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2022年07月21日

【石垣島2022】カフェがPCR検査センター?今の石垣島はまさに沖縄の縮図!

cafecorona20152022.jpg

グルメレポートでも以前レポートした、石垣島でも比較的賑わっていたカフェ「フルーツジュエリーファクトリー」。石垣島の中心街で「あやぱにモール(ユーグレナモール)」のすぐ近くにありましたが、閉店してしまったのは致し方ありませんが、その後に入った施設に衝撃!まさに「今の石垣島の現状」を物語っているかのようなものに変わっていました。

「PCR検査センター」


↓↓↓



ちなみにアフターの写真は2022年3月の時のもので、まだその頃の石垣島コロナは「1日20人/東京人口比4千人」レベル。しかし2022年7月現在の石垣島コロナは「1日330人/東京人口比6万5千人(7/12)」とまさかの16倍に激増。PCR検査もこのカフェの場所だけでは確実に足りないレベルになっている次第です。

さらに石垣島の先の離島群でもある竹富町コロナは「1日40人/東京人口比10万人弱(7/12)」。石垣島の先の離島では検査できないので多くの人が石垣島での検査になっているかと思うと今の石垣島は・・・

「新型コロナ地獄」

まさにこの一言だと思います。

知人がこの7月から石垣島に転勤になったのですが、怖くて今の石垣島のことを聞くに聞けません…(石垣島に家まで借りての転勤でまさかの日本最悪コロナの様相)。カフェどころか旧石垣市庁舎をPCR検査センターにすべき状況、いや検査どころか療養センターにすべき状況なのかと思います。今の石垣島は宿泊客より島民の命のために宿泊施設を石垣市が抑えて欲しいものです。

し・か・し、無能全開の沖縄県庁は石垣島がこの状況でも1ミリも動きませんし、石垣市も市長がコロナまん延時期に宮古島でキャバクラで遊びほうける危機感皆無全開っぷり。島の人が可哀相でなりません。そもそもその首長のトップであるはずの沖縄県知事が自ら新型コロナ被感染するほどの危機感皆無な今の沖縄。

「沖縄コロナは地獄へまっしぐら」

その縮図でもあり、沖縄県全体の近い将来でもある今の石垣島。

現実を見ろよ!無脳沖縄県知事と危機感皆無の沖縄の首長ども!!!

まぁ沖縄県民も石垣島の島民も、「きちんと」危機感もって行動しているか否か甚だ疑問ですが・・・(この3月の時も石垣島で島民の呆れた光景を何度も目にしているし・・・)





posted by 離島ドットコム管理人 at 08:50 | 八重山エリア

2022年07月20日

【加計呂麻島2021】豊かすぎる水中!沖縄ではもはや望めない光景を満喫!!場所は内緒

奄美エリアの海の中で、これまで「沖縄以上」と言える素潜りスポットは、正直なところ1つもありませんでした。海の透明度は高いものの、どこを潜っても岩場ばかりで珊瑚礁はほとんどありませんでした。確かにダイビングならその岩場の地形を楽しめるかもしれませんが、素潜り派では到達できないポイントばかりで、奄美での素潜りは半ば諦めていました。


加計呂麻島でも北端の「実久」や南端の「徳浜」はそこそこ楽しめますが、ドロップオフもないので(あってもビーチから遠いし流れも厳しい)、加計呂麻島での素潜りはイマイチ満喫できませんでした。そして今回も写真のような「砂利浜」で、海の透明度は高いものの、な〜んか珊瑚礁が豊かって印象ではない印象。

しかーーーし、潜ってすぐに予想と180度違った光景にビックリ!!!



なんだ!この珊瑚の森は!!!

まだ観光客が少ない頃の石垣島の米原アウトリーフを見ているかのような光景にビックリ。ちなみに現在の米原アウトリーフは珊瑚の死骸だらけの「死の海」になっていますが・・・


さらにビーチエントリーしてすぐにもの凄い深いドロップオフがあり、素潜り派には最高の地形。しかも流れがほとんどなく、ドロップオフにありがちなうねりも波もなく、快適に素潜りすることができた次第です。



とにかく珊瑚礁が豊かな海で「枝珊瑚」も色とりどりでしたし、何より今の沖縄ではほぼ皆無といっても過言ではない「テーブル珊瑚」も大きい物がいっぱい。何よりこのポイントの珊瑚礁は白化しているものが全く無く、とにかく全てのサンゴが生き生きしていた印象でした。なので・・・

ぜっっっっったいに場所は明かしません!!!


またドロップオフには魚もいっぱい居て、クマノミも濃いオレンジ色の「ハマクマノミ」から、薄いオレンジに白の2本線の「クマノミ」に、そして今の沖縄ではあまり見なくなった「ハナビラクマノミ」までいろいろ。ちなみに人気の「カクレクマノミ」はドロップオフポイントにはまず居ませんので確認できませんでしたが、それにしても魚も豊かなポイントで久しぶりに素潜りに無中になってしまうほどでした。


そーいえば沖縄の海では以前はどこへ行っても望めた「ツノダシ」も最近はめっきり見なくなりましたね(写真下のイソギンチャクがハナビラクマノミコロニー)。

kakeromadive202107h.jpg
とにかく深さがあるので、素潜りするには最高のポイントでした。深い場所からサンゴ越しに水面と太陽光を望む光景を久しぶりに思う存分楽しめた次第です。

何度も言いますが・・・

ぜっっっっっっっっっっったいに何処かは明言しません。

加計呂麻島の海を片っ端から泳いで探してみて下さいw



posted by 離島ドットコム管理人 at 13:18 | 奄美エリア

2022年07月16日

【奄美大島2021】徳浜の断崖に展望所ができた!でも絶壁より海が必見


奄美大島西岸の観光名所でもある「徳浜の断崖絶壁」。まさに「垂直」と言わんばかりの断崖絶壁は、奄美大島でしか望めない貴重なものだと思います。ちなみにこの徳浜の絶壁は、鎌倉時代に起きた大地震によってできたものと言われており、そこを貫くトンネルができたのが1968年。現在は断崖絶壁をくぐってその先へ行けるようになっています。

なので以前はこの断崖絶壁を見るために、道路脇の路側帯に車を停める必要がありましたが、広い路側帯ですがたまに通る車に恐怖を感じることもしばしば。それもあってか、その徳浜の断崖絶壁を一望できる場所に、新らしく展望所ができていました!存在を知らずにここを通ったのでビックリ!

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トイレこそないものの、駐車場は複数台停められるスペースを確保。断崖絶壁自体からは少し離れた場所ですが、大きな絶壁をフレームに収めるにはちょうどいい距離かもしれません。


ちなみに徳浜の断崖の詳細情報を記した案内板が駐車場に設置されていますので、それを見てから展望所へ登りましょう。


2021年時点では、まだできたばっかりの時期だったみたいで、超〜綺麗な状態でした。しかし海沿いのしかも西岸なので台風時に波と暴風雨がモロ。すぐに劣化しそうです。行くならお早めに!


頂上までの階段は踊り場が5ヶ所ありましたので、1段で高さ1.5mが目安なので展望所の高さは7.5mぐらいかと思います。3階部分から見る感じかな(高さ1.5mごとに1ヶ所踊り場を設ける規制あるので)。


そして徳浜の断崖を見るとこんな感じ。まさに断崖絶壁を一望できます。ただし遠くから見るとあのスケール感を味わえないのが残念。スケール感を味わうならやっぱり今まで通り断崖絶壁近くの道路から見た方が良さげです。


でもこの展望所は、断崖絶壁だけではなく徳浜の綺麗な海も望めます。むしろ海を見るための展望台なのでは?ってぐらいの綺麗な海の色が楽しめます。


また海側には特徴的な岩場が望め、奄美大島西岸にはこのような岩場は神聖なものとされているので、ここもそうかもしれませんね。さらに徳浜の場合はその岩場に独特の特徴があってかなりの見物かと思います。


岩場の中央をよく見ると、トンネルのような穴が開いています!


なんと海中トンネルのような穴がある岩場だったのです。カヌーなどでここを通ったら最高でしょうね。でもこの海域は奄美大島の中でも常に波が高い場所なので、カヌーなどの人力でここを通るのは無理でしょうが・・・。それでも青の洞窟のような海の色を展望所からは楽しめますので、行かれた際は是非とも海側の景色をチェックしてみましょう。階段の途中から見るとちょうど穴が貫通している様子がうかがえますよ。


いろいろな景色を楽しめる徳浜展望所ですが、でも断崖絶壁のみを見るならやっぱり絶壁近くの道路からの方がいいですね。それでも展望所は展望所でメリットがありますけどね。おすすめは展望所の駐車場に車を停め、展望所からの景色を楽しみつつ、歩いて断崖絶壁近くまで行って絶壁のスケール感を味わう方法かな。これなら通行する車もそんなに気になりませんからね。

とにもかくにもとかく何もない印象の奄美大島西岸に新しい名所ができたのかと思います。

「崖の下 海の上 徳浜展望所」





posted by 離島ドットコム管理人 at 11:25 | 奄美エリア

2022年07月13日

【石垣島2022】元老害芸人のお店は居抜き新店舗も閉店!そして廃墟化…

個人的にはどーでもいい話ですが、ネタ的に綴っておきます。石垣島でやりたい放題だった元老害芸人のお店。最新情報を含めてまとめてみました。

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某老害芸人時代のお店。有名芸人のお店のため繁盛していたものの、あまりにメニューがお粗末で芸人のファン以外はリピーターゼロという噂。

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その後、老害芸人が引退に追い込まれ、お店も立ちゆかなくなり、ついに売却。背後の白い建物とお店で「3000万円」という価格でした。



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その後、2016年頃にこの物件を買い取ったのか、賃貸なのかわかりませんが、別の名前のカフェとして再オープン。完全に「元老害芸人のお店」という甘い汁を吸おうとした営業方針で、料金は老害芸人時代よりもボッタクリ。すぐに閉店するだろうなって思っていましたが、興味無いのでしばらくノーチェック。そして2022年に通りかかった際に見てみると・・・

ishigakitorumuruins2022a.jpg


お店は完全に廃墟ですw

売出し中にもなっていません。その理由は、背後の白い建物は使われているようで、お店のみ廃墟化しているようでした。そもそもこの物件は同じ敷地に2棟あるもののようで、個別ではないからお店のみ売ることはできないみたいです。まぁお店のみ賃貸に出すこともできるのかもしれませんが、もはや老害芸人の名前さえ忘れられている状態なので(S田S助だっけ?)、この荒廃ぶりでは借りる人も居ないのかと思います。

ってことでお店は悲惨な結果になっていた次第です。復活はもうないと思いますw







posted by 離島ドットコム管理人 at 15:03 | 八重山エリア

2022年07月12日

【阿嘉島2022】パーラーみやま閉店?阿嘉港ターミナル内に新食堂?実は…

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阿嘉島の食事処といえば、以前は「パーラーみやま」一択でしたが、現在はいろいろなお店ができたものの、やっぱりあの前浜を見ながら食事できるパーラーみやまは最高でした。しかし現在の前浜のお店は様子がちょっとおかしい。近づいてみると・・・


入口付近の様子。どう見ても影響している雰囲気は無い。まさかの閉店?さらに近づいてみてガラス越しに店内を覗くと・・・


完全に物置になっている。これは確実に閉店してしまっている様子。初めての阿嘉島でも毎日のようにお世話になっていたお店だっただけにショックが大きかったです。

そんなうちひしがれた状態で、帰りの船を待っている間にターミナルに入ってみたら、ターミナル内の開店してもすぐに撤退してしまうお店スペースに新たなお店。「またか・・・」と思ったものの、なんか見覚えのある人。特にお店の看板とかもなかったので、チケット売り場で「ターミナル内のお店の名前ってなんて言うのですか?」って聞いてみると衝撃的なことが判明!



「パーラーみやまだよ。」

なんと!前浜の建物からターミナル内に「パーラーみやま」が移転していたのでした。帰りの船到着直前だったので飲食はできませんでしたが、お店の人と少し話できました。話によると「おそばとか料理したものはできないけど、簡単なものなら食べられるよ〜」っとのこと。

確かに手書きメニューにも「お弁当」や「カップ麺」程度で、メインは飲み物とかき氷のような雰囲気でした。テーブルもお店前に1セットあるだけでしたが、どのみちターミナル内にはテーブルもベンチもいっぱいあるので無問題。



個人的には前浜を見ながら沖縄そばやタコライスを食べるのが好きでしたが、何よりお店が閉店していなかったことが嬉しかったです。阿嘉島に行かれる方が居たら、帰りの船待ちの時間でもいいのでお店に寄り、食事がてらに「前浜から移ったんですね」って話しかけましょう!

ちなみに「新パーラーみやま」び場所は阿嘉港ターミナル内のチケット売り場側の出入口脇。トイレと待合所を往来する扉近くにあります。

<ターミナル奥より見る>


<トイレ出入口より見る>










posted by 離島ドットコム管理人 at 15:03 | 本島離島エリア

2022年07月03日

【竹富島2022】星砂の浜にトイレ出来ていたね


星砂はほとんどない竹富島の「星砂の浜」w
(あっても業者が人工的にビーチに撒いたものって噂…)

っていうか星砂を探したければ、鳩間島へ行けば確実です!
(島の北側のビーチならどこにでもある)


なので竹富島の天然のビーチに星砂は数粒しか見つからないようになっていて「星砂がたくさん欲しい人は売店で買いましょう」ビジネスのようですw


ちなみに「星砂の浜」は通称で、正式には「カイジ浜」。星砂がない現在は、まさにカイジ浜の方が的確かと思います。でも竹富島のビーチとしてはコンドイビーチに次ぐ観光名所なので、竹富港や集落からバスで往来も可能です。バスは30分に1本あるので意外とバス移動も気軽にできます。

ただ観光名所なのに星砂の浜にはトイレがなく、しかも集落からも離れているので、用を催した際はホントに困るかと思います。そんな方に朗報!

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2022年春の時点で、自転車置き場近くに立派な公衆トイレができていました!

個人的には特に「用」がなかったので中はチェックしてきませんでしたが、外観はかなり綺麗なトイレでしたね。男女別で車いす用(多目的トイレ)もあり、結構多くの人が利用していました。確かにコンドイビーチや港にはトイレはあるものの、集落内には公衆トイレ的なものはなかった気がしますしね。

竹富島で用を催した際は、コンドイビーチ/カイジ浜へ行くべしw(アイヤル浜・ナーラサ浜にはトイレありません…)






posted by 離島ドットコム管理人 at 14:28 | 八重山エリア

2022年07月02日

【波照間島2022】ニシ浜にコインロッカー?ボッタクリで明らかな違法営業


ニシ浜の駐車場は何年か前に整備されましたが、あくまで車用で自転車用の駐輪スペースはありませんでした。なのでニシ浜への坂を下った先に乱雑に置かれていて景観的にイマイチでしたが、2022年の春に行った際はそこに自転車が1台もありませんでした。

人はビーチにいっぱいいるのに自転車無し。その理由は・・・


トイレ・シャワー施設の裏手に広々とした駐輪場が整備されていました。今まで絵的にイマイチだった乱雑な自転車が、全てこの場所に移動していたので、景観的にも良い感じになっていました。

しかしそれに便乗した気になるものを発見。

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明らかにマリン系の業者が勝手に置いたコインロッカー(ボートを乗せる台車に置かれているから)。

これは100%違法営業でしょう。竹富町が置いた物なら「竹富町」と書かれていますし、何よりすぐに逃げることができるような台車に置きっぱなしにしたりしません。明らかに島に関係があるマリン系も手がけている業者/民宿がやっている違法営業ものですね。こんなことをするのはホムペからも削除したあの業者/民宿ぐらいしかないとは思いますが、とにもかくにも違法営業ものは「利用しないこと」の一言に尽きます。

そもそも小物しか入らないロッカーで、長くても1〜2時間しか使わないものに「300円」もとるか?

ボッタクリも甚だしいです。

貴重品管理では確かにロッカーが欲しい人もいるかもしれませんが、沖縄の離島のビーチでロッカーがあるところは記憶の限り1つもありません。波照間島のニシ浜だけ盗難率が高いというわけでもなく、単に島にはびこる悪徳業者が違法に金稼ぎしたいから置いたものです。

なので・・・

波照間島・ニシ浜に設置しているロッカーは絶対に使わないようにしましょう!

そのうち貴重品を預けたロッカーが丸ごとなくなっているかもしれませんよ(そもそもマスターキーで業者は開け放題のロッカーです)。






posted by 離島ドットコム管理人 at 13:12 | 八重山エリア

2022年06月13日

【与論島2021】茶花交差点がスッキリ!あの3つの建物が消えた!?


ヨロンマラソンのスタート&ゴールでもあった与論町役場前の茶花交差点。それがこのコロナ禍の数年で激変していました。そもそもこの交差点はずっと何かしら工事をしていましたが、ここ数年は特に活発。以前の姿を知っている人は、全く別物に見えることでしょう。なにせ交差点にあった3つの建物が全て消えて無くなっているのですから・・・


これが現在の与論町役場前交差点。そして白い部分が以前あった建物。見事に全て消えて無くなっています。


まずは港側にあった三角屋根が特徴の建物。1階が居酒屋で2階がカフェでしたが、居酒屋は閉店しカフェはすぐ近くに移転し建物は空き家状態でしたが、ついに取り壊されて空き地となっていました。その建物があった時代のタイル床だけが残っている状態です。(写真は1枚目が最新・2枚目が建物があった時)


そのカフェの向かい側の角地には、以前は消防団の詰め所があって、ヨロンマラソンゴール後はここでマッサージをしていただいたり、完走写真を掲示したりしてありました。でもその建物はかなり前に撤去済みで、現在は広場的な感じになっています。(写真は1枚目が最新・2枚目が建物があった時)


交差点の4つの角の内、1つは茶花海岸であと2つは先の建物が撤去されたもので、最後の角が最近激変。その角には与論町役場がありましたが、建物がついに撤去されました。もちろん庁舎自体は別の場所に移転済みで、旧庁舎を取り壊しただけ。でも島の一等地の場所だけに、今後どうなるか気になるところ。2021年の時点では空き地になっていましたが、できればそのまま広場的にしてくれると嬉しいんですけどね。(写真は1枚目が最新・2枚目が建物があった時)



っということで、与論島の中心的な茶花交差点が激変。といっても交差点にあった建物が全てなくなり、ある意味スッキリした交差点になっている次第です。今後は与論町役場があった場所がどうなるかですね。できれば邪魔な建物は止めていただき、広場か建物になっても視界を遮らない低層のものを切に願います。

とにもかくにもこの先のヨロンマラソンスタート時は、しばらくスッキリとした光景になることでしょう。といってもそのヨロンマラソンも3年連続中止でこの先もどうなるか不透明ですが・・・

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posted by 離島ドットコム管理人 at 13:43 | 本島離島エリア

2022年06月09日

【奄美大島2021】ついに到達「青久集落」集落/見どころ編

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奄美大島でも幻の集落「青久集落」。といっても家が一軒あるだけで住民も1人とかって話。林道分岐点から徒歩でどうにか集落までアクセスできましたが、その住民に会うことは奇跡レベル。青久海岸からまずは集落を覗いてみました。


▲下山道側入口

▲海岸側入口

ちなみに青久集落は荒波対策なのか集落全体が石垣で囲まれており、「集落」というよりも「要塞」のような雰囲気。その石垣には入口が2ヶ所あり、1ヶ所は下山道側の角にあり、もう1ヶ所は海側の城壁中央部分にあります。まずは下山道側の入口へせせらぎを越えてアクセス。


集落内に入ってすぐに真新しい石碑があってビックリ。しかも書き出しに「ここに訪れる旅人は…」と、どこから見ているのか?ってぐらいの的確な表現でしたからね。ちなみに石碑の日付は平成24年なので2012年に設置されたものらしいです(画像リンクで拡大画像表示)。その石碑は旅人をその場所に立ち止まらせる意味もあったみたいです。無ければ集落奥までズカズカ入ってしまうところをここで足止めしてくれますからね。そのおかげか、その場所から集落を見ると・・・


なんと人が居る!ちょうど軽トラで外出するところで、人影もバッチリ見えました。ただ距離があったのと、あちらもこちらが居るとは思ってもいませんので、気づかないまま車で走り去ってしまいました。でもその車を見てあの悪路の謎も少し解けた気がしました。小さくて小回りが利く軽トラならあの急カーブも越えられたんですね(同じ軽自動車でも一般的なものは軽トラほど小回りがきかない)。


まさかの唯一の住民に遭遇も、特に迷惑をかけることなかったので、部外者の身としてはホッとしました。それでも唯一の建物には近づかないようにし、石垣近くから望遠で撮影するだけにとどめておきました(画像リンクで拡大画像表示)。


集落内には真ん中に海と山側の民家を結ぶあぜ道があり、おそらくその山側の先に「立入禁止」と書いてあった下山道の分岐点へと繋がるのかと思います。


そして海側の出入口から青久海岸へと出てみます。


青久海岸の第一印象は「嘉徳海岸にそっくり」。その理由は砂が黒っぽいこと。ただ嘉徳海岸は湾状の海なのに対し、青久海岸は外洋に面していることもあり、海が青々している印象でした。


そしてその砂をよく見るとウミガメの跡が残っていました。外洋に面していることもあって、青久海岸は産卵するのに良い場所なのかもしれませんね。


そして青久海岸唯一のスポット「むちゃ加那の碑」へ。集落から海に向かって右手の森の中にありました。しかし・・・


集落とむちゃ加那の碑がある場所との間には川幅5mはあろうせせらぎがあり、今度ばかりは川の中にどっぷり浸からないと行けない状態でした。しかも今回はトレッキングシューズで水の中には簡単に入れず。しかし、波打ち際にいた際に砂浜にはそのせせらぎの河口はありませんでした。まさか・・・


なんと波打ち際手前でせせらぎが消滅して、海に近い場所では陸続きになっていました。ちなみに青久海岸の砂浜は細かい砂ではなく荒い小石の「砂利浜」。つまりせせらぎの水は、砂利に浸透して海に流れているのでした。なので集落からむちゃ加那の碑へ行く際は、一度波打ち際側に回り込めば濡れずに行くことができます。


無事にむちゃ加那の碑に到着。高波時を考慮してか少し高台に石碑はありました。


シンプルな石碑にはむちゃ加那の神話が刻まれていました(画像リンクで拡大画像表示)。そして驚いたのはその左に置いてあるお供え物。どう見ても新しい。おそらく唯一の住人が毎日お供えをしてくれているようです。素晴らしいです!


むちゃ加那の高台からせせらぎ越しに青久海岸を一望。


むちゃ加那の高台からせせらぎ越しに青久集落側を一望。左端に白く見えるのが唯一の民家です。


むちゃ加那の碑から青久海岸へ出るも集落側ではなく集落から離れる側へ少し行ってみた。なんとその先には・・・


海に直接落ちる「水落の滝」あり。地図にもガイドにもこの滝のことは一切書かれていなかったので驚きでした。しかし滝は岩場の先にあってすぐ近くまで行くことは不可能。それでも幻の集落に滝まであるとは驚きの連続だったのでした(画像リンクで拡大画像表示)。ちなみに嘉徳と青久の間に「篠穂の滝」がありますが、それはこの滝のさらに先にあるものです。


さらに海岸から水平線を見ると特徴的な岩場あり。とても神聖な雰囲気でした。離島の沖にある岩場には神話がつきものなので、青久海岸のこの岩場にも神が宿っているいわれがあるんでしょうね(画像リンクで拡大画像表示)。


ちなみに集落の海側入口には別の石碑あり。「浜崎要範氏 村長記念」とありますが、現在の青久は「奄美市住用町」。どうやら昔の村時代のものの石碑のようでした。この集落を守っていただいている感謝の意を込めてのもののような感じでした(画像リンクで拡大画像表示)。


とにもかくにもアクセスも集落も驚きの連続だった「青久集落」。久しぶりに離島で冒険気分を本気で楽しめた感じです。でもあまりにアクセスがハードだったので、再訪したいかと言うと・・・。そもそも林道の分岐点まで行くのが大変なので、なかなか再チャレンジというわけにはいきませんね。

でも今回は計画的に行動したこともあり、無事に幻の集落までたどり着けてホントに良かったです。何より住民に迷惑をかけることなく無事に冒険完了できて何より。でも林道分岐点に停めてあった車を見て住民も「?」って思ったかもしれませんねw


幻の集落「青久集落」にチャレンジする際は、必ず時間に余裕を持って「歩き」で臨みましょう。万が一車で無理して行って途中で脱輪でもしようものなら命の危険もさることながら、住民の往来もできなくなってしまいます。片道わずか3kmなので、登山感覚でのんびり歩いて幻の集落を目指しましょう。その際は事前にトイレを済まし、補給物資を十分持ってチャレンジしましょう。

最後に幻の青久集落にある「青久の滝」動画。青久海岸の波と併せてお楽しみあれ。













posted by 離島ドットコム管理人 at 13:06 | 奄美エリア

【奄美大島2021】ついに到達「青久集落」アクセス編

奄美大島でも「幻の集落」といっても過言では無い「青久集落」。あの嘉徳集落を遙かにしのぐ難アクセス。以前チャレンジも、途中の悪路と車では曲がりきれない急カーブで断念。それもあって今回は林道嘉徳青久線の入口まで車で行き「歩き」でチャレンジしました。「片道約3km・標高差250m」とまさに山道。トレランシューズを履いていざ青久集落へ!


まずはスタート地点。といってもここまで来るのも一苦労。市集落から林道嘉徳青久線に入って猛烈な山道「約4.5km」。密林の中に突然現れる青久集落入口。でも案内は「むちゃ加那の碑」とありますが青久集落にある唯一のスポット。しかし案内はあるものの簡単にたどり着ける代物ではありませんでした(画像リンクで拡大画像表示)。ちなみに嘉徳集落からだと「約9km」です。


またその案内板の先には注意書き。「トイレありません・電話ありません」。なにせ青久集落には1軒の家しかなくその家以外の施設は一切なし。電話も某キャリアだと集落では全く繋がりません。チャレンジの際は市集落や嘉徳集落などでトイレを済ませておきましょう。


基本的に青久分岐点からは集落までひたすら下り。序盤は嘉徳青久線と変わらない密林の雰囲気も道路は「まだ」舗装されています。


舗装路は序盤の200mとかですぐに未舗装路になります。しかも道幅は狭いわ、ガードレールはないわ、横がすぐ崖だわ、崩れやすいわ。車だと脱輪必至なので、特にレンタカーで行くのは絶対に止めましょう!(以前のチャレンジは自前の車)


そしてここが軽自動車でも曲がりきれなかった急カーブ。もはやスイッチバックでしか通行できないのでは?というレベル(以前はここから延々バックして戻る地獄を味わう)


さらにその先にも超急カーブあり。この2ヶ所が青久までの難所。しかも今回のカーブは猛烈な坂になっていてまともな車では下りることはできても上ること(帰ること)ができないレベルでした。


相対的に二輪車ならなんとかなりそうな気もしますが、悪路がこのレベル。オフロードバイクでも運転が大変な状態。さらに帰りは超上り坂になるので原付バイクだと悪路もあってアクセルをふかしても前に進まないことでしょう。二輪車で行くのも絶対に止めましょう。


難儀なのは悪路だけではなく、谷側にガードレールがなければ山側に擁壁もないので、豪雨の後は確実に落石がありそうな状態。リアルに落石注意の道です。


道幅も軽自動車が1台がやっとのレベル。でも車の轍がありますが、これは集落唯一の人の車が通った後です(集落紹介で判明します)。


そして密林と急坂を抜けると突然空が開けます。さらに電線と電柱が現れるので、あとはこれをたどれば集落まで行くことができます。


空が開けた場所から先は坂もゆるやかでスムーズに移動できます。


そして終盤の分岐点。左が青久海岸で右が青久集落も、右は個人の敷地に入ってしまうので立入禁止。青久集落へ行く場合も左側の道を進みましょう(画像リンクで拡大画像表示)。

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分岐点で左に入るとよーやく青久集落と青久海岸が見えます。ゴールまであと少しです。


青久海岸の砂浜も見えればゴール近し。この場所でまっすぐ行けば砂浜、右へ行けば集落です。


右へ行けば集落に入れますが、その際に小さな沢を越えます。岩を伝っていけば沢に入らず集落内へ行くことができます。


そしてゴールの青久海岸。嘉徳海岸に近い黒っぽい砂浜も海の青さはまさに「青色」。ちなみに集落と海岸が接しているので、青久海岸到着=青久集落でゴールとなります。


そしてこれが往復のGPSデータ。あまりの密林でGPSがまともに確保できていませんが、序盤の下り標高差だけは正確っぽいのでご参考まで。ちなみに行きは下りなので歩きでもスイスイですが、帰りは急な上り坂が延々続くのに加えて行きの疲れも重なり、かなりハードな道のりになります。もちろん自販機もなければ水道もないので、チャレンジの際は「飲み物」は多めに持参して行きましょう。

とにもかくにも青久集落チャレンジの際は必ず「歩き」!車もバイクも絶対に止めましょう(地獄を見ます)。ちなみに歩きだと片道1時間が目安。海岸などの散策時間も含めると「往復3時間」が目安です。まぁ林道の青久分岐まで行くだけでも時間がかかりますので、名瀬や古仁屋からだと「丸1日かかる」ぐらいを覚悟しましょう。









posted by 離島ドットコム管理人 at 13:00 | 奄美エリア