲しかったものです。

この渡口の浜西側の入口(伊島観光サービスがある側)近くを通る際は、どの方向から行くにしても要注意です。

  • 伊良部大橋と下地島を往来する際は脇から突っ込んでくる車に要注意。
  • 佐和田の浜と渡口の浜を往来する際は正面衝突の可能性があるので要注意。


とにもかくにも自己防衛の一言に尽きる「危険な交差点」完成です(/_;)

ご注意くださいませ。






posted by 離島ドットコム管理人 at 13:03 | 宮古エリア

2019年07月12日

【宮古島2018】インギャーマリンガーデンは裏から行くべし!

imgyamarinegarden2018.jpg
このブログやサイトをご利用の方なら、インギャーマリンガーデンの「本当の入口」は、幹線道路側ではなく裏手であることはご存じかと思いますが、その裏手にイヤ〜な感じでリゾートコテージが建設。気になってどういう状況か確認してきました。

シギラとインギャーを結ぶ道沿いにある本当の入口

本当の入口はコテージ群の先!
普通はインギャーマリンガーデンへは、幹線道路(県道235号・保良上地線)側から行きますが、道路案内があるだけど、ゲートなど公園の入口のようなものが何もありませんよね。それは本当の入口ではないからです。本当の入口はマリンガーデンを回り込み、シギラの海側へと抜ける道の途中にあります。その証拠にそこにはインギャーマリンガーデンのゲートもありますし、専用駐車場もあります。ただその途中に、何やらコテージ群が建設され、このゲートがどうなっているか気になりましたが無事でした(笑)。



コテージ群は海に接せず!マリンガーデンは自由に往来可能

コテージ群前の広場は公園なので自由に出入り可能
コテージ群の建設によって、ゲートはあってもマリンガーデンへ行けなくなっているのは?と心配でしたが、なんとコテージ群は海には接していませんでした。いかにも海のそばのコテージのようにうたっていますが、実際はマリンガーデンへの遊歩道や広場を挟んでおり、ゲートからマリンガーデンまでは自由に往来可能です。っていうかコテージの施設、丸見え(笑)。ヒドイ設計です(苦笑)。
吾妻屋の先から遊歩道が始まります(頂上の展望台も見える)

マリンガーデン裏の遊歩道は綺麗になっていた!しかし…

ウッドデッキは海を歩いている感覚になります
メインの入口とは言え、ほとんど知られていないこともあり、裏からマリンガーデン丘までの遊歩道は、以前かなり荒れていました。でも今は綺麗に整備され、一部では綺麗なウッドデッキも施されるほど。ただし、途中の吾妻屋は再整備されなかったみたいで半分崩落。結果、立ち入り禁止になっていました。
遊歩道にある吾妻屋は立入禁止!そして階段でひたすら昇る

マリンガーデンは「海」より「丘」がおすすめ

上り階段はきついが休憩がてらに振り返るべし
インギャーマリンガーデンというぐらいなので、おすすめは「海」のように思えますが、本当のおすすめは「丘」。もちろん海で泳ぐのもおすすめですが、その海を一望できる「丘」は、絶景を楽しみたいなら超おすすめです。幹線道路側からも行けますが、途中の景色はイマイチ。半面、裏のゲートから行くと海側の遊歩道を経由するので景色はかなりいいですし、さらに丘まで登る階段は、途中で振り返るとすごいことになっています!まさに「天国(海)に導かれる階段」で絶景です。
振り返ると天国へと下る階段に!?

マリンガーデンの頂上の展望台もリニューアル

展望台も新しくなっていた!
そしてその階段を登った先には、マリンガーデンを一望できる展望台。以前はかなり老朽化していましたが、現在はリニューアルされとてもきれいになっていました。台風対策で屋根は骨組みだけのデザインになっていましたが、それ以外はしっかりとした造り。しかし以前よりサイズが大きくなっており、丘の上が展望台で埋め尽くされていました。展望台と並んで丘の上の名物だった「牛さん」はいずこへ?
インギャー展望台といえば「牛」いずこへ?

インギャーマリンガーデンの「牛さん」発見!

展望台のマリンガーデン側に牛さん発見!
絶景の階段側から展望台へ行くと隠れて見えませんでしたが、その展望台のシギラ側の陰に「牛さん」発見。新しい展望台が大きすぎて、牛さんの居場所が減ってしまいましたね。相変わらずのそっけない表情の牛さんですが、個人的にはインギャーと言えば「海」よりも「丘」よりも、この「牛さん」です(笑)。
この牛に会いにインギャーへ行きました!

マリンガーデン丘からの景色

もちろんマリンガーデンを一望できる展望台なので、景色は絶景レベル。しかも北側のマリンガーデンの中だけではなく、南側の外洋も一望できます。その両方を楽しめるのが、マリンガーデン丘のメリットですね。まさに360度のパノラマ風景を楽しめ、どの方角を見ても海の絶景。

<北側/マリンガーデン側の景色>

マリンガーデン側の景色(左)マリンガーデン側の景色(中央)マリンガーデン側の景色(右)

<南側/外洋側の景色>

海側の景色(東平安名崎側)海側の景色(水平線側)海側の景色(乱開発のシギラ側)

さらなる見どころは丘の「尾根」!

展望台がある尾根は縦断できます
マリンガーデンの丘の上の面白いところは、展望台があるだけではなく、山の「尾根」のようなものがあるところ。展望台から裏のゲート方向へ延びる尾根が、かなりの絶景です。山がない宮古島で山のような雰囲気を感じることができる場所。もちろんこの尾根を伝っていけば、裏のゲートまで行けますが、あの絶景階段を経由しませんので、景色はイマイチです。その代わりにあの残念なコテージ群を「一望」できます(笑)。その海から離れてしまっている、施設群の残念ぶりも確認できます(笑)。
裏の入口側へ下りる階段。コテージは残念過ぎるw

インギャーマリンガーデンおすすめコース

おすすめは、もちろん裏のゲートから入ることですが、そのまま海側の遊歩道を進み、海側の階段から頂上の展望台へ。そして尾根を少し移動し、ゲート側へ降りる階段まで行ったら立ち止まって回れ右。展望台へ戻りましょう。そのまま下っても景色はイマイチですし、階段も狭く険しいので、おすすめではありません(一部ジャングル状態)。展望台へ戻れば、あの「天国へ降りる階段」を天国へ向かって下っていくことができますからね。最後まで海を楽しみながら移動できます。

ちなみに幹線道路側からも丘の上へ行くことができますが、勾配がかなり急で、さらに景色もあまり望めませんので、先に何があるかわからない場合は、なかなか行く気にならないかもしれません。さらに帰りも景色はそんなに開けませんので、行きも帰りも裏のゲートから行くのがおすすめです。もちろん「泳ぎ」目的でマリンガーデンへ行くなら、幹線道路側からになりますけどね。

ちなみに裏のゲート側にはトイレはありません。もちろんお店もありません(無理すればコテージ群の施設やお店?)。注意しましょう。また裏のゲートへ行ったら、そのまま道なりに進むと、島を削る某Uマットの乱開発の渦中に入ってしまいますので、宮古島巡りをする場合は、幹線道路側に戻ることがおすすめです。

インギャーマリンガーデン まとめ


  • コテージ群(インギャーコーラルヴィレッジ)の前は公園なので自由に往来可能
  • 裏のゲートから頂上までは海側の遊歩道経由がおすすめ
  • 裏のゲートから展望台までは海側の遊歩道で「約500m」
  • 裏のゲートから展望台までは内陸側の遊歩で「約300m」
  • 幹線道路から展望台までは最短で「約300m」
  • 幹線道路側の駐車場から裏のゲートの駐車場まで「約750m」
  • 裏のゲートには駐車場はあるがトイレやお店は無し








posted by 離島ドットコム管理人 at 09:11 | 宮古エリア

2019年06月25日

【下地島2019】みやこ下地島空港バス/タクシー事情!路線バスは1日1本?

shimojiairportbus2019a.jpg

みやこ下地島空港ターミナル施設の「不便さ」っていうか「不親切さ」は、すでにこのレポートでお伝えいたしましたが、そのおざなりになっているバス/タクシー情報を今回はお届けします。LCC就航と同時に、路線バスもこの下地島空港まで延長され、さらに従来あった路線バス以外に空港バスも開通。レンタカーを運転できなくても「安心」のはずでした。

しかし、みやこ下地島空港ターミナルでは、バス乗り場は非常にわかりにくい場所に配置されるし、案内サインはないし、ひどい扱いでした。逆にレンタカーは本来ならタクシーやバス乗り場がある一等地に、レンタカー置き場が設けられるわで、謎のレンタカー超偏重。世の中、車を運転できる人だけじゃないんですよーーー!!!

なのでここでは、レンタカー情報はおざなりにして(笑)、バスやタクシー利用の方便利な情報をお届けしたいと思います。

バス/タクシー乗り場までの順路


まず到着口を出たらレンタカーの送迎プラカードを持った人は無視して、左へ移動しましょう。ターミナル施設内を通っても良いですし、屋根がある屋外を通ってもいいので、とにかく左へ左へ。

ターミナル施設を抜けた先に、バス/タクシー乗り場があるのですが、何故かその前に誰が使うのか謎のトイレ施設群。国際線用らしいですが、とーぶん定期便は就航しないので、邪魔なだけです。その施設に隠れた裏手に、よーーーやくバス/タクシー乗り場が現れます。バスは向かって左側に従来の路線バス(宮古協栄バス)、右側に新規参入の「エアポートライナー」が駐車しています。

従来からある路線バスは宮古空港を経由してシギラまで行く路線で、平良市街までは500円前後、宮古空港までは650円、東急ホテルまで700円、シギラまで800円です。新規参入のエアポートライナーは路線バスではないので停車する場所が少なく、その分早く移動ができますが料金設定が高め。平良市街600円、宮古空港800円、東急ホテルまで900円、シギラまで1000円です。

しかしバスの本数は、2つとも「1日1本」。11時発のみです。LCC「成田ー下地島」線に合わせたもののみ。でも「関西ー下地島」線が開通すれば、それに合わせてもう1本増えるかもしれませんが、どっちにつけ1便1本しか設定されないので、乗り遅れたら終わりです(笑)。タクシーも待機していませんでしたので、ターミナルからタクシーを呼ばない限り、バスに乗り遅れたら移動手段は皆無です。


みやこ下地島空港ターミナルのバス/タクシー情報まとめ


とにかく、みやこ下地島空港ターミナル利用者は「車が運転できる」前提すぎ!バス/タクシー利用者はおざなり感120%(笑)。ちなみに第3の足・徒歩だと「オーシャンハウスinさしば」までは約1.6km(徒歩20分)、伊良部集落までは約2.8km(徒歩35分)って感じで、歩けないこともないですが、夏場はかなりきついです。

またLCCだけに遅延がつきものですが、このバスはその遅延に合わせてくれるのか微妙なところ。久米島のものは路線バスなので、飛行機が遅延しても無視して乗客ゼロでも行ってしまいます。この下地島でも路線バスの宮古協栄バスはその可能性大。でももう一社のエアポートライナーは待ってくれそうですけどね。

タクシーも空港に待機していませんので、あらかじめ電話番号を調べておき、到着とともに電話するのがおすすめです。先の話のように、空港から集落まで3km程度なので、呼べばすぐに来てくれる距離です。

また集落内にレンタサイクルをやっている「カサデアマカ」がありますので、そこの送迎を受けてレンタサイクルを借りるのも有りだと思います。しかしその送迎も、タクシー乗り場のさらに先で、遠くてわかりにくい場所になります。

ほんとに、みやこ下地島空港ターミナルって、レンタカーの利用者のみしか考えていない造りになっていると言えますね。レンタカーを借りない方、車を運転できない方にはバリアだらけの「みやこ下地島空港ターミナル」。別の意味でバリアフリーではありません。

みやこ下地島空港ターミナルのバス/タクシー/レンタサイクル情報

  • 宮古協栄バス路線/料金:みやこ下地島空港ターミナルから 渡口の浜190円/宮古島市役場前500円/ドンキホーテ前590円/宮古空港ターミナル650円/東急リゾートホテル700円/シギラシーブリーズカジュアル800円
  • エアポートライナー路線/料金:みやこ下地島空港ターミナルから 平良港600円/宮古空港800円/東急リゾート900円/シギラシーブリーズカジュアル1000円
  • 伊良部集落内のタクシー:開発タクシー(0980-78-3774)/日光タクシー(0980-78-3007)
  • 伊良部集落内のレンタサイクルカサデアマカ(080-3277-8941・1日1000円)








posted by 離島ドットコム管理人 at 14:11 | 宮古エリア

2019年06月24日

【下地島2019】みやこ下地島空港ターミナル体験レポート

shimojiairterminal2019a2s.jpg

既に他の記事などでも紹介済の「みやこ下地島空港」。那覇からこの空港への便はありませんが、この空港ターミナルを使ってみたくて、わざわざ本土出張から沖縄へ戻る便を、みやこ下地島空港経由にしました(笑)。その時のターミナル施設体験レポートです。

ちなみにこの空港から那覇への便もありませんので、みやこ下地島空港から宮古空港までわざわざ移動して那覇に戻った次第です。その移動もいろいろありましたが、詳細は別の機会で。ターミナル自体は片道のみなので、到着側しか体験できませんでしたが、それでもリアルなターミナル情報をお届けいたします。

LCCでみやこ下地島空港入り!降機は歩きでした


今回は風向きが安定しない時期だったので、南風限定の「17エンド」からの着陸になるか否かはギャンブルでしたが無事に17エンドから降りることができました。そのために、なんと最前列の窓際席を確保(+1200円?)!その機内からの様子は別の機会に綴るとして、まずは到着後の降機。他の地方空港同様「歩き」でした。でも雨除けとか一切ないので、特に下地島という吹きさらしの空港だと、悪天候時はかなりきつそうです。

降機後の案内無し!せめて誰か誘導して!!


飛行機が待機する場所からターミナル施設までは、意外と距離があります。滑走路から横断歩道があり、その先もかなり歩きます。しかしそのターミナル施設までの順路には、何一つ案内がありません。さらに航空会社の地上スタッフによる誘導すらありませんでした。いたのはガードマン的な人が1人のみ立っているだけ。まぁ誘導する人はいなくてもいいから、せめて「ターミナル↑」的な看板ぐらい付けてほしいものです。

地方空港にしては広すぎる到着ロビー


いらっしゃいませを意味する「んみゃーち」の掲示もなければ、空港名すら掲示もなかった降機後の道のり。到着ロビーに入る入口でよーーーやく文字を発見(笑)。到着時の盛り上げ感が皆無過ぎます。そして手荷物受取所に入りましたが、地方空港としては広すぎるスペース。トイレもかなり広かったですし、何故か「到着」なのに専用の「更衣室」までありました。誰が着替えるんでしょうね(笑)。出発ならまだわかりますが、到着時に着替えます?

到着ゲートを出るといきなり屋外!ここも案内表示皆無


LCCなので受託荷物無しの人も多いと思いますが、到着ロビーを出るといきなり屋外。これにはびっくり。つまり到着待ちは全員屋外ですることになりますね。もちろん屋根はありますが、悪天候の場合を一切考えていないと言わざるを得ません。さらに到着口を出てもターミナル施設やバス・タクシー乗り場の案内一切なし。先の降機もそうでしたが、案内表示が一切ない「超不親切」な空港ターミナルです。形ばかりで機能性がダメダメな「みやこ下地島空港ターミナル」の到着側でした。

ターミナル施設は到着口を出て「回れ左」(案内無し)


とにかく一切の案内表示がないので、到着時に戸惑う「みやこ下地島空港ターミナル」。レンタカーを借りる人だけは到着口にプラカードを持った人がいるのでどうにかなりますが、バスやタクシー利用の人だと途方に暮れます。さらにターミナルの施設のある場所がわかりにくく、ほんとに「←ターミナル」の案内ぐらい表示してほしいと思った次第です。そのターミナル施設は、到着口を出て「回れ左」。案内がないので何の施設かわかりませんが・・・

恐る恐る近づくと、そこにはよーーーやくターミナルらしい空間。でもそこまでひたすら屋外。よーーーやく涼しい室内です。到着口側にはカフェや売店があり、あと観光案内所的なものもありました。飲食もできるみたいですが、1日1便でどの程度のニーズがあるのか微妙。正直、飛行機に乗らなくても居心地がいいターミナルを目指しているらしいですが、飛行機に乗らない人が、この程度の施設でここまで来るか疑問です。まぁカフェの居心地は悪くなかったですが・・・

チケットロビーはカフェ先。搭乗口はチェックインカウンター背後


カフェ・売店の先にもう1つ空間があり、そこはチケットロビー・チェックインカウンター。今回は到着側しか使いませんので用がありませんが、ここも1日1便だと寂しい限りですね。ちなみに搭乗口はチェックインカウンターの背後。その先はさすがに搭乗しないのでレポートできませんでした。しかしこの空港ターミナルの注目は、その搭乗ゲート先らしいです・・・

搭乗ロビーは到着ロビーから遠目でチェック!


大きな空港だと、到着時に一度搭乗ロビーを経由することが多いですが、地方空港だとそのまま外に出されるケースもあり、今回はまさにその後者で搭乗側を経由することはできませんでした。それを察して、到着時にロビーから中庭越しに搭乗側をチェック。なーんか、搭乗側の方が豪華じゃない?って感じです。到着だけだと、手荷物受取所しかないので、あまりにしょぼい「みやこ下地島空港ターミナル」なのでした。

レンタカーに偏重しすぎる駐車場


到着ゲートやターミナル施設のすぐ目の前に大きな駐車場が有りますが、そこはなんとレンタカー置き場。通常ではあり得ません。一般的にはターミナルや到着口に近い場所には、バスやタクシー乗り場があり、次に一般駐車場があって、レンタカー置き場は最も遠くにあります(空港とは別の場所でも普通)。なにこのみやこ下地島空港ターミナルはレンタカー超編重。何故ー?

また到着口から出て、ターミナルとは逆の右に行くと、管制塔前に一般駐車場があります。しかし距離はかなりあるばかりか、屋根が途中で無くなり車寄せもありません。一般車はかなりおざなりです。レンタカーを偏重しすぎているターミナルです。

そして最も酷かったのが、バス/タクシー/送迎車の乗り場。到着口から最も遠い場所に追いやられていました。しかも案内表示一切なし。絶対にわかりません。なんでここまで「露骨」にレンタカー偏重なのか謎です。空港は公な施設なので、本来なら公共的なバス・タクシーが利用しやすいようにするべきなんですが、民間が主体で最初から計画するとこうなってしまうのですね・・・(M菱地所)

みやこ下地島空港ターミナル まとめ


まずは、みやこ下地島空港ターミナルの案内図。これを最初に撮影していなければ、絶対にバス乗り場はわかりませんでした。何よりターミナルに、案内表示のサインが一切なし。建築士として、このサイン計画は酷すぎると言わざるを得ません。降機してからも、到着口を出てからも、案内表示が無さすぎ。レンタカーを借りない人は、到着口を出たら確実に途方に暮れることでしょう。そんな空港、嫌ですよね。せめて後付けで良いので「まともな案内表示」の設置を願います!!!

ってことで、みやこ下地島空港ターミナルは、利便性の面からは「最低ランク」。まぁターミナル施設自体は綺麗ですし居心地も良いのですが、案内関係が史上最悪レベルです。もちろん一度使えば慣れるのかもしれませんが、この超地方空港を何度も使う人は少ないと思います・・・

さらにいちいち外に出ないと移動ができないので、悪天候時を全く考慮していないのも問題。沖縄は台風がつきもので、飛行機が欠航しないレベルの場合、どうするんでしょうね。さらに冬場は常に暴風が吹き荒れる下地島で、この屋外空間だらけのターミナルは問題が多いと思います。

期待の「みやこ下地島空港」なのに、ターミナルはあまりにダメダメ。もちろん個人的な意見も多いですが、少なくとも空港設計も多少の経験がある「建築士」としては、案内関係が最悪と言わざるを得ない現状です。後付けで良いので、改善を切に願います。成田空港第三ターミナルを見習ってほしいものです(笑)。

みやこ下地島空港ターミナルの基本情報


  • 住所:沖縄県宮古島市伊良部字佐和田1727番地
  • 空港施設:チェックインカウンター12ヶ所、搭乗ゲート3ヶ所、到着ロビー国際線/国内線各1ヶ所、飲食店2店舗、物販店3店舗(免税店含む)、バス乗り場、タクシー乗り場、レンタカー受付カウンター、ATM
  • 開業日:2019年3月30日






posted by 離島ドットコム管理人 at 08:00 | 宮古エリア

2019年06月18日

【下地島2019】絶妙!みやこ下地島空港到着後は17エンドへ直行すべし

shimoji17endwalk11.jpgチャレンジしてみました。みやこ下地島空港到着後、そのまま徒歩で17エンド。片道3.5kmと結構な距離でしたが、そのタイミングがあまりに絶妙。是非ともチャレンジして欲しいものです。





0分/0m

荷物は機内持ち込み前提!
みやこ下地島空港到着。ここがスタートです。前方座席に乗っていたので、比較的早く下りることができましたが、ボーディングブリッジではなく徒歩でターミナルまで移動するので、後方座席でも意外とスムーズに下りることができると思います。スタート時間は5分も変わらないでしょう。

ただし、荷物預けがあるとそれだけで10〜15分はロスしてしまいます。LCCでは基本ですが、荷物は必ず機内持ち込みできるサイズと量に抑えておきましょう。できれば両手を空けておける背負えるバッグがおすすめ。


ターミナルはまずは素通り(後で戻ればよろし)
ターミナルは素通り。そのまま17エンドを目指します。レンタカーを借りる場合も、17エンドから戻ってきたあとでも特に問題ないと思います。到着直後に借りると、15〜30分もロスする可能性があるので、17エンドを楽しむなら戻った後に借りるのがおすすめです。ちなみにターミナル内にロッカーはありませんでしたので、レンタカーを借りる予定の方は、レンタカーの受付に荷物を預けると良いでしょう。


+8分/500m

空港出口。ここからが長い!
ターミナルを出たら右へ進みます。管制塔を横目に見ながら進むと、空港敷地の出口です。ここまで約500m。17エンドまではここから3kmも先です。


+25分/2.0km

車両通行止め場所。ここまでタクシー移動も有り
空港敷地を出たらすぐに左へ。まっすぐに行くと17エンドには行けませんので注意しましょう。その先の分岐点でも左へ。とにかく「左へ左へ」行くのがポイントです。その左には常に空港滑走路がありますからね。そして空港敷地から約1.5km。車両通行止めポイントに到着です。ここまでタクシー移動もありですが、どのみちこの先1.5kmは歩くことになるので、それほど時間の短縮にはならないかもしれません。


滑走路と平行に歩くので状況を適宜確認可能
17エンドまでの残り1.5kmは、とにかくまっすぐな道なので距離以上に遠く感じます。でも右手には佐和田の浜の沖が望めますので、先はあまり見ないで横を見ながらリフレッシュ。ただし日影皆無なので日焼け対策は万全に!


+45分/3.5km

17エンドの海は後のお楽しみ
徒歩約45分。ついに17エンドに自力で到着です。早歩きの人なら40分、遅い人でも50分で着くと思います。1時間もかかることはないと思いますし、1時間かけてしまうと、せっかくのお楽しみが無くなってしまうかも?それは誘導灯の桟橋ではなく滑走路側!


+60分

お楽しみは滑走路!
実は乗って来た航空機。下りてからちょうど1時間後ぐらいに離陸するんです。実際にその時間を測ってきました。もちろん、搭乗時にトラブルがあればその時間も長くなりますが、通常ならそれほど差はないと思います。17エンドから滑走路を見ていると・・・


南風時前提ですが絶妙のタイミング
乗ってきた飛行機が17エンドにやってくるではないですか!?もちろん、南風前提での話ですが、着陸時が17エンド側からなら離陸も17エンド側に一度来てから、35エンド側に飛び立ちます。


かなり近くで航空機が望めます
ゆっくり航空機を眺められます
飛行機はかなり近くまでやってきますので、離陸時の17エンドもおすすめかもしれません。しかもさっきまで自分が乗っていた航空機ともなれば感慨もさらに深くなると思います。そして飛び立つ瞬間は・・・


この光景はかなり貴重!

まさに真後ろから航空機を楽しめる
まさに「真後ろ」から航空機を望めます。17エンド側が少しせり上がっているのか、航空機を見上げる感じでは無く、まさにまっすぐ前に航空機がいる感じ。絵になります。さらにこの光景を動画でも!?

そーいえば最近の空港は、滑走路の末端が海であったり、高台で谷になったりしていて、こうして飛行機を真後ろから見ることができる空港って限られますね。離島ならそういう空港もありますが、プロペラ機とジョット機ではスケール感が違います。なにせ、みやこ下地島空港は3000m級の滑走路ですからね。このクラスの滑走路を真後ろから望めるのは貴重かも?





到着後に17エンドへ航空機を見に行く まとめ

しかしこの光景を望むには、様々な前提条件が揃う必要があります。でも意外と搭乗している人なら、条件が揃いやすいです。基本的に「南風」の時しかこの光景は望めませんが、搭乗していれば必然的にわかります。17エンドから着陸すればチャレンジ可能な証拠。しかも降機後1時間というタイミングも、乗っていればわかりやすいです。

ただし空港からの移動をバスで考えている人は、このチャレンジは不可能。バスは飛行機の到着時間に合わせて、1日1本しかありませんので、17エンドへ行ったら確実に乗り遅れます。むしろレンタカーを借りる予定の人の方がチャレンジしやすく、荷物をカウンターに預けることもできますからね。でもレンタカーを借りちゃうと、確実に離陸のタイミングを逃しますので、このシーンを見るなら借りる前に17エンドへチャレンジしましょう!

さすがに着陸シーンは搭乗していると望めませんし、みやこ下地島空港発の便に搭乗する場合も、17エンドで着陸シーンを見ると、搭乗に間に合いません。あの絶景着陸シーンは、その日に搭乗しない人限定のようです。もちろん宮古空港利用で、みやこ下地島空港を見るだけの人なら問題ありませんが、LCCは平気で1時間とか遅延するので、タイミングがなかなか難しいですよね。しかも1日1回、さらに曜日限定。今後、便が増えることを期待しましょう!(国際便は増えますがタイミングが全く読めません)

<まとめ>
到着から17エンドまで 徒歩45分/片道3.5kmルート案内) 
到着から次の離陸まで 約60分(前方座席の場合)
車両通行止めまでタクシー利用する 車5分+徒歩20分




posted by 離島ドットコム管理人 at 12:51 | 宮古エリア

2019年06月11日

【伊良部島2019】ど派手な壁のヤンバーガー!しかし施設はしょぼい?

確か、石垣島にも同じ名前のお店、っていうか商品を掲げているお店がありましたよね。

ヤンバーガー/YAMBURGER

正直なところ、ハンバーガーは苦手です。ファストフードですらハンバーガーを食べることはありませんし、さらに最近のこのプレミアム系バーガーは論外。高いし、食べにくいし、何より炭水化物と脂質の塊のハンバーグを一緒に食べるなんて、不健康極まりない(笑)。

なので今回もお店を眺めるだけにするつもりでした。



場所は伊良部島の役場がある集落。島で数少ない寿司屋「寿しけん」のすぐ近くです。伊良部集落と佐良浜を結ぶ幹線道路沿いにありますが、何より壁の派手なペインティングが超目立つ。

しかしお店はまだ開業前?壁だけド派手に塗られていました。この派手派手の壁からすると、施設もたいそう立派なものかと思って敷地内を覗くと建物がない。あれ?まだ建物造っていないの?って思ってよく見ると・・・

プレファブ。



うそーん!しょぼすぎ!っていうかテイクアウト専門のようです。しかしあのド派手な壁から期待して敷地内に入ると、このプレファブじゃ買う前からがっかりですよね。お店って買うものだけではなく、買うまでのプロセスも重要。

そもそもここで買ってどこで食べるの?って感じです。伊良部集落なので渡口の浜へも佐和田の浜へも遠いし、公園的な場所があるわけでもなく、テイクアウト専門店なのに近くに食べる場所がありません。もちろん敷地内に食べることができるスペースが設けられる可能性もありますが、ド派手な壁がものすごい圧迫感で、敷地内は正直居心地悪いです。

最近のプレミアム系ハンバーガーは、手でもって食べにくいものばかりなので、基本的に店内で食べるスタイルですよね。なのでこのお店のものは、いろいろ疑問点が多い次第です。まぁ私はハンバーガーそのものが苦手なので、食べることはないと思いますが・・・

yamburger2019a.jpg


ヤンバーガー宮古島/伊良部島の場所





posted by 離島ドットコム管理人 at 11:03 | 宮古エリア

2019年05月27日

【下地島2019】みやこ下地島空港17エンド車両通行止め!その効果は?

shimojiroad201905.jpg

あまりの車両マナーの悪さに、みやこ下地島空港の開港とともに「車両通行止め」となった、17エンドへの道。その状況をチェックしてきました。また通行止めポイントから、17エンドの誘導灯までも実際に歩いてみました。結果から言うと、車両通行止めは効果覿面。中でも最もマナーが悪かった「観光バス」を全て排除できたのが大きかったと思います。


中の島や通り池から17エンドへ(0.7km)




多くの方は、通り池側から17エンドに行くことになると思いますが、車両通行止めポイントから17エンドの誘導灯までは「約0.7km」。徒歩にして「9分」なので、普通に歩いて行ける距離です。しかもその「0.7km」は絶景の海の色を楽しみながら歩けますので、言うこと無しでしょう。しかし「たったの0.7km」、「されど0.7km」。往復だと「1.4km」にもなりますし、何より一切の日影無し。さらに白い路面からの照り返しもあるので、日傘だけでは暑さはしのげません。肌を露出しない装いでチャレンジしましょう。

また車両通行止めポイントには大きなスペースがなく、一般車が転回するのがやっとなレベル。でもその結果、大型観光バスが来れないんですよね。まさに結果オーライです。なにせ観光バスで来る団体客のマナーは最悪。「酷い」を通り越して「悲惨」でした。その観光バスを今後も排除する意味で、この車両通行止め部分の整備は行わずに、このままでいて欲しいものです。

しかし「土建大好き宮古島市(土建業者癒着必須の宮古島市)」。多分、バスが転回できるレベルの農地を切り開き、整備しちゃうんだろうな・・・




みやこ下地島空港ターミナルから17エンドへ(1.5km)




意外と穴場なのが、みやこ下地島空港ターミナル側。今回も通り池側は車も人も多かったですが、ターミナル側はほぼ皆無でした。まぁそれには理由もあって、なにせ車両通行止めポイントから、17エンド誘導灯まで「1.5km」もありますからね。つまり往復「3km」を、日影が全く無い中を歩かねばなりません。片道「20分」、往復「40分」も炎天下の中を歩くのはキツいです。でもターミナルから直接行く場合は、こちらが最短になるとは思います。

車両通行止めポイントは滑走路のすぐ脇の、以前からあった曲がり角部分。こちらもバスが転回できるスペースはありません。でもこちらは整備された道路があるので、車は停めやすいと思います(縦列駐車)。ただ17エンド誘導灯までの道のりは予想通り長かったですし、さらにまっすぐな道なので気が遠くなりそうな感じ。ちなみに、みやこ下地島空港ターミナルから17エンド誘導灯まで行くと片道「約3.5km/徒歩45分」。往復「7km」で徒歩にすると往復1時間半もかかります。

でもこの「片道45分」には大きな意味があったのです。その話題は別の機会で^^ゞ




車両通行止めでも二輪車はOKっぽい!

車両通行止めにより、17エンドまでの道は「車」では通ることができなくなりましたが、一応「車両」でも、バイクや自転車は特に制限していません。実際にバイクで17エンドまで来ている人もいました。そういう意味で、みやこ下地島空港ターミナルで、シェアサイクルやレンタサイクルをすれば最高だと思うんですけどね。どのみちレンタカーでもタクシーでも、17エンドまでの歩きが必要になるのですから、だったら最初から自転車なら理にかなっているのですけどね。

しかし土建依存以上に、タクシー業者との癒着が強い宮古島市(平良市街から宮古空港までのホテル巡回無料バスもタクシー業界の反発で廃止された経緯あり)。レンタサイクルも無理なんでしょうね・・・


みやこ下地島空港17エンド車両通行止め まとめ

  • 通り池側から17エンド誘導灯まで片道「約0.7km/徒歩9分」
    (ターミナルからだと+9.5km)
  • ターミナル側から17エンド誘導灯まで片道「約1.5km/徒歩20分」
    (ターミナルからだと+2km)
  • 通行止めポイントでバスの転回は不可能で団体バスが来れない
    (結果、マナーの悪い団体が来ない)
  • 通行止めポイントに駐車場は無く、道路に縦列駐車することになる
    (夏場、車だらけでどうなるか怖い)
  • 車両通行止めといっても2輪車は通行可能
    (バイクも自転車も通行可能)

今さらですが、北風の時に飛行機を見るため17エンドへ行くのは意味がありません。北風時の着陸は反対の「35エンド」からですし、離陸は「17エンド」ですが、一気に高度を上げているので遠くにしか望めません。17エンドで飛行機を見るなら「南風」が必須。南風なら着陸時はあの「絶景シーン」が望めますし、離陸時も17エンドの近くまで飛行機が来るので、離着陸どちらも楽しめます。

しかし風向きはコントロールすることはできませんので、こればかりは「運」です。でも梅雨明け後から台風シーズンが終わる「6月下旬〜10月上旬」は、基本的に南風なので17エンドへ行けば飛行機を楽しむことはできると思います(台風時のみ北風に変わります)。逆に冬場は常に北風になるので、17エンドへ飛行機を見に行く意味はほとんど無いといっても過言ではないでしょう。

そのうち、みやこ下地島空港でのこれらのコツもまとめます^^v











posted by 離島ドットコム管理人 at 12:53 | 宮古エリア

2019年05月24日

【宮古島2019】橋の駅んみゃ〜ち消滅!もともとは仮設の工事事務所

irabubridgemyaachi201905.jpg

伊良部大橋の工事中も、工事事務所兼工事見学所として活用されていた建物で、伊良部大橋完成後も「橋の駅んみゃ〜ち」として活用されていた建物が、ついに撤去されてしまいました。確か去年の秋まではあったと思いますので、最近撤去されたようです。



宮古島から伊良部大橋に向かって右側にある駐車場。その奥にあった建物が「橋の駅んみゃ〜ち」。建物といっても工事現場でよく使われているプレファブでしたが、当初は工事完了とともに撤去されると思っていましたが、完成後は橋の駅として有効活用。ある意味、上手くリユースしている施設でした。

しかも伊良部大橋入口にあるので、行きも帰りも良い休憩になる場所ですし、何より屋上の展望台からは、まさに「伊良部大橋が一望」。しかし1階の売店も、2階の展望台も、ついに撤去されてしまい、現在は更地になっています。あの景色が望めなくなると思うとちょっと残念です。

しかし「土建大好き」宮古島市。

この場所に島民の血税を無駄に使った、豪華過ぎる展望台を建設しそうな予感が・・・

確かにニーズはあると思いますが、正直なところ今までのプレファブで十分では?って思うところです。しかし土建大好き宮古島市としては、それでは土建業者にお金を落とせない(結果政治家にキックバックも入ってこない)。宮古島市に「リユース」という発想はなく、常に「スクラップ&ビルド」の精神です。環境に生かされている自治体が、環境破壊の精神しかないのが寂しいところです。

さてさて、この伊良部大橋入口部分はどうなるんでしょうね。多分、予想は的中しそうな気がします(/_;)








posted by 離島ドットコム管理人 at 10:57 | 宮古エリア

2019年05月23日

【大神島2018】ネコが多くなった大神島の集落!しかし弊害だらけ

ogamicats2018.jpg
最近の本土の離島で「猫島」なる猫がいっぱいいる離島が人気ですが、別の意味で大神島では最近猫が多いです。しかしこちらは、意図して猫が増えたのではなく、逆に意図せず増えてしまったので、島民は困惑しているらしいです。

集落内の西側(奇岩側)に猫が多い
大神島で猫が多いのは港周辺ではなく、高台の集落内。特に奇岩がある西岸から集落へショートカットできる遊歩道の集落入口あたり。島を散策する側としては、海からひと山越えたあとに猫たちが迎えてくれるので嬉しい反面、その猫の毛色に気になるところが。

白系と茶系の猫しかいない
みーーーんな茶色系。黒系の猫は一匹も見ることができませんでした。強いて言えば茶色と白系との二毛ぐらいで、みんな同じ毛色の猫って感じでした。おそらく島で野良になった少数の猫が元で、同血統で一気に繁殖してしまったんでしょうね。

目つきからして野良。しかし逃げない理由は?
島の猫は人が近づいても逃げることはありませんが、ただ目つきがいかにも「野良」って感じで、明らかに飼い猫ではありません。おそらく観光客が猫に餌を与えていて、人が来ると餌をくれると思って逃げずに待っているんでしょうね。しかしその結果・・・

猫は島民は迷惑!原因は観光客のようです
集落内では猫の糞尿被害が多発。意図せず繁殖してしまっているので、島の人にとってはこの猫の繁殖は迷惑なようです。もともと大神島に常時住んでいる人は限られていて、糞尿対策もなかなか行えません。そこに一時的に来る観光客が餌を与えてしまうので、島の人にとって猫の存在は迷惑に感じてしまうようです。

だからといって餌を与えなければ繁殖を止めることができるわけでもなく、一度繁殖してしまったものは去勢など具体的な対策をとるしかありません。しかし住民が少ない大神島で、その去勢を大々的に行えるわけもなく、島の人は対策に苦慮しているのかと思います。

なので一時的に島へ訪れる際は、糞尿を減らす意味でも、大神島の猫に餌を与えるのは絶対に止めましょう!

宮古島市が土建につぎ込むお金の0.0001%でも、大神島の猫対策(去勢など)に使ってくれればいいんですけどね・・・



posted by 離島ドットコム管理人 at 12:44 | 宮古エリア

2019年05月10日

【来間島2018】HAKONIWA・NAMIMA・MAHINA。お洒落な雑貨屋増えました

kurimazakka2018.jpg
来間島の北側では島を削る乱開発が行われていて、長間浜はもはや終了に近い状態。でも来間島の集落自体は以前と変わらず、のどかです。工事車両も集落内は通らないようで、この集落はせめてもの救いです。

ただ集落に入る前にあるお店は、観光客でうじゃうじゃ。もはや近寄りたくも無いです。反面集落内は、竜宮展望台周辺以外は観光客も少なく、自転車や徒歩散策する私にとっては快適。宮古島周辺で「数少ない」離島らしい集落の雰囲気が残っています。

そんな来間集落にも最近お店が増え、何故か雑貨屋ばかりがオープン。でもそのお店も既存の古民家をお洒落に改装したものばかりで、集落と持ちつ持たれつの感覚が高評価。新たに3つのお店ができたようです(他にもありますが注目はこの3つ)。


HAKONIWA KURIMA/ハコニワ


来間島の「玉城商店」といってもほとんどの人が分からないと思いますし、そもそも営業しているのか否か、民家なのか商店なのかも分かりづらいお店が来間集落の中央にあるのですが、その向かいにできた雑貨屋が「HAKONIWA(ハコニワ)」。わかりやすく言うと、来間小中学校の正門前の丁字路を、学校から離れる方角に延びる道沿いにあります。楽園の果実竜宮展望台からはやや行きにくいです。でもお店自体は通り沿いにあり、古民家を改装したお洒落な建物が目立っています。

ハコニワは雑貨屋さんで、アクセサリー・メッセージボトル・雑貨・ポストカードなど、手作り雑貨の小物を販売しているようです。かさばらないので、お土産には最適。さらにメッセージボトルには、日付やネーミングも彫刻してくれるので、お土産だけではなく自分用にもなります。とにかくお店の雰囲気がいい感じ。気取らず飾らず、それでいてお洒落。宮古島の雑貨屋よりおすすめかも?


<ハコニワ/ナミマ共通の基本情報>

【電話】0980-79-0208
【定休日】不定休
【営業時間】10:00-18:00






NAMIMA/ナミマ


その「ハコニワ」の奥にあるのが、姉妹店の「NAMIMA(ナミマ)」。ハコニワが雑貨メインなのに対し、ナミマはTシャツメインなので、上手く棲み分けされています。雑貨もありますが、ナミマの物はトートバッグなど布製のものがメインで、こちらも上手い棲み分けです。中でもTシャツは、来間島限定(当たり前?)のものがあり、ウミガメをモチーフしたデザインは良いですね。もちろん、ここではハコニワとナミマ、一緒に巡るのがおすすめですよ。

<ハコニワ/ナミマ共通の基本情報>

【電話】0980-79-0208
【定休日】不定休
【営業時間】10:00-18:00






MAHINA Island Naturals/マヒナ


ハコニワ/ナミマは集落の奥にありますが、今度紹介する「MAHINA(マヒナ)」は、楽園の果実の目の前にあります。でもこちらも古民家を改装したもので、落ち着いた雰囲気があり、賑やかな楽園の果実とは一線を画した離島らしい良い雰囲気です。ペパーミントグリーンの建物が目印。商品は、太陽で染めた手ぬぐいなどの雑貨やTシャツ、パレオなどの布製品をメインに取り扱っており、他にもワークショップも開設。オリジナルの染め物も作れるらしいです。体験工房的な意味合いでは、先のハコニワ/ナミマとも上手く棲み分けています。

<MAHINA Island Naturalsの基本情報>

【電話】080-3018-0532
【定休日】不定休
【営業時間】10:00-18:00






来間島は飲食よりも雑貨向き?

来間島には飲食店が少なめで、最近は雑貨などの物販の方が多い印象です。確かに来間島での歩留まり時間は短めなので、時間に左右される飲食よりも、雑貨屋などの物販の方が良いかもしれませんね。今回紹介した「ハコニワ」「ナミマ」「マヒナ」の他にも、「うたたね」「がじゅまる」もありますからね。もしかすると宮古島より、宮古らしい雑貨やお土産を買うなら来間島の方が良いかも?

雑貨アイランド「来間島」

これからはそう呼びたくなりますね。




posted by 離島ドットコム管理人 at 11:55 | 宮古エリア

2019年05月04日

【宮古島2018】パイナガマ海空すこやか公園オープン!やや閑散?

painagamapark2018-DSC07127.jpg

パイナガマビーチとトゥリバー地区の間に新しく建設された公園。

名前が長い!!!

「パイナガマ海空すこやか公園」

しかも「海」に直接行ける造りではありませんし、さらに「空」の意味は全く無いロケーション。普通に「パイナガマ公園」で良いのでは?一応、パイナガマビーチまで繋がる遊歩道も接続していますし、この長ったるい名前は要らないと思います。そもそも那覇の「波の上うみそら公園」のパクリなネーミング(笑)。でも那覇のものは、那覇空港と那覇市街を結ぶ海底トンネル「うみそらトンネル」周辺にできた公園なので、海も空も名前に意味がありますけどね^^;

そもそも「パイナガマビーチ」にも公園的なスペースはありますし、内陸には巨大シーサーの滑り台でお馴染みの「カママ嶺公園」もありますよね。さらに今回の公園先には空き地だらけのトゥリバー埋立地もあるのに、何故にわざわざここを掘り返してまで公園を作ったか謎。無駄なトゥリバーで造ればいいのにね。まぁ土建依存の宮古島市なので、繋ぐ橋がもう無いから無駄なものでも開発せざるを得ないのでしょうが・・・



そのパイナガマ公園。できたてほやほやの状態でしたが見てきました。

土曜日の夕方でも閑散としている公園

埋立地の余っていた場所を公園にした程度
広大な駐車場に止まっているのは数台のみ。土曜日の夕方でこの状態って・・・。ちなみにこの場所は微妙に市街地から離れているので、歩いて行く人はあまりいなと思いますので、この車の数がそのまま公園利用者だと思います。もちろん小学生などは自転車で来ているのかもしれませんが、どっちにしてもあまり賑わっている感じではありませんでした。

土曜日の夕方でもこの程度の人・・・
居るのは小さな子連れの、移住者っぽい人が多かった気がします。個人的にもここまで来るなら、先のパイナガマビーチやカママ嶺公園で十分かな?って思います。なにせこの新しい公園には近くに何もありませんが、パイナガマビーチなら目の前にコンビニがありますし、カママ嶺公園なら丘の下にはスーパーが隣接していて、買い物ついでにも行けますからね。

何より何故にトゥリバーの余りに余った敷地を使わないか謎。まぁ売却問題とか権利的な話もぐちゃぐちゃなトゥリバー埋立地ですので、自由がないのかもしれませんが^^;







posted by 離島ドットコム管理人 at 14:21 | 宮古エリア

2019年05月01日

【大神島2018】フナイパーの浜はもはや「幻の浜」?

ogamifunaipa201811.jpg

レアな離島「大神島」の中でも、さらにレアなスポット「フナイパーの浜」。その存在すらあまり知られていませんし、何よりそこまでの道のりが超ハード。以前、行った際はその先にビーチがあると分からなければ、絶対に入ることのない獣道を奥へ奥へと進んで到達。あまりに道が険しいので、方向感覚がなくなり、ビーチ到着もそこが島のどの辺なのかも分かりませんでした。なので離島情報でも最初は島の東岸と書いていましたが、実は島の北岸というとんでもない場所だったことが判明。そりゃ、その道のりも長く険しくなる次第です。

そんな到着するまでは超ハードなフナイパーの浜へ、今回再チャレンジ。はたして無事にたどり着けたか!?

フナイパーの浜への再訪。結論から言うと・・・

フナイパーの浜への到達、無理でした(T_T)

逆に以前、どうにか行けたのが奇跡的だったのかもしれませんね。現状を詳しくレポートいたします。

フナイパーの浜への入口は変わらないのですが・・・
フナイパーの浜への実質的な入口は、島中央の集落から多目的広場へと向かう遊歩道の途中にあります。以前はこの入口にフナイパーの浜への入口を示す奇妙な人形が置いてあったのですが、現在は置いてありませんでした。でも他に脇に入る道は他に一切無いので、入口は間違いなくここです(写真の左側の獣道)。

入口にあった人形が奥に移動
その入口を示す人形は、遊歩道から入った獣道のかなり先に移動されていました。なのでフナイパーの浜への入口であることは間違い無し。相変わらずちょっと怖いこの人形を通過し、先に進んでみました。しかし・・・

人形の先はこの状態!もはや行けるレベルではない
人形がある場所からすぐに行き止まり。獣道が切れて、その先は雑草やら倒木やらで、人が通れる雰囲気ゼロ。ちょっとやそっとのレベルなら先に進んでしまうチャレンジャーな私でさえ、これは躊躇しました。しかもフナイパーの浜への道は、半ば山道ってことを知っているだけに、序盤でこれだと先が思いやられます。

ってことで、フナイパーの浜へは2018年の秋時点では「到達不可能」と結論づけいたしました^^ゞ

ちなみに、以前フナイパーの浜へ行けたときの写真は残っていますので、もし行けるようならこんな感じです。


↓↓↓

↓↓↓

↓↓↓

↓↓↓


フナイパーの浜への道の途中に拝所あり?

フナイパーの浜への入口から獣道に入り、人形がある奥の入口の手前に、右へ抜ける脇道があります。でもその先には拝所のような場所があり、神聖な大神島なのでそれ以上先には行きませんでした。そもそもその脇道には入ってはいけなかったのでしょうね。申し訳ありませんでした。

途中に脇へも行けますが・・・

脇道の先は拝所なので深入りしませんように

大神島のフナイパーの浜は「幻の浜」ということで!

フナイパーの浜は行けたとしても、猛烈な山道を下らないと行けませんし、帰りは完全に登山レベルで超ハード。しかも島を丸々横断する距離ということもあり、正直なところ行けそうな状態でもチャレンジしない方が良いかと思います(一度行った経験者は語る)。そもそも大神島は神聖な島なので、あまりいろいろ入り込まない方が良いのかもしれませんしね。

ってことで大神島のフナイパーの浜は別の意味での「幻の浜」ということで^^ゞ








posted by 離島ドットコム管理人 at 11:38 | 宮古エリア

2019年04月27日

【多良間島2018】名は「たらまる」旧空港の可倒式風力発電には名前が!

taramawindmill2018.jpg

多良間島の空港が移転してもう何年になりますかね。個人的には旧空港の方が飛行機を真下から望めたりして楽しかったのですが、あまりに滑走路が短かったので移転もやむなし。旧空港は島の南にありますが、新空港は西に移転し、集落からは少しだけアクセスしやすくなったのかと思います。

そして空港移転で毎回問題になるのが「跡地利用」。多良間島ではどんな状況なんでしょうか?

旧多良間空港跡地はエコ関連

旧空港にメガソーラーの他に風車も!
多良間島の旧空港跡地は、既に太陽光発電のメガソーラーが設置済み。確かに平らな島だし、周辺に何も無い旧空港なので、メガソーラーにはうってつけですよね。しかしそれでも限られた範囲しか利用できないほど、滑走路はだだっ広い。さすがに多良間島では土地不足ではないので、旧空港があった場所に建物を建設することは考えにくいです。そこに今度は、風力発電が新たに設置されました。まさに旧多良間空港は「エコ」に生まれ変わった次第です。

旧空港ターミナルは倉庫に

ちなみにターミナルの建物はそのまま残っていて、そんなエコ関連施設の倉庫になっているみたいでした。もともと大きな空港ではないので、倉庫に使うぐらいがちょうど良いのかもしれませんね。もちろん、一部をエコ関連の施設として利用しているのかもしれませんが、安易に取り壊さずに有効利用しているのも「エコ」ですよね。

多良間島の風車も可倒式に!

また新規設置された風力発電用の「風車」も、離島では定番になりつつある「可倒式」。台風でもへっちゃらです(台風時は風車を倒してしのぎます)。なにせここ最近の台風のパワーアップで、様々な離島の固定式風車はことごとく破壊されてしまっていますからね。そこで登場した可倒式風力発電で、波照間島から始まり、様々な離島で導入されるようになってきました。

ちなみにこの多良間島の風車には名前が付いていて2基あるうちのターミナル側には「たらまる」と書いてありました。もう1基は近くまで行けなかったので確認できませんでしたが、こういうところも離島っぽくて良いですよね。是非、多良間島へ行ったら「たらまる」に逢いに行きましょう!

ゆがぷうランドから普天間港へのショートカット完成!

旧空港の滑走路は綺麗な草原に!
旧滑走路自体は大部分が草原になっていましたが、これはこれで綺麗で良いですね。その草原滑走路の先に「たらまる」たちが望め、逆にメガソーラーは隠れているので景観的にはいい感じ。さらにこの空港移転は、別の大きなメリットもあったのでした。

空港南側にバイパス道路完成!
旧空港運用時、そして移転後も、たらまゆがぷうランド(島南端)から、普天間港(島東端)へ行くのに、旧空港滑走路を丸々全部迂回しないと行けなかったのですが、最近海側にバイパスが完成。以前も獣道程度のものがありましたが、完全な道路ではなかったので、車などの通行はできませんでした。現在は海沿いをそのまま周回できるバイパス道路ができています。まさに空港移転で可能になったってことですよね。

ちなみにこのバイパスのおかげで、毎年11月に開催される一周マラソンもコースが簡単になりましたし、空港移転様々です。

多良間島は宮古島エリアの他の離島とは違って、変わらずのどかで良いですよ〜。乱開発もありませんし、何より島の空気感がのんびりしていて、まさに癒やしの島です。宮古島や橋で繋がる離島に嫌気が差したら、多良間島まで渡りましょう!日帰りは厳しいですが、1泊なら余裕で楽しめます(船は日曜運休なので要注意)。






「リ゜」って読める?沖縄・多良間島は丸いワンダーアイランド
「リ゜」って読める?沖縄・多良間島は丸いワンダーアイランド

posted by 離島ドットコム管理人 at 13:06 | 宮古エリア

2019年04月24日

【宮古島2018】ぼらパン屋はチーズ屋?「宮古島チーズ工房」へ改名?

borapancheese2018.jpg

土日しか営業していない、東平安名崎へ行く途中にある保良集落のパン屋「こっぺ」。しかしその土日も休みの日もあって、なかなかお店がやっているときに行けません。ここ2年は土日を狙って行っているのに、何故かお店はお休みでした。すると、パン屋のはずが見慣れない看板が大きく出ていました。

「宮古島チーズ工房」

何これ?パン屋じゃなくチーズ屋に変わったの?保良集落の人に聞くと、パン屋のオーナーがチーズ作りにはまってしまい、パンもやっているけどかなりおざなりになってチーズ作りにウエイトを置いているとのこと。しかも個人的には苦手な「ヤギチーズ」。石垣島にもヤギチーズ専門店がありますが、やっぱり苦手でした。このチーズ工房のヤギチーズは、臭みがないといいますが、石垣島のものもそういううたい文句だったもののダメでした。

なので、パンよりチーズ主体なら、しばらくお店は行かなくてもいいかな?って思ってしまいます。

そもそも保良まで行くのは大変(宿泊は平良中心街がメインなので)。東平安名崎パンプキンホールに行かない限り、このエリアには立ち寄りませんからね。しかも七又海岸経由で島一周すると、この保良集落は通りませんので、なおさらに用事がない限り行きませんからね〜。

なのでチーズ好きには良いのかもしれませんが、パン好きの私にとってはこの業態変更はイマイチ。

宮古島のパン屋も、好きだった「SPOONFUL(ベーグル)」は閉店しちゃったし、「Rin」は移転したから方向性が変わってしまいイマイチになったし、「空猫十字社」は良いのですが高いし、最近の宮古島のパン屋事情は個人的にはイマイチ。石垣島の「パンドゥミー」のようなお店は、なかなか無いですね〜。結果、ドンキホーテ島の駅でパンを買っています^^ゞ






posted by 離島ドットコム管理人 at 11:32 | 宮古エリア

2019年04月15日

【宮古島2018】孤独なグランピング、動かせないキャンピングカー?謎の宿

吉野海岸入口周辺は、何が何だか最近、よく分かりません。そもそも吉野海岸も強制的に有料駐車場に停めさせるという行為が横行していますし、素通りしてビーチまで下りようとすると、その有料駐車場の業者に追いかけられます。ビーチを見るだけでも追いかけられましたからね・・・(バイクで行っても)。宮古島市の指定業者とうたっていますが、何の「指定業者」か一切書いておらず、またその認可証を掲示しているだけではないので、うさん臭いったりゃありゃしません。吉野海岸はホントに酷いので、泳ぐなら隣の平和な新城海岸にのみ行きましょう!








さ・ら・に・・・

吉野海岸入口にあった無料駐車場が、いろいろな圧力があったのか閉鎖になりましたが、その跡地に謎のキャンピングカーだらけの施設ができていました。特にグランピングできるだけでもなく、キャンピングカーを並べてあるだけ。まぁ興味ないので何か調べる気もありませんけどね。でもこのあとレポートする施設を見て、なんとなくわかった気がしました。


その施設とは、吉野海岸の近くにあるゴルフ場の入口向かいにできた宿。ゴルフ場自体は、クラブハウスの大浴場やレストランをビジター利用できたので重宝していたと思いますが、そのゴルフ場の向かいにいろいろ意味不明な宿泊施設がオープン。

「Ocean’s Resort Villa Vorla/ヴィラヴォーラ」





周辺にあるのは目の前のゴルフ場のみ。集落どころか家一軒もない、まさに孤独な場所に宿が造られていました。HPではリゾート感満喫できる的な表現をしていますが、とてもとてもリゾート感なんて微塵も感じられません。単なるプレファブ造りの小屋が並んでいるだけ。しかも海が見えるわけでもなく、海を近くに感じることもできない、非常に孤独感満載(笑)。グランピング施設のようですが、まだキャンプ場の方が賑やかです(笑)。

ここに泊まっていったい何をしたいのか?(させたいのか?)。謎です。ちなみに宮古島のこの東部エリアで宿をやっている人とお話できたのですが、その方もこのゴルフ場のこの宿は謎だと言っていました。

「ヴィラヴォーラ」が謎であるの4つの理由

・リゾートをうたっているのに、荒野にぽつんとあってリゾート感皆無。
・高級志向のつもりだが、建物はプレファブで安っぽい。
・グランピングしたくても買い物すらできないロケーション。
・ゴルフをする客層がグランピングをするわけもなく、ターゲットが謎。






さらにこのグランピングの宿の敷地内かと思いますが、先の吉野海岸入口に大量に停めてあった、キャンピングカーを客室にした宿泊プランもあるとのこと。さらにその宿の説明には「移動不可」って書いてありました。つまり吉野海岸入口にあったキャンピングカーは、この敷地内まで必要な時だけ移動させると言うものみたいです。移動不可なら最初から敷地内に停めておけば良いのに・・・

そもそも宮古島にはキャンピングカーを停めておける大きなキャンプ場がないから、当初は移動可能な宿のつもりだったものの、認可が下りなかったのかもしれませんね。結果、この中途半端な利用になったのかもしれません。





Ocean’sResortVilla Vorlaの末路

もちろんこれらのことは多くが推測であり、実際はどうなのかわかりませんが、正直なところ調べる気も興味もありません(笑)。どのみちプレファブでも、動かせないキャンピングカーでも、あの立地じゃ誰も泊まらないと思いますので、営業は長くはないかな?って思います。既に高級志向のコンセプトにも関わらず、ネットではダンピング(安売り)していますしねw

まぁプレファブでもキャンピングカーでも撤去は簡単なので、それほど害は無いと思います。ただ台風後にどうなっているかが、少し不安ですが・・・(キャンピングカーは転がり、プレファブは屋根が吹き飛ぶなど)。宿をやるなら、もう少しターゲットを明確にして、それに併せた施設にして欲しい次第です。特に宿は「箱」だけじゃダメだと思います。







(この記事はあくまで私的な印象です)
miyakovillavorla201811a.jpg
posted by 離島ドットコム管理人 at 12:03 | 宮古エリア

2019年04月11日

【伊良部島2018】あのゲストハウスが名前を変えて復活!現nesou/旧びらふやー

irabunosou2018b.jpg

一時期の休業騒動ではどうなるかと思いましたが、無事に宿名を変更して再開した、伊良部島のゲストハウス。過去に何度もお世話になり、もしかすると最後に泊まったドミトリーはこの宿だったかもしれません!(現在は仕事の関係でドミは難しくなったもので)

ゲストハウスびらふやー

現在は

ゲストハウスnesou

になって、無事に営業を再開しております。

伊良部島の佐和田の浜まで徒歩圏内。佐和田集落内にあるドミトリーメインのゲストハウス(個室も3部屋ほどあり)。現在は離島でもこのドミトリータイプの宿は少なくなり、あっても長期滞在の半ば「居住」している人がほとんどのものばかり。旅人が集まるドミトリーの宿はホントに離島でも少なくなってきました。でもこの「びらふやー」は、まさに「古き良き離島のゲストハウス」って感じで、旅好き同士が集まってくる感じでした。そして「nesou」になってもそれは変わらないと思います。

その理由は、宿のオーナー夫妻の人柄。ほーーーーーーーーーーーーーんとに、夫妻ともに「いい人」「温かい人」。島ナイチャーの方ですが、島の空気に馴染んだ方々です。

なので、一時期の「宿休業騒動」にはかなり心を痛めましたが、いろいろあって無事に再開できたのでほっとしています。宿名の変更については、宿のHPでも詳しく書かれていますので、そちらを参照して頂きたいと思いますが、とにもかくにも「古き良き離島のゲストハウス」に泊まってみたい方には、沖縄で最もおすすめの宿です(超個人的な感覚ですw)。

正直、最近も再開を祝して泊まりに行こうと思いましたが、どうしても仕事の関係でゲストハウスは厳しいので、近くを通るだけにした次第です^^ゞ

元びらふやー、現nesouを、離島ドットコムからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m

(以前、自分の誕生日の日に泊まって無理矢理祝ってもらったこともあり、一生頭が上がりませんw)

irabunosou2018a.jpg





posted by 離島ドットコム管理人 at 11:13 | 宮古エリア

2019年04月09日

【伊良部島2018】伊良部大橋ー渡口の浜はダンプカーと乱開発だらけ!

irabuwestdev201811a.jpg

伊良部大橋の西岸。正確に言うと、伊良部大橋から渡口の浜までの約4km。

悲惨です。

乱開発だらけで、さらに酷いのがダンプカーだらけ。おかげで伊良部大橋を通行するのもダンプカーだらけ。まぁ那覇空港や泡瀬の埋立ほどの数じゃないですが(あっちは100台以上が常に行き交う)、それでも離島でこのダンプカーの数は悲惨です。そこに加えてレンタカーもたくさん通るし、この4km区間は以前の静かな雰囲気は皆無。



仮囲いなどの汚れ対策皆無の乱開発



工事をする際、「仮囲い」という鉄板などで壁を建てますよね。あれって、騒音や粉塵を周辺にまき散らさないためにするものなのですが、この伊良部島西部の乱開発ではその仮囲いをして工事をする業者は皆無。森ビル系の開発はもう完成間近だったのでわかりませんが、現在進行中の開発は「全て」、防音や防塵対策を一切していません。結果、道路は泥まみれ。酷いものでした。まさに土建業者のやりたい放題の伊良部島西岸だったのでした。

まるで石垣島の山原エリアの開発!ってことは数年後は?



基本的にホテルの大規模開発がメインの伊良部島西岸ですが、それ以外にも小さな施設がいろいろ建設。まるで10数年前の石垣島の山原エリアを見てるかのような状況でした。そしてその石垣島の山原エリアは10年経ってどうなったでしょうか?

「一部ゴーストタウン化」

まぁ実際はそこまで言えるレベルではないかもしれませんが、誰も住んでいない建物が多いのは事実。最初は「カフェ&ステイ」的なものばかりだったものが、そのうち「貸別荘」になり、そして現在は「誰も借りてくれない別荘」だらけになりました。残ったのは専業の飲食店と専業の宿ぐらい。生半可なカフェ&ステイの兼業は、ことごとく上手く行っていませんね。伊良部島西岸も同じ道を辿りそうな気がしてなりません・・・

森ビル系の「イラフ SUI」はもう完成?インバウンド専用



写真は2018年11月のものですので、森ビル系の「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」はもう完成しているでしょうね。高級ホテルの位置づけですが、ただし施設がやや安っぽく団体御用達って感じです(建築士の目から見た印象)。読みとしてはインバウンドの団体用って感じです。そもそもホントの高級リゾートなら、コテージ系。既にこの伊良部島西岸にはコテージ系の宿はいろいろあるので、この森ビル系は団体用って感じなのは、ある意味戦略的には間違っていないかもしれませんね。

なんでこのエリアにテナントビル?謎です



しかしこの伊良部島西岸エリアに謎、っていうか意味不明の施設も建設中でした。明らかにリゾート宿泊施設群に適した立地に、謎の「テナント募集」の商業施設。そもそも「テナント募集」という看板を設置する時点で、無計画な施設の証拠。建築士の時にいろいろな開発も手がけましたが、事前にテナント候補を見つけてから計画するのが一般的な開発。テナント無しでの開発は、完全に箱ありきの無計画さを露呈している感が否めません。

しかも立地がヴィラブリゾートのすぐ背後。もはや既存施設への配慮の欠片もない事業者の証明かも。そんな事業者がテナントに対しても配慮できるとは到底思えない気がします。テナントが入ってもすぐに退去するを繰り返す施設になりそうな気が・・・

伊良部島西岸はもはや終わっている・・・

伊良部大橋開通、みやこ下地島空港開港で、ますますこの「伊良部大橋〜渡口の浜」の通行量が増えていますが、このままだと良いところなしですね。そのうち渋滞も発生しそうです。さらに伊良部大橋の伊良部島接続部に大規模な造成工事をしており、なんか立体交差でも造りそうな雰囲気でした。土建依存の宮古島市らしいといえばそれまでですが、どうしてここまで島を削ったり埋めたりしたがるんでしょうね・・・



正直、今の伊良部島はあまり行きたくないです。この11月に行ってげっそりしてきました。逆にこの11月の同じ時期に、大神島と多良間島に行ってホッとしてきました(笑)。今の宮古島はこの2つの島しか「離島らしいのどかな雰囲気」はもう味わえませんね。離島って何をしに行く場所なのか?今の宮古島では沖縄本島と同じことしかできないような気がします。だったら沖縄本島でも良いのでは?そうならないように願うばかりです。



posted by 離島ドットコム管理人 at 13:17 | 宮古エリア

2019年04月08日

【宮古島2018】クマザリゾート開発着々。しかし元は廃墟・・・

kumazaresort2018a.jpg

kumazaresort2018b.jpg

kumazaresort2018c.jpg

2018年秋の段階の光景です。建設途中で破綻した「宮古琉家テノヒラ」の、廃墟化になったあとを受け継いで開発中。

しかしこの開発企業が、沖縄の中小開発会社「日建ハウジング」。

伊良部島の伊良部大橋近くでも開発計画をしていますが、どうもこの会社が背伸びしすぎている感が否めません。まるで瀬底島で工事途中で破綻したあの会社を見ているかのようで、心配でなりません。しかも瀬底島の会社は本土(東京)でしたが、この日建ハウジングは沖縄ローカルで、財務面でも心配です。

しかも「オチ」があって、開発はこの財務的に脆弱な沖縄の会社ですが、設計や運営が、その瀬底島の工事途中で破綻した会社の関連会社(笑)。

もう「破綻」の二文字しか頭に浮かびません。

開発会社なのに資本金たったの5000万円。
本社従業員9人(関連会社でも34人)。

背伸びしすぎです。

もちろん背後にパトロン企業がいるのかと思いますが、身の丈に合わないビジネスは、どこかで破綻が来ます。どうなることやら・・・




posted by 離島ドットコム管理人 at 14:22 | 宮古エリア

【下地島2018】17エンドのマナー悪っ!結果、2019/3/23から車両通行止め

17エンド

17エンド

伊良部大橋が開通して、伊良部島や下地島への往来は楽になりましたが、観光客のマナーは下がる一方です。特に酷いのが「みやこ下地島空港」の17エンド。路上駐車を平気で行っています。以前は多少のルールはあって、路上駐車はほとんど居ませんでしたし、居てもすぐに立ち去る感じでしたが、伊良部大橋開通後はマナーの悪い観光客が多く、長時間路上駐車する始末。他の車が通過しにくい状態になっていますし、さらに酷いのが観光バス。平気であの狭い道に路上駐車。しかも団体を引き連れての長時間駐車。

旅行代理店はモラルの欠片もない!

結果

2019年3月23日から車両通行止め

当然です。

今のままだと確実に事故が起きますし、さらに観光バスの長時間駐車ならびに大量の通行は、確実に道路を傷めます。もともと滑走路脇の道路は、大型車両の大量通行を想定した造りにはなっていませんし、「通行」するためのもので「駐車」するためのものではないので、一般車両の駐車も悪影響を与えます。道路って見た目は一緒でも、「通行」のみなのか「駐車」も含めるかによって、構造が異なります。この17エンドの道路は、明らかに「通行」のみの構造。

無法な駐車行為が横行するので、この車両進入禁止は当然の結果かと思います。逆にホッとしました。

しかーし、駐車マナーも悪いですが、観光客やマリンショップのマナーも悪い。17エンドでSUP、撮影会などやりたい放題。基本的に17エンド脇は海水浴場ではありませんし、空港脇の造成した海なので、港と同じ扱いで遊泳もマリンスポーツも基本的には禁止だと思うのですが・・・(明確には禁止されていませんが)。

ちなみに車両通行止め以降は、通り池側なら多少の駐車スペースはありますが、空港施設側は駐車スペースはほぼないに等しい。しかも空港側から17エンドまではかなり遠く、通り池側の路駐が物凄い増えそうです。平気でUターンスペースにも駐車しそうで、マナーの悪さは延々続きそうです。また車両進入禁止ですが、バイクと自転車は通れる仕組みになっています。さすがにバイクはマナー的にNGだと思いますが、自転車なら可能かと思います。

個人的には17エンドは、自転車か自力(ランニング)でしか行かないので影響はないですが、問題はバイクでしょうね。バイクも道路への悪影響がありますし、何よりガソリン車なので空港近くに危険物があることになり、好ましいとは思えません。

下地島はアップダウンがないので、「さしば」とかでレンタサイクルをするのがベストだと思いますけどね。「さしば」なら駐車場スペースも十分ですからね。まさに「パークアンドライド」!実践して欲しい次第です。








irabushimoji_map.jpg




posted by 離島ドットコム管理人 at 11:49 | 宮古エリア

2019年01月07日

【宮古島2018】新城海岸に綺麗なトイレ&更衣室完成!でもシャワーは・・・

miyakoshinjo2018-0.jpg

夏のオンシーズンは避けて通る宮古島の東海岸。その理由は吉野海岸の悪徳業者。以前、ビーチを見るためだけにバイクで坂を下りようとしたら、悪徳業者に追いかけられたのがトラウマ。道を通るだけでも金を取ろうとするなんて・・・(しかもバイク)

でもオフシーズンは金にならないからなのか、悪徳業者もいないので吉野海岸のビーチまで自由に下りることができますからね。でも今回のレポートはその隣の「新城海岸」。

実は吉野海岸以上に、開発の噂が絶えないのが新城海岸。吉野はビーチ近くに開発の余地がないので、その手の噂は出てきませんが、新城海岸にはモロに「開発可能」とばかりのスペースがあるし、実際に開発の話も何度も出ています。なので、吉野以上に気になっているのが新城海岸。2018年の秋はどうだったでしょうか?

開発はしばらく無し!その代わりに便利な施設が!?




開発の話はどうやら立ち消えになったみたいで、ビーチの業者の方も特に具体的な話は今はないとのこと。しかし開発ではなく、ビーチ周辺の整備は以前とは見違える状態になっていました。

「駐車場の整備」と撤去された「トイレの復活」

これは嬉しいですね〜。でも完成したのが2018年秋とのことで、夏シーズンには間に合わなかったらしいです。この時もできたてほやほやだったらしく、超綺麗でした。駐車場の整備も助かりますが、トイレなどの施設は超便利。なにせ無料ですからね〜。

吉野海岸はビーチ近くに施設を一切作らず、逆にビーチ上の高台の悪徳業者の施設を無理矢理使わせるという状態。もちろん有料どころかぼったくり価格。悪徳業者が観光客からぼったくろうとぎらぎらしています。それに引き替え、新城海岸は駐車場は無料ですし、トイレやシャワーも無料。ビーチの業者もフレンドリーで「平和」の一言。そういう意味で、新城海岸は好きですね〜(吉野海岸は明確に嫌いです)。

トイレ以外にどんな機能がある施設?



新城海岸といえば、シャワーが超オープンで「おいおい〜」って感じでしたが、もしかして新しい施設にはきちんとしたシャワールームも?っと期待したところ、施設のビーチ側にそれらしき引き戸が!?でもよく見ると・・・

「更衣室」

シャワー無しみたいです。っていうかあの超オープンなシャワーブース、そのままでしたw

まぁ更衣室も新城には以前からなく、一時期プレファブで作られていましたので、そういう意味では今までと過不足無く整備された感じのようです。この「過不足無く整備」というのがポイントで、良い意味で現状維持。それが一番ですよね〜。多すぎる整備は、必ず環境破壊に繋がりますので。

超オープンなシャワーブースも、新城海岸名物として今後も見守りましょうwww



新城海岸まとめ




posted by 離島ドットコム管理人 at 10:06 | 宮古エリア

2018年12月26日

【池間島2018】フナクスの自称キャンプ場はほぼ廃墟!ブロック復活!!

ある意味、予想通りでした。多分、無許可で建てられていたあの建物がほぼ廃墟状態に!?

池間島のフナクスキャンプ場

酷いものです。勝手に建てた人は、責任をもって「撤去」してほしいものです。建物は造るだけではなく、改修するにしても撤去するにも、最後まで責任をもってほしいものです。そもそも無許可建築するような人に、そんな意識はないのかもしれませんが・・・





そしてその廃墟脇の駐車場とトイレ。こっちは行政が管理しているのかと思っていましたが、なんとそのトイレが閉鎖。公衆トイレじゃなかったのでしょうか?謎が多いフナクスキャンプ場周辺。さらにビーチへの入口も閉鎖。もはやこの駐車場の意味はなくなっていました。





しかーーーし、なんと本来の「池間ブロック」の名前の由来にもなっていた、コンクリートブロックの階段が正式に復活!今までも残っていたものの、駐車場からビーチへ出入りするようになっていたので、半ば忘れられていたブロック階段。それが大々的に「入口」と書かれて復活。

やっぱりフナクスにはこの「ブロック階段」が主役ですからね〜。

ただ大きな看板はあるものの、駐車場からは視認できにくく、入口の存在を知らずに離れてしまう人が多そう。誰がどう見ても、駐車場側の閉鎖されたところが入口に思えますからね。どのみち、必要以上の観光客を呼び込んでしまったフナクスで、海の中の環境悪化は酷いもの。サンゴを踏み荒らす観光客のせいで、サンゴは酷い状況でした。加えて餌付けで海の中の生態系は滅茶苦茶。

ブロック階段が復活しても、海の中の環境が元に戻るには時間がかかりそうです。その前に、あの邪魔な廃墟、建てた人は撤去するか改修して、安全な状態にして欲しい次第です。

funakusu2018e.jpg




池間島 池間ブロック/フナクス まとめ




posted by 離島ドットコム管理人 at 11:17 | 宮古エリア

【池間島2018】ハート岩入口を占拠していた施設撤去され自由に往来可能に!?



以前はこんな感じで、自由にビーチに出入りできなくされていた、池間島のハート岩。もともと興味が全く無いので、この状態になってからは一度も足を運びませんでしたが、噂でこの施設が撤去されたと言うことで、久しぶりに行ってみました。すると、こーなっていました!



建物も門扉も撤去。看板もなくなっていて、一見、この先にハート岩があるとさえ分からない状態に。でも道路からは見えにくい場所に、ハート岩の看板だけ残っていましたね。でもどっかのドラマのロケ地的な看板は完全に消滅。そもそもそのドラマ、見たことないですし、どういう形で出ていたのかも知りません。まぁどーでも良いのですが・・・

そして建物があった場所に上ってみると、すぐにハート岩が見えましたね。

ちなみに以前ここに行ったときは、ここがハート岩とは知りませんでした(笑)。単なる穴の空いた岩がある場所というだけの認識。砂山ビーチの小さい版。あとで言われて気づくレベル。話題にならなければ、一生「ハート岩」だったことに気づかなかったでしょう。

だってハート型といっても超斜め。しかも潮が満ちると一部が海の中に埋没して、ハート型ではなくなります。

確かに背景の青い海を切り取って見ることもできますし、西向きなので夕日が穴に差し込む光景は良いかもしれませんが、どっちにしても「斜め」には変わりません。ハート岩と呼ぶなら正しくまっすぐに縦方向になって欲しいものです。まぁ穴なのでどうすることもできませんが・・・

ってことで、ハート岩よりも、ビーチ入口を占拠していた建物の有無を確認しに行った、池間島のハート岩だったのでした^^ゞ





ikemairabiji2018d.jpg


池間島 伊良干瀬/ハート岩 まとめ




posted by 離島ドットコム管理人 at 11:13 | 宮古エリア

2018年12月17日

【宮古島2018】元パイ食。今度は「宮古そば・焼鳥 市屋」?

paishoku2018.jpg

ぱいながま食堂」として親しんでいた、パイナガマビーチ近くの食堂が、お母さんの健康上の都合で閉店(移転?)し、その後は居抜きで「スマイリー」というカフェ&雑貨のお店になったものの、閉店してしまったようです。

しかし2018年にさらに居抜きで、また違うお店になっていました。

宮古そば・焼鳥 市屋

宮古そばと焼き鳥という変わった組み合わせのお店。といっても、おそらく昼が「宮古そばと焼き鳥丼の食堂」で、夜が「焼き鳥居酒屋」と解釈すれば納得。しかし昼の一押しメニューが「イベリコ豚丼」www

・・・焼き鳥丼じゃないんかい!

もちろん焼き鳥丼もあるみたいですが、一押しが焼き鳥を看板に掲げて、豚丼とはこれいかに!?

この場所ってパイナガマビーチに近いものの、中心街の西里通りからは遠く、平良港からも離れているんですよね。しかもパイナガマビーチの目の前には「海鮮悟空」がありますし、トゥリバー入口周辺にも居酒屋も増えましたからね。

やっぱりこの場所は、「ぱいながま食堂」の「パイ食(ぱいながま定食)」が一番!懐かしいな〜。あのボリューム満点でお得なあの定食。そして忙しそうに一人で切り盛りするお母さん。懐かしいな〜。

でも前回のカフェ&雑貨の時は、お店にかなり入りにくかったし、ガッツリ食べるメニューがなかったので、今回のお店は宮古そばや丼ものが頂けるとのことなので期待しましょう!ホムペの情報もそのうち修正いたしますので、行かれた方はクチコミ情報、お待ちしております^^ゞ(私の宮古のランチはいつも宮古食堂なので・・・)


<ぱいながま食堂 時代>

↓↓↓
<雑貨カフェ・スマイリー 時代>

↓↓↓
<宮古そば・焼鳥 市屋 なう>

paishoku2018.jpg


宮古そば・焼鳥 市屋の情報


電話番号 080-3371-4247
営業時間 昼11:00-14:30/夜は不明
定休日 日曜
メニュー 宮古そば700円/ソーキそば900円/イベリコ豚丼800円/焼鳥丼700円



posted by 離島ドットコム管理人 at 08:28 | 宮古エリア

2018年12月14日

【伊良部島2018】渡口の浜食堂が「ブルータートル」という無駄に小洒落たお店に!?

toguchicafe2018a.jpg

渡口の浜の穴場的な伊良部大橋側の入口にあった「渡口の浜食堂」。よくここで宮古そばとてんぷらを食べたな〜。でも残念ながら閉店してしまい、しばらく建物だけ放置されていましたが、2018年に急に全く違った雰囲気になっていました!建物は「渡口の浜食堂」をベースに使っていますが、かなりのリノベーションを施し、全くの別物になっていました。

「ブルータートル渡口の浜」

超小洒落たカフェ的なお店に変貌。しかしあまりに小綺麗すぎて、周辺から完全に浮いている感は否めません。店員さんもかなり気取っていて、正直なところ最も苦手な雰囲気なお店でした。もちろん外から見ただけ(笑)。

しかも調べると、その料理と価格。観光客価格どころか「ぼったくり」レベル!

単なるカレーが1500円!
宮古牛のカレーになると2000円近い!!


あり得ねーーー!

観光客でもそこまでお金を出さない気がします。これは完全に外国からの「クルーズ船」の客専用レベル。この価格を知らずに入った、普通の観光客は可哀想ww

他にもリブロースステーキ3000円、サーロインステーキになると6000円オーバー!

離島の価格ではありませんね。

いくら観光客相手でも、この価格はあり得ません。そもそもクルーズ船の客目当てだとしたら、お客が来る頻度は限られますし、台風時は誰も来ないと思います。さらにこのカフェは、渡口の浜時代からあったテラスをメインの店舗にしているので、台風時は屋内スペースは限られ壊滅的(営業も建物もw)。

ちなみにテラスは屋外扱いなので、窓や壁を設けることはできません。固定された壁や窓を設けると、面積が増えて「増築」扱いになります。増築の確認申請をしない限り、窓や壁は設けられません(現在はシートのようなグレーゾーンの仕切りでしのいでいます)。もし、このカフェに台風時でも窓や壁を設けているようでしたら、完全に「違法建築」になりますので、要注意です(モラルが低いお店という意味)。

離島らしい食事を希望なら、このブルータートルは避けて、その先の下地島側・渡口の浜入口にある「伊島観光サービス」の沖縄そばがおすすめですよ〜(かなり美味くて安い!)。




ブルータートル渡口の浜の情報



電話番号 050-5596-0201
営業時間 11:30-22:00(ランチ11:30-17:00/ディナー17:00-21:30)
メニュー 野菜カレー1350円(税抜)/宮古牛ハンバーグカレー1850円(税抜)/宮古牛サーロインステーキ200g 5800円/リブロースステーキ200g 2700円(税抜)


posted by 離島ドットコム管理人 at 16:45 | 宮古エリア

2018年12月13日

【伊良部島2018】佐良浜に「おーばんまい食堂」誕生!いんしゃ(海人)の駅とともに!?

sarahamarestrant2018b.jpg

伊良部大橋が開通して、あまり立ち寄ることがなくなった、伊良部島の「佐良浜港」。といってもこの港は「漁港」がメインであって、旅客はちょっと別の場所(かなり奥)でしたね。その旅客のターミナルはお土産屋さんになっていますが、まだ営業しているのかな^^;

久しぶりに佐良浜まで行きましたが、漁港自体はいつも通りだったものの、その漁港のど真ん中になにやら新しい施設が!?

「おーばんまい食堂」

“海の駅”ならぬ“海人の駅”なる「いんしゃ(海人)の駅」という施設の一角に、食堂がオープンしたようです。

「おーばんまい」とは「大盤振る舞い」という意味らしく、漁港でとれた海の幸を大盤振る舞いしてくれる食堂なんでしょうね。ただし価格は、観光客価格でそんなにリーズナブルではありません。まぁ本土の漁港併設の食堂と同じレベルかとは思いますが、沖縄の食堂としてはやや高め。

<メニュー>
海鮮丼 900円
胡麻づけ丼 800円
グルクン押し寿司 1000円
漁協そば¥650円
漁協そばセット 1000円(ミニ丼付)

営業は「水曜定休」で、午前11時から午後3時までの昼のみ。店内はかなり広めで、完全に「観光バス」対応って感じです。っていうか、この「おーばんまい食堂」の目の前に同じ系統の食堂「いちわ」があるのですが、客の取り合いにならないと良いのですが・・・

ちなみに「いんしゃの駅」の1階がこの食堂で、2階が海人の体験ができる企画を行うスペースのようです。なので道の駅のような使い勝手は無く、あくまで食堂と体験施設という構成みたいです。休憩するための施設では無さそうです。

でも伊良部島って意外と食事処が少ないので、この漁港(漁協)が運営する食堂は良い試みだと思います。あとは「いちわ」との客の取り合いにならないことを願うばかりです・・・




おーばんまい食堂の情報


電話番号 0980-78-3119
営業時間 11:00-15:00
定休日 水曜


posted by 離島ドットコム管理人 at 18:21 | 宮古エリア

2018年12月11日

【多良間島2018】シュールな光景?ヤギが多い島の道の傍らにある施設

taramayagi2018a.jpg

今回の多良間島滞在は、久しぶりに1泊し、のんびり過ごすことができました。朝も船の時間までぶらぶら散歩。そんな散歩の傍らで気になったのが「ヤギ」の多さ。もちろん、他の離島でもヤギは多いですが、多良間島の場合は狭い範囲に多かった気がします。

特に多良間空港近くに勤務中の「多良間島まもる君」のそばにはかなりのヤギが!なんか交通安全より、ヤギの飼育をしている「まもる君」って雰囲気でした。まぁある意味「ほのぼの」して良い光景でしたけどね。



そして散歩は旧空港あたりへ。新空港は島の西側にありますが、旧空港は島の南東側にあるので、丸い島を約1/3周。でも距離にして5kmちょっとだったので、1時間もせずに到着。旧空港がどうなっているかを見に行ったのですが(その情報は別の記事で)、その際も旧空港ターミナル近くでヤギに遭遇。でもこちらのヤギは、あまり人が来ない場所にいたのか、私が来たのにビックリ。逃げようとしたものの、手綱がヤギの体に絡まり、逆に見ている方は面白かったです。



しかしその旧空港の近くに、とある施設を発見。最初は公営住宅?の前にあったので、その関連施設かと思いましたが、その看板を見てびっくり!

「多良間村ヤギ加工施設」

まさか、あのヤギも将来はここへ???

シュールです。マザー牧場で食べる焼肉を思い出してしまいました(笑)。ちなみに沖縄でヤギは、基本的に「食用」。私は食べませんでしたが、前日の食事でもヤギ汁が出てきましたからね。しかしヤギ(肉)加工工場の目の前で、ヤギを飼育するの〜?

でも沖縄に住む前は、島でヤギを見ると「可愛い」とか思いましたが、住んでからは「嗚呼、食べられちゃうんだ」って思うようになってしまいましたね。

もちろんミルクをとるヤギもいますが、基本は「食用」。

ドナドナ・・・w





posted by 離島ドットコム管理人 at 11:17 | 宮古エリア

2018年12月09日

【大神島2018】島のために入島料100円を払いましょう!

沖縄の離島の中でも、定期便もあって定住者もいるけど、最もレアな離島なのが、宮古島から行ける「大神島」。新城島とか多良間の水納島もレアですが、あちらは定期便がありませんからね。でも大神島は定期便が1日何往復もあるものの、沖縄で最もレアな離島といっても過言ではないんですよね。

なのに島に足を運んだ回数は、多良間島より多い私w

まぁ1日何便も船があるので、気軽に日帰りできるのもありますが、島自体も意外と楽しい。夏は生き生きした珊瑚礁を望める海がありますし、山もあって頂上まで階段で行けますからね。さらに島の北側には大好きな逆三角形の「ノッチ岩」もあって、正直なところ池間島や来間島より好きです。

でもその大神島も少しずつ変わってきていて、去年行った際には港を工事していました。それを確認しに大神島へ今年も行った次第です。

新しくできた大神港の休憩所!トイレは無いけど・・・








去年の時点で工事していた大神港。まさかターミナルは作らないよな〜って思っていましたが、完成したのは吾妻屋的な休憩所のみ。西表島の船浮港と同じ感じの施設でした。無駄な施設じゃなかったのでひと安心です。

しかし大神港のトイレは以前から故障していて、この休憩所整備と一緒に新しく設けられるかと思っていましたが、この休憩所にはトイレ無し。そして海から島へ向かって左にあるトイレも未だ壊れたまま。あるのは「トイレ→」の看板のみ。そのトイレとは港から少し離れた「多目的広場」。確かにあそこなら確実ですが、どうせ休憩所を整備するなら、壊れたトイレも併せて整備すれば良いのにね。

結果、大神港の新しい休憩所は、島で数少ない港を利用するダイビングショップのお客さんがほぼ占拠状態でした。まぁダイバーは常時居るわけでは無いですが、ちょっとなんだかな〜って雰囲気でした。

しかしそれ以上に目に止まったのが、船を下りてすぐに設置された「とある箱」。

入島料100円なり?環境美化のための募金箱?


oogami100yen2018a.jpg



その箱とは賽銭箱のようなものですが、よく見ると「入島料1人100円」の言葉が!?確かに大神島はほとんどお金が落ちない島なので、島の環境保全のためには必要ですよね。そもそもこの手の入島料は、船の運賃に含まれているものが多いですが、大神島の場合、島に住んでいるものの、宮古島に働きに行ったり通学したりしている人もいるので、船代に含めるよりこの方が良いのかもしれません。

もちろん私も払いましたが、ただこの手のお金って管理がずさんで、平気で島の人の飲み代やタバコ代に変わることも多々あります。本当に島のために使われたかを知る術がないので仕方ありませんが、あとは島の人のモラルを信じるしかありません。とにもかくにも、大神島へ行かれる際は、100円玉を持っていきましょう!

港以外はほぼ変化無し!相変わらずのどかな大神島




今回の滞在は大神島に1時間半ほどのものでしたが、それでもくまなく巡ることができました。さすがに崖下の「フナイパーの浜」へは行けませんでしたが(時間的には行けたのですが雑草で道が完全に消失していた)、島最高峰の遠見台も、島最北端のノッチ岩がある岬も、島内陸の集落もくまなく巡りました。

どこも大きな変化がなく、平和でしたね。なにせ大神島に渡る前には、宮古島、池間島、来間島、そして乱開発の嵐の伊良部島を見ていただけに、大神島の島の風景はホッとする次第です。港の休憩所もまだ真新しさもありますが、そのうちすぐに馴染みそうですしね。

あとは徴収した入島料を、明確に形になる使い方をして欲しいものです。けっっっっっっっっっっして、自治会の飲み代にはしないでくださいね。

「環境美化に使います」と明記しているので、きちんとその通りになる使い方をしてください。




posted by 離島ドットコム管理人 at 18:07 | 宮古エリア

2018年12月07日

【下地島2018】下地島空港旅客ターミナルの工事。来年3月までに終わるか微妙な状況

shimojiairport201811c.jpg

2019年3月30日に、LCCジェットスターが、24年ぶりの定期便として復活する「下地島空港」。11月にその状況を見てきました。ちなみに管制塔など空港そのものの施設はそのままで、新設されるのは旅客ターミナルや付属施設のみ。将来的には、プライベートジェットや国際線も就航させ、それにあわせた施設も整備されるそうですが、まずは新ターミナルの建設が急ピッチで行われていました。

なにせ就航まで4ヶ月。訓練やテストなども考えると、実際は3ヶ月ぐらいしかないと思いますが、この状況・・・

三菱地所主導の新旅客ターミナル計画!しかし施工が島の業者…


下地島空港旅客ターミナルの工事。来年3月までに終わるか微妙な状況

下地島空港旅客ターミナルの工事。来年3月までに終わるか微妙な状況

下地島空港の新旅客ターミナルの事業計画は、大手デベロッパーの「三菱地所」。なので計画自体は問題ないと思いますし、建物も環境を配慮した最新の木造「CLT構造(クロス・ラミネーティッド・ティンバー)」を使うようですし、建物自体は安心だと思います。

しかし問題は施工が島の業者。沖縄の建設業者と言えば「工事の遅延」。これが常態化していて、しかも1ヶ月遅れならまだマシ。平気で半年遅れとかをやってのける、工事計画の甘さが特徴。これは、実際に建築士として某離島の大規模公共建築の工事を見た経験があるから、まさに身をもってわかります(設計はやっていませんが、所属事務所が設計を手がけていて状況はよく知っています)。

下地島空港の工事も、あと3ヶ月で完成するか否か微妙なレベル。

まぁ下地島空港の施設群は、「平屋」なので、人海戦術で一気に造り上げることもできますけどね。なにせ2019年3月30日の就航は決定していますので、施設がなくては就航もできませんからね。まぁ表だけ完成させて、裏は工事中という、裏技開業もできないこともないですが・・・

下地島空港旅客ターミナルとは?


下地島空港には24年間も定期便がなく、空港周辺には一切のお店もありません。少し離れた場所に「オーシャンハウスinさしば」がありますが、空港ターミナルからはかなり距離がありますので、空港利用者が行ける感覚ではありません。

新旅客ターミナルには、物販店が3つに、飲食店が2つ入ることになっていますが、当面は1日1往復の就航なので、まともに営業できるか謎。さらに問題は、この下地島空港までのアクセス。先の話の通り、下地島にはお店がほぼ皆無ですし、もともとバスも来ません。タクシーも隣接する伊良部島にあっても台数は限られますし、就航後に空港に到着した人は、移動をどうするのか?

もちろん、バスもこの下地島空港まで伸びると思いますし(現在は伊良部島では来ています)、ターミナルにはレンタカーカウンターもできるらしいですが、なにせ1日1往復しかないので、利便性はかなり悪くなりそうです。

空港ターミナルに「シェアサイクル」でも置けば、すぐに17エンドとか、伊良部島の集落まで行けそうで便利なんですが、タクシーやバス業界の既得権が絡むので、まず無理でしょうね。せめて、下地島空港〜伊良部集落(役場がある集落)のシャトルバスぐらいは用意して欲しいですね。

17エンドからの着陸光景は1日1回のみですが復活しますし、24年ぶりの定期便再開で飛行機からあの17エンドの海も楽しめますし、期待も大きい下地島空港ですが、アクセス面や利便性など問題も山積。何より2019年3月30日までに、新旅客ターミナルが完成しているか否かが気になる次第です。

無事に初便を完成した新旅客ターミナルで迎えて欲しいものです。

下地島空港旅客ターミナルの概要


所在地 沖縄県宮古島市伊良部字佐和田1727番地
敷地面積 31,580m2
規模 地上1階建
構造 RC造+CLT造(木造系の新構造)
施設 チェックインカウンターx12、搭乗ゲートx3、到着ロビー国際線国内線各1ヶ所、飲食店x2、物販店x3(免税店含む)、バス乗り場、タクシー乗り場、レンタカー受付カウンター、ATM

就航 LCCのジェットスター・ジャパン「成田ー下地島」便
運航 成田7:25発→下地島10:25着 / 下地島11:10発→成田14:05着
(就航日の3/30のみ特別ダイヤで上記とは違う運航)

着陸シーンを見るなら、午前10時半前後に、南風なら17エンド、北風なら35エンドって感じですね^^ゞ







下地島空港を紹介した旅ガイド


LCC就航で話題の沖縄「下地島空港」24年ぶりの定期便で魅力満載の島へ
LCC就航で話題の沖縄「下地島空港」24年ぶりの定期便で魅力満載の島へ


posted by 離島ドットコム管理人 at 14:41 | 宮古エリア

2018年12月05日

下地島空港の旅行ガイド公開!ボツ写真はここで公開!?

stabiness-lccshimoji1a1.jpg

下地島空港の旅ガイドが無事に昨日、公開されましたが(入稿は先週末)、1つのガイドに掲載できる写真が最大でも「15枚」。しかも1段落だけをとると「3枚」なので、特に17エンドと35エンドの写真はボツになったものがいっぱい。

もったいないのでここで公開いたします。

下地島空港35エンド


意外にもあまり人気が無い35エンドの方が、写真が多くて選ぶのに困りました。逆に17エンドは枚数こそいっぱいあるものの、どれも似たようなものばかりですが、35エンドは様々なアングルから撮影できるので、写真の種類が多くて選ぶのに困りました。



中でもこの写真。別名「サンゴエンド」で泳いでいる際に、海から顔を出した瞬間に撮影したもの。17エンドではこんな光景は無理ですからね。この写真がボツになったのは、手前の35エンドのビーチと海が見切れちゃったから。もし見切れていなければ、旅ガイドの35エンド2枚目の写真にしていましたね〜。



そしてこの写真も最後まで掲載するか悩みました。まさに35エンドならではの、シュガーロード先を通過する航空機!17エンドでもこんな光景が望めますが、あっちの道路は味気ないですが、35エンド側の道路はまさに「シュガーロード」ですからね。この写真がボツになったのは曇っていて、色彩がイマイチだったから。ダイナミックさは絶対にこっちの写真なんですけどね〜。



旅ガイドでも同じような写真を掲載していますが、こちらの写真はエンドのフェンスがやや見切れ気味だったので、しっかりと写っているものを採用した次第です。航空機自体のアングルは、絶対にこっちの方が良かったんですけどね。でもこの写真は海があまり視認できないアングルだったので、ボツになった次第です。

下地島空港17エンド


17エンドは確かに絶景だけど、正直、どれも同じにしか見えませんよね。航空機の右側から撮影するのか、左側から撮影するのかの違いは出せますが、それでもそんなに違った印象はありません。

まずは定番の右側(航空機の左側)。旅ガイドで採用したのは、左右折衷の「正面」からの写真でしたが、その理由は左右どちらかから撮影すると、航空機の会社がモロにわかるから。正面からなら、ぱっと見はわかりませんからね。なにせ24年ぶりに就航する「LCCジェットスター」は銀色にオレンジ色ですが、この写真だとモロに「ANA」ってわかりますからね。ってことで定番のアングルですがボツになりました。



逆方向の左側(航空機の右側)だと、誘導灯の桟橋がいい感じで伸びた光景になりますよね。でもこちらも航空会社がはっきりとわかるのでボツになった次第です。でもタッチアンドゴーの時代は、1日に何回も離発着するので、この左右どちらでも撮影可能でしたね。でも定期便として就航するジェットスターは1日1往復のみなので、1日でこの左右両側を撮影することは、1人では不可能です。そういう意味では、タッチアンドゴーの時代はよかったな〜って思っちゃいますね。



そのタッチアンドゴーの時代でも、ANAは下地島空港で最後の最後までトレーニングをしていましたが、JALは早々と撤退。なのでこのJALの17エンドでの訓練光景はかなり「レア」です。しかもウイングレット付きの機材はかなり珍しい。

先の35エンドの道路を横切る航空機もJALでしかも大型機。ちなみにジェットスターは180人乗りの中型機。大型機のダイナミックさは、下地島空港に定期便が再開されても、当分望めないと思います。何より青い海には白い機体がマッチしますが、ジェットスターは銀色の機体。しかもどっちかというと灰色。景色的にはややイマイチの感が否めません。。。




2019年3月30日の下地島空港!こうなるか!?


旅ガイドでは「合成写真不可」なので、2019年3月30日以降の光景は想像するしかありません。でもこのブログなら自由。那覇空港で撮影したジェットスターの機材を、下地島空港の17エンドにはめ込んでみました。以前も速報で公開しましたが、改めて、どういう絶景になるか想像しましょう!



やっぱりJAL/ANAの白い機材の方が良いですね。青い海に灰色の機体(実際が銀色)はあまり映えません。まぁワンポイントのオレンジ色は映えますが、機材のほんの一部なので、どうしてもグレーの感が強いです。

そもそもこの光景は、南風になる夏限定。定期便が復活する3月30日はまだ北風の時期なので、もしかすると初便ではこの光景は望めないかもしれませんね。梅雨明け以降なら確実に南風なので、もしこのシーンを見に行くなら梅雨明け後に計画するのがおすすめです。もちろん3月でも4月でも南風になる日もありますが、完全にギャンブル。台風以外では確実に南風になる、6月後半の梅雨明け以降を狙いましょう!

北風の場合は35エンドでスタンバイです。見に行く際は、必ずアメダスで風向きを確認しましょう!



下地島空港を紹介した旅ガイド


LCC就航で話題の沖縄「下地島空港」
24年ぶりの定期便で魅力満載の島へ


stabiness-lccshimoji1a1.jpg




posted by 離島ドットコム管理人 at 11:41 | 宮古エリア

2018年12月03日

【多良間島2018】伊良部大橋をくぐる!多良間島行きの船限定(多分)

underpassirabubridge201811a.jpg

沖縄に数ある「大橋」って、そのほとんど(すべて)が、橋の下を大型船がくぐれるように、橋中央部が高く盛り上がっていますが、実際に大橋下を通る大型船は少ないんですよね。沖縄本島の本部半島から伊江島へと渡る「フェリーいえしま/ぐすく」が瀬底大橋をくぐるぐらいで、ほとんど陸の那覇・泊大橋を除くと、他の大橋をくぐる定期便はほとんどありません。

しかし宮古島から多良間島へと向かう「フェリーたらまゆう」は、あの伊良部大橋の下をくぐるんですよね。宮古島の他の池間大橋来間大橋も、小型船以外は橋の下を通りませんが、伊良部大橋だけはこの多良間島行きの船がくぐります。

以前、多良間島へ行ったときは、まだ伊良部大橋が工事中で、橋そのものをくぐることはできませんでしたが、工事中の橋を海から望めるというレアな体験もできましたけどね。

そして2018年。よーやく完成後の伊良部大橋を「フェリーたらまゆう」でくぐることができました!

“土足厳禁”の「フェリーたらまゆう」


伊良部大橋をくぐる!多良間島行きの船限定(多分)

伊良部大橋をくぐる!多良間島行きの船限定(多分)

最初は目が点になりましたが、今はもう慣れました。「フェリーたらまゆう」の“土足厳禁”。靴を脱がないと船内に入れない船は、沖縄のみならず奄美の船舶を含めても、わかる範囲ではこの多良間島行きの船のみ。あの新しくて綺麗な久米島行きの「フェリー琉球」も、土足厳禁ではありませんからね。

もう何度も乗船しているので慣れましたが、ただ一点慣れないのがトイレ。トイレが土足エリアにあるので、トイレに行くのが大変なんです。しかも土禁エリアの境界にトイレがあるので、わずか1mのためにいちいち靴を持っていって履かなければ、トイレは行けません。宮古島と多良間島は2時間ちょっとで往来するので、トイレへ行くか否かは微妙な時間。でも船って何故かトイレが近くなるので、毎回この面倒さを感じている次第です。せめてトイレ用のスリッパやサンダルが欲しいところですね。

でも船自体は快適で、シート席もあれば大広間もあるし、そしてソファ席もあるので、居場所はいろいろあっていいですね。自販機コーナーも充実していて、飲み物以外にお菓子も売っています。ただこのトイレの不便さは毎回どうにかならないものかな〜って思わされますね。

フェリーたらまゆうは、宮古島の「平良港」から多良間島の「前泊港」を、日曜以外毎日1往復運航。片道2時間15分程度で、多良間島「滞在2時間半」でよければ日帰りも可能です。でも往復4690円の運賃がかかるので、日帰りするにはコスパが悪いですけどね。でもその往復では、あの伊良部大橋を必ずくぐります。なんと、伊良部大橋を「下から」望める、レアな体験をできちゃいます。

数ある沖縄の大橋でも、定期便が大橋をくぐるのは、この「フェリーたらまゆう」と、伊江島の「フェリーいえしま/ぐすく」ぐらい。他の航路は大橋を避けるルートがほとんどです。阿嘉島の阿嘉大橋も、石垣島のサザンゲートブリッジも、大型船が通れるように中央が猛烈に盛り上がっているのに、定期便は通りませんからね。ちなみに瀬底大橋は、他の大橋と違って「吊り橋(アーチ橋)」なので、柱脚が少ないから橋の下は通過しやすい構造です。

なのでアーチ橋以外の大橋で、下をくぐることができるのは、伊良部大橋をくぐる「フェリーたらまゆう」ぐらいなんです(泊大橋は陸にかかった橋みたいなものなので別物)。

「フェリーたらまゆう」宮古島発は出港10分後が見所!


伊良部大橋をくぐる!多良間島行きの船限定(多分)

「フェリーたらまゆう」は、通常ダイヤだと午前9時に宮古島を出港。でも伊良部大橋をくぐるその瞬間は、出港わずか10分でやってきます。なので、多良間島行きの船で伊良部大橋を楽しむ際は、出港後は船内に入らず甲板でスタンバっておくのがおすすめです。

ただ出港直後で朝の時間なので、日差しが斜めからさし込み、海の色はあまり綺麗に望めませんが、タイミング次第では逆光の面白い橋の光景も望めます。いつもは上を通る橋を、下から望むのはとても面白いですね。さらに橋をくぐるともなれば、かなりワクワクすると思いますよ。

伊良部大橋をくぐる!多良間島行きの船限定(多分)


「フェリーたらまゆう」宮古島行きは寝過ごしに注意?


伊良部大橋をくぐる!多良間島行きの船限定(多分)

宮古島発は就航後すぐに絶景が望めるので、見落とすことはまずないと思いますが、問題は帰りの宮古島行き。宮古島到着間際での光景なので、ほとんどの人が船内で熟睡中。しかも伊良部大橋海域に入ると揺れも弱くなるので、さらにぐっすり。

宮古島行きの「フェリーたらまゆう」で絶景を望むなら、伊良部島が近くに見えたらスタンバイ開始です。

ちなみに宮古島行きは、多良間島を午後2時に出港し、伊良部大橋をくぐるのは午後4時頃。日差しもいい感じで海の色が真っ青で綺麗です。伊良部大橋が架かる海域は、基本的に浅瀬が多いので、かなり綺麗な海の色を楽しめます。

綺麗な海も、ダイナミックな大橋の絶景も楽しめるので、この多良間島発・宮古島行きの「フェリーたらまゆう」では、午後4時には必ず甲板に出ていましょう!

伊良部大橋をくぐる!多良間島行きの船限定(多分)


「フェリーたらまゆう」と「多良間島」のまとめ



伊良部大橋をくぐる「フェリーたらまゆう」は、宮古島と多良間島を2時間ちょっとで結ぶ定期便。日曜日は運休ですが、月〜土は毎日1往復運行しています。通常ダイヤだと往路は「午前9時」に宮古島を出港し「午前11時過ぎ」に多良間島到着。復路は「午後2時」に多良間島を就航し「午後4時過ぎ」に宮古島到着です。公称では「片道2時間5分」とうたっていますが、まずその時間で着きません。海が穏やかなときでも「2時間15分」かかりましたので、少しでも波があればさらに時間がかかります。

運賃は往復で「4690円」。個室など、料金が加算される席はありません。旅客のみなら予約は不要です。ただ車やバイクを載せる場合は、スペースに限りがありますので、事前予約をしましょう。ちなみに折り畳まない自転車は有料ですが、折り畳み自転車は無料で運べます。粟国島のように問答無用で荷物代ををとられることはありません。

座席は1階が座敷席、2階がシート席とソファ席と屋外デッキ席です。トイレは1階も2階もありますが、先の話のように土足エリアにあるので、船内からトイレに行くのに靴を持っていく必要があります。ちなみに自販機は土禁エリアにあるので、靴を持っていく必要はありません。

橋をくぐる光景を見るのが目的なら日帰りも有りだと思いますし、日帰りでも多良間島に「2時間半」滞在できますので、レンタカーやレンタバークがあればどうにか観光も可能です(一周約16km程度)。坂がほとんど無い平らな島なので、レンタサイクルでの観光もできますが、さすがに日帰りだと時間的に厳しいかも?

島には「Aコープ」という農協系スーパーもあるので、買い物には事欠きません。ただ食事処が少なく、夜のみ営業のところが多いので、日帰りの場合は宮古島からランチを持っていくか、先のAコープで購入するのがおすすめです。

話題の伊良部大橋を「橋の上」からではなく「橋の下」から見てみませんか?「フェリーたらまゆう」なら可能ですよ。






「リ゜」って読める?沖縄・多良間島は丸いワンダーアイランド



posted by 離島ドットコム管理人 at 17:20 | 宮古エリア